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1年の充実は朝の日課のおかげ [2012年01月10日(Tue)]

1年間は長いようだが、要は1日の積み重ねである。
だから1日を充実させれば1年も充実した年になる。
その1日のために、毎朝欠かさずにやることがある。
まず布団を片付けたら体操。腿を高く上げる足踏み。
100回。次に横綱体操。両手を真っ直ぐに上げ頭
上で合わせパチンと音を出す。両手を大きく開きな
がら腰を落として行き、地面の上でパチンと打つ。
この繰り返しを10回。仕上げは真向法で最後の
反りだけは省く。体操はテレビを見ながらやると
苦も無く習慣付けられる。これで柔軟性と足腰が
鍛えられる。この後は稽古場で尺八の基本である
一音を長く吹く練習を繰り返す。私は一番出にくい
「レ」の乙音を、一番動き難い左手の薬指で運指
しながら一息で50回刻む練習を10回実施する。
この後手早く掃除やゴミだしをやり仏壇に向かう。
水を替え、ロウソクと線香をあげ、読経する。
まず妻と先祖の戒名をとなえ、冥福を祈る。次に
「般若心経」と不動明王の呪文を唱える。
不思議なことに読経の後、開眼し正面を見ると
実にスッキリとし、ハッキリと見えるのである。
それから老母と二人きりの静かな朝食となる。
季節の良い時は朝飯前に散歩を30分位入れる。

「般若心経」は短いお経である。何度も唱えている
うちにすっかり暗記してしまった。お坊さんのよう
にゆっくりとは読まない。せいぜい2分くらいか。
読経するようになったのは6年前に奈良の薬師寺で
写経して以来となる。大震災の後、読経しながら
思うのは「色即是空」でまったく物、形あるもの
存在すべてが空である。しかし助け合い励まし合う
姿はまさしく「空即是色」なのである。生きている
姿は空であり色なのである。もう一つ大事なことは
「心 無けいげ、無けいげ故 無う苦怖」で心に
引っ掛かりが無い、無ければ苦労や恐怖は無い。
勇気を持って前に進みなさい。と勝手に解釈して
私の進む指針としている。私は「いんピン語り」で
どうしようもなく頑固である。齢のせいもあるが
物事このお経のお陰で前へと進んでいる感じがする。
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