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「都山流尺八演奏会」の開催予告 [2012年08月27日(Mon)]


都山流宮城県支部の尺八演奏会は今回で27回目。
9月9日(日)11時から青年文化センターで開催。
今回は「日本の四季」をテーマに選曲。全16曲。

尺八本曲は開幕曲「八千代」とシメの「平和の山河」
を出演者全員で演奏する。準師範は「若葉」。師範は
「朝の海」。大師範は尺八五重奏「吉備路」。竹琳軒
は「霜夜」の全6曲。

糸方の賛助出演は生田流の4社中。大竹宗園社中は
「時鳥の曲」「萩の露」。浅野繍葉社中は「四季の眺」
「若菜」。渡辺悦子社中は「花紅葉」「高麗の春」。
今回初出演の佐藤佳世子社中は「秋の曲」「雪月花に
寄せて」。山田流の戸部喜久恵社中は「四季のすさび」
「ほととぎす」。

やはり春秋の曲がほとんどである。「雪月花」と「霜
夜」は例外と言える。人の心は春と秋の心地よい季節
にゆとりが生まれ、詩情が湧くのだろう。
くそ暑い猛暑とか手も足もかじかむような極寒の季
節では曲も生まれ難いのだろうか。

私の弟子は3人出演。一番年長の77才の鈴木さん
は胆のう摘出の手術を受けたばかり。術後にまだ管
をつけたまま病室で尺八を吹いていたと聞いて驚い
た。音が出ないように管尻に紙をつめて一番低音
の「ロ」を根気良く吹いていたそうだ。

退院後、稽古に来た姿は一回り痩せたが、音は綺麗
な洗練されたもので息も長く続いた。まさに一皮剥
けている。これには二度驚かされた。

無音の練習は退屈なこと。しかし息を整えて長く吹
くという基本が無音でも信じられない成果を上げる
ことを立派に実証してくれた。
体力がまだないと言って2曲の出演を辞退。それでも
今回は5曲に出演。どれも喜びに満ち、心のこもった
演奏をしてくれることだろう。

21才の諏訪君は大学3年生。授業、部活、バイト
と多忙を極めるが、なにせ伸び盛り。リズミカルな
曲は私より上手。今回は新人にしては異例の7曲に
出演。大いに経験を積んで欲しいもの。

最後は愚息の寒月。仕事にかまけて准師範のまま。
演奏会に出さないと全く尺八に無縁になりそうで
4曲に出演させる。暇を見て独自に練習をしていた
らしく音は出ていたので一安心。

無事に盛会のうちに終わることを願うばかりである。
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