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学校授業で「仕事とは何か」分かる? [2013年02月18日(Mon)]


原町小学校は筝の越後谷恵美先生のご近所でいわば
彼女の縄張り。筝の体験などをこの学校でよく実施。
今回、仙台三曲協会派遣で彼女とご一緒することに。

1月15日は雪が積もっており、学校の駐車場は一杯。
空いている所に苦労して入れていると、隣にスーッ
と手馴れた感じで入車してきた。目が合い軽く会釈。
この人が校長室に挨拶に行って、校長先生と分かる。

昔の下町風情が残る原町本通り傍にある学校だから
さぞ古めかしい校舎だろうと勝手に予測していたが
見事に外れ、建て直して間もない新校舎。床が木造
で、磨いたように光って、トイレまで続いている。
余裕がある空間もあって、合理的に設計されている。

今日は6年生3クラス96名が対象。陽の当る部屋
で、生徒達が横に広がり私達2人を囲むように座る。
楽譜の下にはこども達の好奇に満ちた目が見上げる。
吹いた息が顔にかかるのではないかと思うくらいだ。

曲は筝の「さくら変奏曲」三絃で「ゆき」、尺八で
「寒月」の一部と「アメージング」それにNHK震災
復興ソング「花は咲く」そして終曲は「春の海」。
初めて聴く生の尺八と筝の演奏にこども達は大喜び。

その感動はいつまでも鳴り止まない大きな拍手に表現
されているが、ここでは違うところで感じた。
授業が終わってから廊下や玄関ですれ違った時にも
笑顔で挨拶をしてくれるのである。普通のお客さんに
会った時に交わす挨拶とは明らかに違うのである。

こちらに伝わってくる温かい感謝の気持ちは本当に
「やって良かったなあ」と満足感に浸れる一瞬である。
大仕事をした人が「何のためにやるのか」と聞かれると
「人に喜ばれることが一番です」と言うのをよく聞く。
そのことが少し分かりかけてきた感じがする。歳か。
 
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