以前、噂の澄川地区でも紹介しましたが、こちらの集落では、家と家の間を写真のような小道が網羅しています。
道なりに進んで行くと、気がつけば別の家まで辿り着いているという…
全部の家々がこの小道によって結ばれているようで、地域の結びつきの深さを感じました。
つづいて、こちらの蔵の話を。
景観ワークショップに参加された地元の女性から伺ったのですが、この蔵にはちょっとした歴史があるそうなのです。
年代物だから、だんだん漆喰がはがれたり…と年季の入った風合いの蔵になっていたのを、道路から見たときに「みっともないから」という理由で、わざわざ塗り替えられたのだとか。
国道から集落を見たときにも、ひときわ目を引くこの白いきれいな蔵には、それだけの理由があったのだと、納得。
加えて、「地域の外観を整えよう」という意識が地元の方には当然のようにあって、だからこの集落は美しいのだと感じました。
匹見川では、ハイゴ(カワムツ)がいくつも群れで泳いでいましたが、その姿は、殿居橋や国道からでも良く見えました。
このように、今でも水が澄んでとてもキレイですが、昔はもっと綺麗だったそうです。
ところで。
澄川八幡宮の辺りには猫が1匹住み着いているようで、我々が訪れると、いつも「何?」という表情で迎えてくれます。
この日もしっかりカメラ目線でした
以上、土井の原のあれこれを紹介してみました
Posted by 景観担当 at 15:26 | 中山間地の景観 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)