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「源氏物語」を多角的に演出、好評 [2013年03月11日(Mon)]

筝曲の調にのせて「源氏物語の世界U」が2月16日
(土)、仙台の三越141ビル6Fホールで開催。

生田流筝曲家の橘寿好さんが中心になって企画され、
昨年に次いで2回目。世界最古の長編小説「源氏物語」。
解説をしてくれるのはご主人で高校教諭である佐々木隆
氏。歯切れ良く、実に分かりやすく、うる覚えの内容が
お陰でスッキリと整理された。

最初の演奏は「磯千鳥」。筝は橘成子、三絃は橘寿好、
尺八は郷内伶斉の各氏。この演奏に合わせて日本舞踊が
披露された。大柄な女人の艶やかな舞。何とこれが若い
男性、川門恵(かわじょうけい)さん。楽屋の支度部屋
で弁当を食べていると、ジーパンを履いた若い男が大き
な化粧箱を開け、隣りで首周りに白粉をパタパタとやり
だした。粉を避けて弁当を徐々に遠ざけ背を向ける格好。
食べ終えて彼を見ると入念に化粧がほどこされ、美しい
女人が誕生。思わず見とれてしまう。同じ楽屋に一緒に
居ていいのかと違和感を感じるくらいだ。彼女の舞は彼
の創作。好評を博した。

2曲目は山田検校作曲「初音の曲」で光源氏の大邸宅の
春の様子が歌われている。筝の演奏は山田流の若松聡子、
斉藤瑞香能のお二人。東京の先生についているだけあっ
て確りとした歌と演奏を披露。これに合わせて近江桂朝
一派による生け花が披露された。絢爛豪華なお花を脇に
終曲は私の尺八と越後谷恵美氏の三絃、菊池文恵氏の筝
で「新浮船」。何度か下合わせしたが、なかなかピッタリ
こない難曲。リハーサルでもあまりの速さに空中分解の
危険を感じた。「落ち着いていきましょう」とお互いに確
認し合った。本番は大過なく終えることが出来、安堵。

打ち上げは橘さんの三絃のお弟子さんである及川二郎氏
の「鶴屋」に集る。こじんまりとした江戸情緒がある
お店でとにかく酒と料理が旨い。親爺が気に入った酒し
か置かない。粕取り焼酎まで吟味している。下戸に近い
私もついつい勧められるままにあれこれ試し呑みして
すっかりと酔ってしまった。が、良い酒は後に残らない。
翌日の三曲協会の研修の司会は支障無しをご報告します。
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