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敬老の日、二ヵ所で15曲吹く [2011年09月18日(Sun)]


敬老の日はやたら尺八が持てて引っ張りだこだった。
孫のタイリが通う「はなぶさ幼稚園」から「お孫さ
んとの集い」に招待された。東仙台にある古いお寺
がやっている幼稚園で上の二人の孫も卒園している。
そんな訳で息子が父兄会の会長を勤めている。
お寺も震災で大きな被害を受け、幼稚園はほぼ全壊。
この日は本堂の脇の新しい礼拝堂で行った。
幼児38名に対しておじいチャン、おばあチャン方
が50名を近い盛況ぶり。
一通り孫との遊びが終わった所で、園長から紹介さ
れて、私の出番となった。しばらく振りだったので
ちょいと緊張があった。今日は3人のお客さんを連
れてきましたと言って「ととろ」「鬼太郎」「ウルト
ラマン」を紹介して、テーマ曲を吹いた。
園児たちはすごいと言って、素直に驚いてくれた。
やはり反応があると嬉しいものである。
後はみんなで「赤トンぼ」と「もみじ」を合唱した。
お土産に「お赤飯」をいただいて、お昼に頂戴した。

13時半頃、尺八のおさらいをしていると「宮澤君」
と声がした。待ち合わせのH君が道路から呼んでい
ると思い、窓を開けようとしたら扉の所に立ってい
て「ここは2階まで上がらないと聞えないんだな」
と笑っている。驚いたのは痩せて、顔色が冴えない。
聞くと、5月に心臓の不調で、オープン病院に入院
していたという。体重は48キロ。私と30キロも
違う。彼は若い時からの付き合いでハモニカの名手。
母のいるデイサービス「ベネッセ鶴谷」での敬老の
会でのコラボを依頼したのだが、事情を知らずに
誘ってしまい、少しく後悔した。本人は口はいたっ
て元気で笑顔がある。それではと出発することに。
30名位が椅子や車椅子で待ち構える中、まず尺八
で「もみじ」から始まった。尺八3曲の後、ハモニ
カで3曲。これを繰り返し、私が9曲、彼が6曲を
吹いた。「上を向いて歩こう」「青い山脈」では最高
潮に達し、みんなが大きな声で歌った。
最後は「ふるさと」で締めくくったが、アンコール
の手拍子が沸き起こる。一番声の大きかった「青い
山脈」をもう一度吹き、歌った。時計を見ると有に
1時間以上は経過していた。施設でも歌詞を貼り出
してくれたり、所長さんはじめ、スタッフが変装し
みんなを笑わせたり、盛り上げに努めてくれた。
我々も大いに楽しい時間を過ごすことが出来きた。
彼の健康が気になったが、お互いがんばろうと言っ
て別れた。今日は計15曲を吹いたことになる。
聴いてくれる観客がいればこそ出来たことである。
演奏家は聴衆がいてこそ育つことが良く分かった。
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