CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«ガンと戦い 第3ラウンド終わる | Main
灼熱の名古屋、冷水あふれる郡上八幡 [2015年08月06日(Thu)]


8月1日から2日間、名古屋で都山流尺八講習会が開催された。
毎年この時期に開催される恒例の行事であるが、何かが起こる。
去年は高知で、台風の直撃で氾濫警報が鳴る川の側で行われた。
今年は何と35度以上が連日続く、異常な猛暑の中である。
近くの多治見では39.9度を観測した。まさに風呂のお湯だ。
極力、会場のホテルから出ないようにしたが昼食時間はピーク。
海が近いせいかむっとする湿気が加わり、どっと汗が噴き出る。
講習会場はとても広いが、3百人超の熱気で息苦しくなる。
しかし、ユーモアあふれる各講師のお陰で効率よく終わった。

1日目終了後、宗家を囲み懇親会が開催され全国の仲間と懇談。
2日目終了後はご当地のグッチ教授が訪ねて来た。国文学専攻。
地唄の歌詞研究の第一人者である。宮城県から参加の岩崎氏と
3人で夕食をとりながら懇談。明日は彼の車で郡上八幡に行く
ことに決まった。翌日、彼の家近くの駅で合流。高速を飛ばす
こと約1時間。岐阜の山にぶつかったところを下りると長良川。
その支流の吉田川沿いの町が目的地の郡上八幡である。

泉が付近一帯から噴き出て、それが小さな川となって町の中を
巡って流れている。グッチ氏が気の利いたものを用意していた。
それは草履である。早速、草履に履き替えたら浅瀬を渡る。
冷たい水に思わず悲鳴を上げる。夏祭りが近いので混雑が予想
されたが意外に人影はまばら。川には鮎釣りが何人かいる程度。
町は中国人の団体と家族ずれと出会う位だ。私と先生は半ズボ
ンで正解。岩崎氏はズボンをめくって小川をさかのぼる。

水があまりに冷たく1分とは入っていれない。グッチは乙姫川
をさかのぼり、人気のない隠れスポットに導く。そこは大きな
小屋の下で水を堰き止めている所で、日陰で腰を掛けながら、
足を水に浸しておける。人は全く来ない。ゆっくりと過ごした。

昼飯はお目当ての鰻だ。吉田屋ホテルの美濃錦でうな重を注文。
パリッとした歯ごたえある焼きで、ご飯の中にまた鰻がある。
町を流れる小川では子供たちが水遊びに興じている。その近く
の大きな旧家に入る。そこでは氷水を食べさせてくれる。
これがまた美味。氷を5ミリ位の粒にしてそれに抹茶やキャラ
メルをまぶし、白玉やあんが入っている。水が良いので氷が美
味しい。こんな美味しい氷水は初めてだ。不思議に頭痛もない。

4時間も遊んだ頃、にわかに曇りだしたと思ったら大粒の雨が
降り出した。おまけに雷が稲妻と共にドカンドカンと鳴り響く。
いち早く気配で、グッチ先生は車をとりに駆けだして行った。
その間、土産屋で買い物をして待つ。程なく車で郡上とお別れ。
20分も走ると晴れている。まさに山の天気の変わりやすさだ。
下界の名古屋は猛暑の最中。10度も温度が上がった感じだ。
まさに砂漠の中のオアシスのような桃源郷で遊んできた心地。
グッチ先生に心からの感謝をして別れ、名古屋を後にした。 




トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント