• もっと見る


 益田市では、豊かな自然や風土、そして、長年、培われてきた伝統や歴史、文化などを活かして特色ある景観が形成されています。さらに、それらを美化・保全し、次世代に伝承するための活動も行われています。
 このブログでは、「益田市の魅力ある景観」「景観の形成や保全」「次世代への伝承のための活動」「景観に関する各種イベント」などの情報をお伝えし、身近すぎて、見落としがちなまちの魅力について、様々な視点で再発見したいと考えています。

« 2012年09月 | Main | 2012年11月 »

プロフィール

景観担当さんの画像
<< 2012年10月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新記事
最新コメント
テストコメント
狛猪 (07/13) 観ちゃん
漁火 (08/17) のんきゃ
漁火 (08/16) 観ちゃん
益田道路・県道久城インター線 (05/19) のんきゃ
益田道路・県道久城インター線 (05/18)
カテゴリアーカイブ
検索
検索語句
https://blog.canpan.info/mkeikan/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/mkeikan/index2_0.xml
QRコード
月別アーカイブ

ジオターゲティング
リンク集
関心の高いキーワード
ご意見、ご質問は、こちらにお寄せください。  toshi@city.masuda.lg.jp
土井の原のあれこれ…[2012年10月30日(Tue)]
小道
 以前、噂の澄川地区でも紹介しましたが、こちらの集落では、家と家の間を写真のような小道が網羅しています。

小道
 道なりに進んで行くと、気がつけば別の家まで辿り着いているという…
 
 全部の家々がこの小道によって結ばれているようで、地域の結びつきの深さを感じました。

白塗りの蔵
 つづいて、こちらの蔵の話を。
 景観ワークショップに参加された地元の女性から伺ったのですが、この蔵にはちょっとした歴史があるそうなのです。

 年代物だから、だんだん漆喰がはがれたり…と年季の入った風合いの蔵になっていたのを、道路から見たときに「みっともないから」という理由で、わざわざ塗り替えられたのだとか。

 国道から集落を見たときにも、ひときわ目を引くこの白いきれいな蔵には、それだけの理由があったのだと、納得。

 加えて、「地域の外観を整えよう」という意識が地元の方には当然のようにあって、だからこの集落は美しいのだと感じました。



ハイゴ 
 
 匹見川では、ハイゴ(カワムツ)がいくつも群れで泳いでいましたが、その姿は、殿居橋や国道からでも良く見えました。

 このように、今でも水が澄んでとてもキレイですが、昔はもっと綺麗だったそうです。





 
ミゾソバの花
川の周りには、ミゾソバの花も咲いていましたよかわいい

にゃんこ先生

 ところで。
 澄川八幡宮の辺りには猫が1匹住み着いているようで、我々が訪れると、いつも「何?」という表情で迎えてくれます。

 この日もしっかりカメラ目線でした目



 以上、土井の原のあれこれを紹介してみましたわーい(嬉しい顔)

Posted by 景観担当 at 15:26 | 中山間地の景観 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

街路樹の風景 [2012年10月26日(Fri)]
 
 先日、ブログでご紹介いたしました、街路樹(アメリカフウ:モミジバフウ)が
赤く紅葉しはじめています。

PA260799.JPG

 
 赤や黄色に染まった葉が、太陽に照らされてとても綺麗でしたよ。
 少し木々に目を向けてみて下さいぴかぴか(新しい)秋の訪れを感じますよぴかぴか(新しい)

PA260804.JPG
                   
                                      A☆

Posted by 景観担当 at 13:45 | 市街地の景観 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

門前町を散策[2012年10月25日(Thu)]
 こちらは、高津にあります柿本神社から通りを眺めた様子です。鳥居前.jpg
この地区では、古くから、柿本神社を中心とした街並みが形成されており、「門前町(もんぜんまち)」として知られています。

「門前町」とは、主に寺社を中心として発達したものを指し、寺社関係者や信徒・参拝者をはじめ商工業者などが周辺に集まって形成される集落のことだそうです。

 また、神社の鳥居の前に形成される集落のことを「鳥居前町(とりいまえまち)」とも呼ぶそうですが、こちらの地区は、まさに「鳥居前町」ですね!

 高津はその昔、津和野藩の外港として賑わっていたとされ、また、地元の古い地名にも「上市」「中市」「下市」など、市場に由来する呼称が残っていることから、歴史的市街地を形成する要素も揃っていますわーい(嬉しい顔)


門前町の住宅




 さて。

 こちらの地区は、同じような軒の高さの住宅が点在しています。






 昔の街並みの名残でしょうか…

門前町の住宅


 消費者嗜好が多様化している現在では、住宅の素材や様式の異なる建物の混在を止めることはなかなか難しいのですが、

 中には、このように・・・

門前町の住宅



門前町の住宅 既存の住宅(上段)が形成する街並みのイメージを壊さないように配慮された「新築の住宅」(下段)を見かけることもできます。

 街並みを構成する建物は個人の財産が大部分を占めるため、このような周辺の街並みへの配慮は二の次になりがちです。
 
 でも、ちょっとした心配りで、周囲に馴染むことができるということ、また、昔の街並みの面影を残していけるかもしれないということを実感したまち歩きでした足足

Posted by 景観担当 at 15:01 | 市街地の景観 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

第5回萩・石見空港マラソン[2012年10月25日(Thu)]
 運用されている空港の滑走路をコースの一部にしているという、全国でも珍しいマラソン大会が、今年も開かれました。

hagiiwami03.jpg


hagiiwami02.jpg


今年は、第5回め。
同じ日に、東京湾のアクアラインをコースにしたマラソン大会もありましたが、こちらも、全国から、大勢の方が参加されています。

hagiiwami04.jpg



ランナーのカラフルなウェアが、秋の益田を華やかに彩り、もうすっかり定着した秋の大イベントです。この彩りが、約20キロの沿道を列になって移動し、まさに、人々のつながりが創りだす新しい益田の景観ですね。

 
来年も皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

MP

Posted by 景観担当 at 13:15 | 市街地の景観 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

帰って参りました![2012年10月22日(Mon)]

 益田東高等学校美術部さんから寄贈していただきました絵画が、タウンホール匹見、ふれあいホール美都へと旅をして!帰って参りましたぴかぴか(新しい)

PA220025.JPG


 市役所本館から分館への通路にて、10月19日から展示しています。

PA220024.JPG



 しばらくこちらで展示しておりますので、市役所にお越しの際は、是非!お立ち寄り下さいませるんるん

PA220026.JPG

                                    A☆

Posted by 景観担当 at 11:27 | 担当者から | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

気になる・・・[2012年10月19日(Fri)]
またまた、匹見町澄川の話題ですよぴかぴか(新しい)

階段に積んである盆栽が、なんとも言えず可愛らしいなと、見ていましたら・・・
IMG_1453.JPG


なんだか・・・この河川の下・・・板チョコの様な物が底に見えます。

これは護床工(ごしょうこう)と言います。
水の勢いによって、河の底が掘られるのを防ぐ為に設置しています。
河川の環境や保全、周辺環境との調和に配慮していたりするのですよ。

盆栽と、石積ともいい感じぴかぴか(新しい)です。

IMG_1452.JPG
   A☆

Posted by 景観担当 at 11:11 | 川とともに | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

景観ワークショップリーダー育成講座【第2回後編】[2012年10月17日(Wed)]
 さてさて。

 予告しておりました、
 景観ワークショップリーダー育成講座【第2回】の後編です。

 匹見町澄川 土井ノ原地区での景観ワークショップは、盛況のうちに終えることができましたが、講座参加者には、あと少しカリキュラムが残っていますメモ
反省会中

 会場はそのままに、講座の反省会へとスライドです。









 反省会のお題は、
「午前中の模擬まちあるき・ディスカッションを踏まえ、午後の景観ワークショップについての反省」  です。
 
 参加者からは、様々な感想や意見がありましたが、

・テーブルリーダーは、慣れていないと務まらない。
・グループ内に地元の人がいない場合、提案自体が地元のためになっているかどうか分からない。
・地元の人と外の人間の「感じ方」の違いや差が良く分かった。
・「いい景観」の写真ばかり撮ってしまったので、「改善したい景観」の写真が1枚もなく、問題提起の時に困った。

       などが、主だった内容でした。

 また、この日は学生さんが『ファシリテーション・グラフィック』を実演され、その手法についても学ぶことができました。
graphic facilitator
 『ファシリテーション・グラフィック(正しくは、graphic facilitator)』とは、模造紙などに会場内での発言を記録しながら「今、何についてどのように話しているのか」を、ただ言葉を書き留めるだけでなく、図式化していくことで、参加者全員が同時に同じ内容を認識するための手法なのだそうです。
 
 この手法では、発言を記録するのと図式化することを、常に頭の中で考え構築していく必要があるため、要領はテーブルリーダーと同じですが、きれいにまとめるのは、相当大変な作業だと感じました。
 
 でも、実演された学生さんは、上手にまとめておられましたよわーい(嬉しい顔)
 流石ですexclamation

 最後に、脇田教授からまとめの話があり講座は終了です。

 実地研修初回での反省点から導かれた次回への課題は、

・グループ構成は、ワークショップのカギとなる重要なポイント。地元の人と地元以外の人がバランスよく配置できるように工夫すること。
・ワークショップで提案の意見が出にくかったのは、景観=「いいところ」の写真を撮らなければ…と思ってしまったことが大きい。まちあるきの際には、「問題点」についても常に意識することが大切。

  というような内容でした。

     とても勉強になりました!!
 

Posted by 景観担当 at 13:38 | 景観WS | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

第1回 景観ワークショップに参加して 2[2012年10月16日(Tue)]
近畿大学 都市計画研究室 森本光です。

 先日13日に匹見町澄川で景観ワークショップが開催されるということで、改めて澄川にお邪魔しました。

 今回のワークショップで初めてのテーブルリーダー(TL)をさせていただきました。
森本picture2.jpg

 研究室で少し練習をしただけだったので、うまくできるのかとても不安でしたが、参加者の方々が和気あいあいと話してくださったり、リーダー受講生の方に助けてもらいながら、何とかやり切ることができました。

 ワークショップの際、地元住民の方とまち歩きをしていると、「匹見川は昔、もっと綺麗だったし、魚も小さくなってしまった。」ということをお聞きし、匹見川はすごく綺麗だと思っていたのに、ただただ驚くばかりでした。
 地元の方とまち歩きをすると、ただ見ただけでは分からないことまで教えていただけるので、とても勉強になりました。

 TLとしてまだまだ未熟者ですが、これから経験を積んでグループのリーダーとして皆さんの“まちづくり”に少しでもチカラになれるように頑張っていきたいと思います。
 これからもよろしくお願いします。

(原文)

Posted by 景観担当 at 16:45 | 近畿大学 寄稿 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

第1回 景観ワークショップに参加して 1[2012年10月16日(Tue)]
近畿大学都市計画研究室の山村です

 今回初めてテーブルリーダーをさせていただきました。
 はじまる前はかなり緊張しましたが、参加者の方と話しているうちに少しずつ緊張がほぐれてきました。

 まち歩きは町全体を見渡したり、路地を通ったり、午前中のリーダー育成講座の皆さんと事前に歩いた時とは違い、地元の方ならではの細かい場所まで案内してもらいました。
 
 テーブルディスカッションではまとめるのに手間取ってしまいきれいな形に出来なかったので、次はもっと余裕を持ってテーブルリーダーが出来るようになります。
山村picture2.jpg
 参加者の方と一緒にまち歩きやテーブルディスカッションをして感じたのは、まちの良いところを隅々まで知っている、ということです。まちのいいところを知っているからこそ、まちのことをもっと他の方に知ってもらいたいという気持ちが伝わってきました。

 次回の七尾町のワークショップでもよろしくお願いします。

(原文)

Posted by 景観担当 at 16:37 | 近畿大学 寄稿 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

〜第1回景観ワークショップ〜・・・匹見町澄川 2[2012年10月16日(Tue)]
 匹見町澄川 土井ノ原地区で開催された「第1回景観ワークショップ」について、その全貌を紹介しますわーい(嬉しい顔)

 総勢33名、地元の方と地元以外から参加された方の割合が半々という理想的なスタイルで、ワークショップはスタートしました!
スタート!


 まずは、脇田教授から趣旨説明があり、グループ内で自己紹介。
 軽く和んだところで、まちあるきに出発です。

まちあるき中



 いいお天気晴れだったことも手伝って、みなさんいい表情です。


 和気あいあいと散策しておられましたよるんるん






 前年のワークショップと同様に、地元の方が「あんたらぁ、知っとるかね〜?」と昔の話をしてくれたり、ヒミツの場所に案内してくれたりと、ステキな展開に揺れるハート

 まちあるき後は、会場に戻ってグループで話し合い。
意見まとめ中

今回は、「いいところ」「良くしたいところ」は出ても、改善方法を提案する段階で、高齢化や過疎化という現実問題と向き合うことになり、悪戦苦闘。







 模造紙に意見をまとめるのがなかなか難しかった様子でした。。。

全体の様子


発表

 それでもテーブルリーダーの力量で、何とか意見がまとまり、意見発表まで無事に終えることができました。



 
 最後に脇田教授からまとめのお話があり、ワークショップは終了。

 今回も、地元の方の貴重な意見を聞くことができ、また、地元以外の方の豊かな発想から生まれる提案に驚いたりしましたが、とりわけ、会場全体が「この地域の魅力は、どうしたら活かすことができるのか」という“地元のためになる”ことを真剣に考えていることが伝わってくるワークショップでした。

 なお、当日の様子については、ひとまろビジョンで放送TVされています。
 番組表をチェックしてみてくださいねグッド(上向き矢印)

 次回は、11月10日(土曜日)「歴史的な街並みを守る」と題し、七尾町にある「妙義寺」を会場として開催します。
 
 興味を持たれた方は、ぜひご参加ください!
 お待ちしておりま〜すわーい(嬉しい顔)

Posted by 景観担当 at 10:07 | 景観WS | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

| 次へ