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四季折々の雑記

 30年以上在籍したメディアでは「公」の動きを、その後10年以上は「民」の活動を中心に世の中を見てきた。先行き不透明な縮小社会に中にも、時に「民の活力」という、かすかな光明が見えてきた気もする。そんな思いを記したく思います。


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韓国大統領特別談話に憂慮 [2006年04月27日(Thu)]
ニュースから(3)

 韓国大統領特別談話に憂慮
 竹島領有権問題


竹島(韓国名・独島)問題で盧武鉉韓国大統領は4月25日、特別談話を発表し「日本が朝鮮半島の侵略で最初に奪い去った歴史の土地だ」と日本批判を展開、改めて領有権を主張した。歴史的経過から言っても一方的な主張である。しかし、そうした反論も大統領の論理で言えば、歴史の歪曲であり、反省しない日本、ということになろう。
 
換言すれば、日本が領有権の主張を引っ込めない限り日本とは和解しない、という問答無用の姿勢といっていい。大統領が自ら民族感情をあおった、といえるかもしれない。この問題を棚上げしつつ友好を深めてきた日韓双方の過去半世紀の努力に水を差すばかりか、今後の関係改善にも大きな足かせとなろう。気の重いテーマだけに、余計、将来を憂慮する。

 日本が竹島を正式に領有したのは日韓併合(1910年)以前の1905年。周辺海域が魚介類に恵まれた好漁場だったこともあり、それ以前から山陰地方の漁民が出漁していた。歴史的に見て、これ以前に日本以外の国が竹島を領有していたことを裏付ける記録はない。朝鮮に対するすべての権利・権限を放棄することになった第2次大戦後のサンフランシスコ平和条約でも、竹島はその対象とはならなかった。これに対し韓国は、1952年、李承晩・初代大統領が海洋主権宣言を発表。主権を保持する海域を一方的に定め、この中に竹島を取り込み、以後、実効支配している。

日本が提案した国際司法裁判所に委ねる提案も拒否し、日韓間に領有権をめぐる争いがあること自体、否定する立場を取っている。今回の紛争は韓国が周辺の海底地形の名称変更を国際機関に登録する動きを見せたのが発端。日本の調査船が待機する緊迫した情勢下、22日の外務次官会談で韓国が名称変更の提案を、日本が竹島周辺で予定した海洋測量調査を見送ることで衝突が回避されたかに見えた。

特別談話はこの3日後に発表され、「(日本は竹島を)日露戦争のさなか戦争遂行を目的に編入した」「(日本の主張は)植民地の領土権を主張する行為」など激しい対日批判を展開した。日本側には大統領発言を5月の統一地方選に向けた国内向け発言と捕らえる向きもあるが、そうではあるまい。

「韓国民にとって独島は完全な主権回復の象徴」とまで言い切っており、大統領が変わっても談話は一人歩きし、今後の交渉を拘束する。過去をめぐる溝の深さの表れと言えばそれまでだが、これでは話し合いの余地はなくなる。過去の歴史に誤りがあったからといって、一切の主張を歴史の歪曲と決め付けたのでは、いたずらに双方の民族感情をあおる効果しか持たないからだ。筆者はこの問題について、竹島を含めた一帯を共同管理区域とする案が最も現実的で将来の日韓友好にも意味があると判断するが、事態がここまでくればそうした提案も現実性を持たない。

まして問題が起きた時だけの場当たり的対応では、相手に伝えるべきメッセージも伝わらない。問題がここまでこじれた一因として、日本が四方を海に囲まれた国でありながら、何らの総合戦略を打ち出して来なかった点もある。海洋政策を総合的に再構築する必要性を改めて痛感する。
                                   (了)
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