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「歌の魅力」大間隆之師の講演 第6回協会主催研修会 [2013年03月21日(Thu)]


2月17日(日)13時30分から旭ヶ丘市民センター
で山田流筝曲家大間隆之師による講演が開催された。

協会の研修は田口尚幸氏による歌詞の解説が3回続
いた後の第6回目の研修会となり、題は「歌の魅力」。
さすが山田流の会員が多かったが、生田流の方も多く
見え、予想を大きく上回る81名の参加となった。

東京芸大の非常勤講師を務められているだけにお話
は整理され、系統だったもので分かりやすかった。
早口との評判を気にされてか、落ち着いた話しぶり。

山田流の特徴を生田流と比較して、例えば生田は一
人弾きが多いが、山田はお饅頭方式でお嬢さんに恥
を掻かせないため、周りを囲み、皆で弾くのが多い。

また三曲は家庭音楽だが長唄は劇場音楽でお囃子を
賑々しくして歌の内容も分かりやすい。方や三曲は
教養の高い人を相手にやってきたので表現が控え目
で分かり難い。他部門が入った邦楽演奏会では三曲
の出番になると、いくら人間国宝が出るにしても、
客席はがら空きとなる。お弁当を食べに席を立つ。
哀しいかな、三曲はお弁当タイムになってしまう。
これをどうしたらよいかと問題提起をされていた。

邦楽に携わるものにとっては、なんとも情け無い、
哀しい現象である。色んな新しいジャンルや方式に
取り組みたい気もする。最後に講師はこれまで聴い
たことの無い「夏痩せ」という三味線唄を弾き語り
してくれた。頭がつるりとし巨体の入道を連想させ
る体躯の講師が恋をして痩せる女心を歌うとは驚き
で、会場がどっと沸き、場が和んだ。質問も活発に
なされ、実りある研修はたっぷり2時間に及んだ。

歌声をもっと聴きたかったとの声が多く、次回の
検討の材料にしたい。準備は企画委員が椅子の並
べたり、受付、進行、講師の世話などしてくれる。
次回も新たな知識をワクワクして待つことにする。

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