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春の先駆け 京での梅花巡り [2015年03月04日(Wed)]



2月21日に京都で都山流尺八楽会の支部長・評議員会があった。
午後の会議前に折角の京都を見物しようと3名でタクシーを呼ぶ。
前にも何回か案内した運転手さんが気さくに要望を聞いてくれる。
今回は春の先駆けの梅花を見る。また生田検校の墓の発見である。
まず向かったのは北野天満宮。ちょうどこの日から梅花祭が開幕。
時間が早いのか人もまばら。境内の梅もまばらに咲いている程度。
自分の誕生日も近いのでおみくじを引いてみる。何と「大吉」や。
小さな紙切れ一枚で気分は軽く晴れやかになる。何とも不思議だ。
次に東へ進路をとり、鳥辺山の麓にある実報寺を訪ねる。事前に
電話を入れて場所を聞くと清水寺の近くらしい。運ちゃんの勘で
何とか辿り着く。観光の寺ではない。普通の日蓮宗のお寺なので
お墓のあり場所も聞かないと分からない。意外にも白く新しい大
きな墓石であった。理由は昨年、没後300年で新設したらしい。
昨年訪ねた八橋検校が没後330年とのこと。墓地からは京都の
西南が一望できる。北の化野、蓮台野と並び昔からの3大墓所。
筝との合奏ができることに感謝し参拝。その後、南へと向かう。
運ちゃんの地元という「城南宮」に到着。観光客はまばらである。
京都では着物姿で街を歩く男女が多く目についた。ようやく日本
人も和服の良さが分かってきたのかと嬉しくなった。が残念なが
らほとんどの人が中国、台湾、韓国の人が貸衣装を着ているのが
実態なそうだ。確かに近くに寄ると言葉が分からない。しかし
この城南宮には都心から離れているせいか来ることは無いという。
南だけあって早くも梅は赤白の花を咲かせ、高貴な香りが漂よう。
庭もゆったりと散策できた。地元出身の運ちゃんに感謝である。
会場の聖護院近くのラーメン屋前で下車し運ちゃんと別れ、昼食。
京都の春の先駆けを見たぞと自慢したくなる3時間の観光でした。

お酒の好きな人におすすめコース。前日、京都に住む小学生時代
の友人W君と飲んだお酒は下戸の私でさえ美味いと思わず叫んだ。
場所は伏見。人気の少ない東福寺や明暗寺の石碑「吹禅」を見て
伏見稲荷大社まで徒歩で汗をかき、京阪電車の伏見桃山駅で下車。
酒蔵の立ち並ぶ伏見の街をぶらつくと、寺田屋や酒の記念館など
に出くわす。お目当ての十石船は残念ながら川の水不足でお休み。
そして辿り着いたのが「神聖」の酒蔵を改造した居酒屋風な店。
ここの搾りたての原酒が度数は強いが、水のようにすィーと喉を
通過した後、馥郁たる香りが余韻のごとく口の中に残るのである。

京都3日目に意外なところで、満開の梅花に出会うことが出来た。
智積院である。前日に時間切れで見落とした寺である。紀州根来
から家康時代に再建された。長谷川等伯の屏風絵が飾ってあった。
その絵もさることながら、寺の瓦をバックに粉ぬか雨に濡れた紅
梅の鮮やかさはまさに春の先駆けであった。この3日間の京都は
直に春を体験させてくれ、大きな力を頂いた。帰宅後、玄関脇の
固く蕾を閉ざした梅の木を見ても少しの辛抱と余裕で見ている。


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