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第3回子供の邦楽コンサート 成長に驚く [2015年04月10日(Fri)]



子供の邦楽コンサートは今年で3回目。4月5日の日曜日は
桜が開花したのに、あいにくの雨。昨夜から降り続いている。
この日に向けて練習してきた子供たちは雨などものともせずに
約束の9時には集合してきた。早速、舞台裏で荷解きをして
予定より10分も早くリハーサルが始まった。場所は1昨年の
宮城野区文化センターのパトナホール。とにかく音響が良くて
マイクはまったく要らない。仙台三曲協会が次代を担う子供ら
を育てようと力を入れてきたこの会もようやく軌道に乗り始め
今回は9社中の43名という過去最多の参加者となった。
期せずして小学生と中・高校生とが半分の9曲ずつで計18曲。

予定通り13時に開演ベルが鳴る。最初の曲は6年生が主体の
三絃曲、「群」。みんな色とりどりの着物姿で舞台が華やいだ。
途中糸の切れた子がいたが、動じず替え三味線で立派に弾いた。
これが翌日の河北の朝刊にカラー写真で記事と共に掲載された。

最初と最後の曲以外はくじ引きで曲順が決まる。
今回は独奏曲が多いのが特色。小学生の部7曲が独奏。3曲目
の「冬の日」が岩渕実桜ちゃん(小2)と斉藤好未ちゃん(小
4)の2人が熱演したあとは独奏曲が続いた。

これまで三絃に挑戦していた笠原君(小6)は筝で「雪・紅梅」
を演奏。最年少の小1の渡部葵ちゃんは首を少し傾げながら、
「うれしいひな祭り」を完奏。驚いたのは常連の奥山矩誉君
(小5)が「時鳥の曲」を暗譜でしかも堂々と歌ったこと。
着物姿が一層引き締まって見えた。続いて妹の溪花ちゃん(小
2)は「六段の調」をこれまた暗譜。しかもその弾きっぷりは
実にしっかりしていて、風格さえ感じられた。

小澤美都ちゃん(小6)もますます上手になり、「祭の太鼓」を
手早く確実に弾きこなしていた。1部の最後は田中舞ちゃん
(小6)が「まりつき・かくれんぼ」を元気よく演奏した。

休憩後に岩崎郷山三曲協会会長の挨拶があった。これは初めて
のことで協会としての熱の入れ方が伝わってくる。

2部は中学・高校生の部。最初は「花は咲く」を高橋瑞希さん
(中1)が心入れて情感豊かに演奏した。2曲目は伊藤和希さん
(高1)と赤間梨花さん(中2)が「水面」を息の合った演奏。
次の宮城道雄編曲「中空五段砧」を佐藤麻理菜さん(高2)が
堂々と演奏。彼女は宮城県高校筝曲コンクールで優勝しただけあ
って貫録十分の演奏だった。4曲目「歓喜の曲」は高2の田辺衣
純・林芙美香両名による無難な演奏。5曲目の「あこがれ」は
中1が4名、中2が2名による演奏。制服姿が凛々しく演奏もま
とまっていた。次の独奏曲「風のセレナーデ」は吉田奈々さん
(高2)の流れるような華麗な演奏に魅せられた。音色の美しさ
も際立っていた。7曲目は「花筏」。中学2が6名、高1が1名
の編成で、水の流れの強さと流れに乗る花弁の情景が目に浮かぶ
素晴らしい演奏であった。8曲目は「螺鈿」。高校生3人が着物で
登場。大人の雰囲気が漂う。17絃が初めて登場。この押手がと
ても効果的に筝に共鳴していた。最後は「さらし風手事」は佐沼
の中・高校生6名による演奏。実にテンポ良くきびきびと演奏し
今回の演奏会を締めくくった。

アナウンスは協会の宮城会大師範の呑山佳子さん。声楽もやるだ
けあって歯切れよく抑揚をつけた話し方はプロ顔負け。
雨の影響で客足が心配だったが、心配無用。200名を超す人が
客席を埋め、子供に盛んに拍手を送っていただいた。
また今回はプロのデザインを2人の高校生が仕上げとても好評。
めくりは芸協の執行理事の中塚仁先生に依頼。また初めて舞台に
花を飾った。やはり花は場を盛り上げる。終演後、子供たちが
記念に1本ずつ持ち帰った。

また今回、宮城県文化振興財団から助成金を受けられた。感謝。
来年は3月27日福祉プラザで開催が決定。また子供たちの成長
が今から楽しみである。




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