やる気を起こす励ましの言葉 [2011年03月21日(Mon)]
電気が通じ、電話、携帯、インターネットも完備。 全国の知人、友人から温かいお見舞い、激励が届く。 毎日、TVの画面に映し出される津波の悲惨な傷跡。 まさに完膚なきまで、打ちのめされた海岸の町や村。 仙台の宮城野区や若林区は海に面しているが、幸い 私の家は内陸にあるので、津波の心配はまず無い。 今回は壁に一部ひびが入り、風呂場のタイルが剥がれ た位で収まった。兄弟、親戚を含め、今のところ無事。 福岡、京都の友人や大阪、東京の筝の先生からも安否 の連絡が入ってきた。岡山からは電話が通じないと言 って、ハガキが届いた。驚いたのは岡山にいるはずの 高名なお筝のO先生から電話あり、「今、県北に居る」 訳は筝を教えに地震の前日に来て、震災に会い身動き がとれずにいる。ついては号外を含めて河北新報を一 週間分欲しい。何に使うかと言えば、岡山と大阪でユ ネスコと今回の震災のチャリテイ演奏会をオーケスト ラを入れて開催するので、その時の参考にしたい。 時期を見て仙台でも是非、開催を予定したいとのこと。 大物は違うなあと感心。この苦境にあって、喜寿を超 えても、救済のことを一生懸命考えておられる。 こちらは行事がすべて吹っ飛んだことを良いことに 後片付けをダラダラとやって、1回も尺八に触りもし ない。演奏会の企画など思いもしなかった。「貴方にも 実行委員になってもらい、出演もして欲しい」と云わ れ、ガンと思い切り背中を叩かれた衝撃を覚えた。 明日からは少し気合を入れて、自分の本分を発揮出来 るようにがんばらねばと冷水をかけられた思いである。 まずは最初の一週間が過ぎた。道路、港、空港も使え、 ここから救済も本格的に動き出そうとしている。 私も皆さんの激励を受けて、ようやく立ち上がる気が 起きてきた。まだ地下は動いており落ち着くまで1年 以上かかると言う。私の竹も落ち着くまで時間がかかり そうだが、始めるに遅いことは無い。励ましに深謝。 |