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公園で「夕涼み和楽器コンサート」 [2010年08月15日(Sun)]






30度超の猛暑も和らいだ夏の夕刻、蝉の声に混じ
って団地の公園から三味線や尺八の音色が流れた。
南光台東一丁目の緑地はこじんまりした公園。
草を刈った会場に準備された椅子は早々に満員。
次々に運び込まれる椅子も、直ぐに埋まる盛況ぶり。
近くの「仙台つどいの家」が企画した「夕涼みコン」。
最初の登場は今売り出しの津軽三味線の柴田三兄妹。
様々な全国大会で、優勝回数が何と29回。
元気良く息のあった演奏を披露。会場から手拍子も
湧き盛り上がった。お兄ちゃんはとても明るくて
礼儀正しい好青年。兄妹をまとめていた。
会場はステージも無し、マイクも無し。草原に立つ
ところが即ちステージ。私の尺八は二番目。
長い夏の陽も泉ヶ岳に落ち、夜の帳も降りかかる。
2つの小さい照明が楽譜を照らしてくれた。
私のプログラムは尺八独奏曲「甲乙」に始まり、
「浜辺の歌」「海」から「最上川舟唄」と来て洋物へ。
父の好きな「トロイメライ」。天空の「ジュピター」。
そして祈りを込めて「アメージング・グレイス」。
事前に係の人が「木の葉が反射板になりますよ」と
云ってくれたが、やはりマイクが無いと疲れた。
どの位、聴こえているのか見当がつかない。
とにかく目一杯、20分間吹き続け、拍手で幕。
三番目は加屋本正一さんの沖縄の三線。この方は
日本最南端の島「波照間島」生まれの60才前。
32才で仙台に流れ着き、居酒屋「島唄」を経営。
穏やかな口調で、白髪を後ろに束ね、日焼けした顔
をほころばせるて笑う姿は浦島太郎を彷彿とさせる。
のんびりした沖縄民謡は三線にのって流れ、島の海
が目に浮かんだ。
8月8日。市内では七夕祭りの最終日で賑わう時、
郊外の小さいながら贅沢なミニコンであった。
「つどいの家」の下郡山和子さんは近くの南光台小
での私の尺八演奏を聴いて、声を掛けてくれた。
施設の運営する喫茶店「メイプル」でも演奏している。
聞くと、私と同じ頃、福島大を卒業。筝もやっていた。
教員となり、結婚。お子さんが障害を持っていること
がきっかけで、障害者対策の遅れを痛感。この道に。
明るさと実行力で難題の解決に当たってきた。
地域住民との交流が大事との考えから、オープン。
彼女の絶え間ない工夫と根気にはただ頭が下がった。
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