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「健康フエア」の会場で尺八を吹く [2015年04月10日(Fri)]



4月4日、5日の2日間「健康フエア」が国際センターで開催。
河北の朝刊見開き2回をはじめ当日の朝刊にも紹介された。

こんな大々的なイベントとはつゆ知らず昨年のいつだったか
河北の営業マンから尺八の出演依頼があって気軽に了承した。
そのことは今年になるともうお得意の忘却の彼方に消えていた。

先月末に営業の彼から電話があり、あっと思い出して手帳を見
ると日時はメモされておりホッとした。それから正式の招請状
が届いた。見ると、招請者はなんと東北大学の総長の名前が筆
頭に載っている。そして同日の朝刊の見開きの紹介記事に私の
名前が芸名で出ているではないか。

楽器演奏は私だけであとは健康に関するお話がほとんどである。
タイトルを何にしますかと聞かれた時はまだ会の趣旨が呑み込
めていなかったので尺八の音色の特性と震災が頭に浮かんだの
で適当に「鎮魂と祈りの音色」と言って決まってしまった。
しかしこのタイトルだけが紙面いっぱいの健康フエアの記事の
中で浮いているように感じて仕方なかった。

講師用の駐車場に車を止め、2階の会場に上がっていく。
河北の営業マンが大勢動き回っている。主催が東北大学、河北、
東北放送の3者である。私の指定された会場は大きくドアが開
いた部屋で仕切りがいくつかあり、健康のグッズなど置かれて
お客さんが見て回るその一角にステージがあり、その前にイス
が40個ほど置かれている。すでにお客さんが座っている。
簡単なマイク調整をして本番を迎えた。

最初に尺八はいかに健康に良いかの話をした後、演奏に入った。
まず都山流尺八の代表的な本曲「岩清水」のさわりを吹いた。
場内は展示を説明したり、見る人の声が騒騒しい。集中力が途
切れ、一部間違えたりした。未熟さを痛感する。

その後、「千の風になって」「アメージンググレース」「「花は咲
く」と吹くに従って静かになった。やはり尺八は静寂を好む。

ようやく調子に乗り、桜が咲いたのでと言って春の曲を吹いた。
「早春譜」「滝廉太郎の花」「おぼろ月夜」そして最後に森山直
太朗の「さくら」を吹いた。尺八の舞台の前はびっしりイスが
埋まっていた。大きな拍手をいただいて舞台を降りた。

気持ちがこちらに向いている人と無関心な人が混在している所
での演奏の難しさを体験させられた演奏であった。
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