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母の満百才の誕生日 そして大晦日 [2014年01月02日(Thu)]


2013年の1年の一番大きな出来事は何と言っても
母マサ子が満百才の誕生日を無事に迎えたことだ。
その日12月20日は朝から雨模様。
祝う会は息子の都合で、日曜日に終わっていた。
肝心の誕生日の当日に何も無いとはあまりに淋しい。
幸い、この日はデーサービスがお休みの日であった。
温泉でも連れて行き、お昼を食べてくるのはどうか。

思い立って直ぐに身軽な盛岡の弟トクに電話。了承。
また弟ユーの嫁の公恵さんにも介護役をお願いした。
そこで、近場の秋保温泉のホテル佐勘に個室を予約。
準備万端が整い安堵した途端、アクシデントが発生。

前日の昼、母は急に右足が激痛。デーから戻ってくる。
しかし不思議にも家にたどり着いたら痛みが消えた。
大事を取り、ベットに休ませる時に内緒にしていた
明日のサプライズを母に話す。母の驚きは大きかった。
翌日、母の体調は不漁気味だが、本人は行く気満々。

トクを東仙台で拾うが金曜日の雨ときて車は大渋滞。
途中、母が補聴器の電池が切れて聞こえないと言う。
急きょ、鶴ヶ谷のパリミキに戻り、電池を購入する。
時間食ったが、公恵さんも無事同乗し4人揃う。

秋保に近づくにつれて雨模様が霙に変わり、着く頃
はすっかり雪景色になった。旅館で用意した車いす
に母を乗せて、部屋に到着。障子を開けると見事な
銀世界。赤い橋と水量の増した滝が印象的だ。

母はパスしたが、温かい湯に浸かり、和食で腹を
満たした。母も珍しく食が進む。トクと私が尺八を
交互に吹く。バックの雪景色が狩野派の絵の中にい
る錯覚を覚える。早春賦などは母も口づさんでいた。

3時間弱だったが、実に濃密な誕生会となった。
母は翌日から足痛がぶり返し、ベットに寝ている日が
続いたが、不死身のマサ子は甦った。元日2日前には
髪を洗いに行くと私の車で弟ユウの理髪店へ出かけた。
トボトボながら歩けるようになったのだ。

今、2013年の大晦日。TVから除夜の鐘が聞こえる。
さて明日からは母の101才の新たな年を迎える。
どんな年になるのだろうか。薄氷を踏む思いがするが
未知の世界に一緒に踏み込むドキドキ感もある。また
母に勇気とユーモアをもらうのを楽しみにしよう。
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