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仙台平野に大津波 3年半前に予告 [2011年12月28日(Wed)]

先日、知人から河北のコピーを見せられ驚愕した。
3月の大津波を3年半も前に、予告しているのだ。
しかもまるで今見たごとくずばり言い当てている。
平成19年9月4日の河北新報朝刊の「座標」欄。
著者は仙台在住の近代出版史研究家の渡辺慎也氏。
書き出しは「仙台東部に10メートル超の巨大津波。
死者・行方不明者数万人にも。逃げ切れず次々と
波に呑まれる」こんな見出しの号外が出ると予告。
これには歴史に刻まれた裏づけがある。2千年前
の津波痕が弥生時代水田跡に見つかった。これで
仙台平野を襲った巨大津波は4回にも及ぶと言う。
続けて、仙台平野は三陸と違って高所が少ない。
東部道路の東側一帯は大津波に翻弄されることは
疑いない。大小河川や仙台港は格好な津波進入路
になってしまうと断定。この対策にも言及。個々
人は「てんでんこ」が鉄則。即ち自らの判断で直
ちに避難場所に向かえ。このため日常的に家族や
近隣と話し合うことが重要。逃げ場としては町内
毎に20mの津波に耐えられる8階建て以上の集
合住宅を設け、最上階には津波防災設備を施した
「地域民集合室」の設置まで提言している。
この実施には法令の改正や国庫補助の問題があり、
東北の全議員の活躍に期待、また技術的な仕様に
ついては建設業者の奮起を期待すると結んでいる。

私はうかつにもこの記事を見落としていた。否、
いつ来るか分からない大津波などに関心が無かっ
たということの方が正確かもしれない。
今になって見ればこんなに正確に予告をし対処の
仕方まで懇切丁寧に記事にしていただいたのにと
まことに悔やまれる。渡辺氏はどのような思いだ
ろうか。避けられない世の中の慣わしなのか。
無力感に襲われる。しかし何とか少しでも利口に
なり、同じ轍を踏まないようにしなくては、との
思いは焦燥感となって膨らんでいく。「あ〜」

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