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三浦韻山師開軒50周年 記念尺八演奏会 [2010年05月30日(Sun)]





 

 この道一途に、84才の背輝く 

三浦韻山師開軒50周年記念演奏会

今年84才を迎えた前都山流宮城県支部長、東北南
支部連合会長、仙台三曲協会会長の三浦韻山師は、
4月18日(日)、遅咲きの桜が満開の仙台市は福祉
プラザふれあいホールにて、開軒50周年記念の
尺八演奏会を催しました。
 会には50年間教えた大勢の門下生が出演。中には
広島市から駆けつけ出演したり、茨城から聴きに来た
人もいました。仙台市内で教えている老人福祉センタ
ー尺八教室のOBも多数出演し、会を盛り上げました。
 都山流宗家や同理事長、宮城県芸術協会理事長
からの祝辞が載った立派なプログラムには、長年の
師の功績が盛り沢山載っておりました。
また師の思い出の写真が沢山掲載されており、師の
歩みと共に、支部の流人も共通の思い出が多くつい
見入ってしまうアルバムになっていました。
 演奏曲目は「本曲八千代」に始まり、「夕顔」「本曲
若葉」「夕焼け小焼け変奏曲」「本曲磯の松風」「北海
民謡調」と続き、2部は「本曲湖上の月」「磯千鳥」「夕
月」「春の夜」そして「青柳」「平和の山河」でした。
 ご本人は5曲の指揮を取り、本曲を3曲吹奏。地唄
は2曲。「青柳」は体調が快復した奥さんが三絃に加
わり、目出度く会を盛り上げました。
 実に全12曲中の10曲に出ずっぱりの奮闘振り。
聴衆から温かい拍手が送られていました。
 前年からの諸々の準備や当日の雑用まで目を配り、
会前後の演奏会にも出演し、仙台三曲協会の会長職
をこなしながら、この会の成功はまことに舌を巻く快挙。
 数年前に健康を害し、背が丸くなられた師の後姿。
しかし指揮棒を振るう姿は頼もしささえ感じさせました。
いまだ、少しでも良い尺八を追求して止まず、芸に対す
る熱意は若い人の良いお手本になっています。
 自ら様々な資料を作り、役員の芸暦を調べ、師の読
み上げる弔辞は実に丁寧で立派なもの。聞く人に故人
を思い起こさせ、涙を誘います。
 永年教師を勤められた経験から、その語り口はとても
分かりやすく、説得力があります。
 広い視野に立った判断は大変貴重で、宮城県の都山
流や仙台三曲界の将来には欠かせない存在です。
今後も健康に留意され、一層のご活躍を心より祈念申し
上げます。
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