穏やかに文字と向き合う [2012年03月14日(Wed)]
書写教室に通い始めました。 小学生のころ通っていたけれどやめてしまってから もう17年。でも、また習いたくなって。 本当は書道をやりたかったんだけど、実用性を考えて硬筆(万年筆とか)をひとまずやって それから書道に入ることにしました。 最近財団から出すお香典とか、まつり基金の目録とかで毛筆で書く機会が増えたので もうちょっとうまくならなきゃ申し訳ないと思って。 今日、先生が言っていた言葉が印象的だった。 万年筆の持ち方は、本当に力が要らない。軽く軽く持つ。 「力を入れないことで、穏やかで優しい気持ちになるでしょ。 そういう風に生きようよ。」 書写教室なのに、人生論・・・!? 文字を書くときにそんな気持ちになるでしょうなんて、考えたこともなかった。 書写も奥が深いなぁ・・・。 終わってみて、すごくすがすがしい気持ちになっていることに気付いた。 こんな穏やかな気持ちで自分の文字、つまりは自分のこれまでと 向き合うことができるなんて、なんか不思議な感覚。 大事にしたい、こういう新しい感覚を。 |