2011年03月05日
春の兆し。
朝からなにやらエンジン音が聞こえて来て、窓を開けたら雪に覆われた畑をスノーモービルが駆けていく。
スノーモービルは後ろから融雪の為の黒い炭のような粉をまいて走り回る。
そろそろ春が近いのかな。
1月の末に「マロース」が終わって1ヶ月ちょっと…。
はてさて、私はこれからどうしたものか、と朝から考えていたところにスノーモービルのエンジン音。
なんだか考えをかき消されような感じになって「しょうがないこれをネタにブログでも書くか…」
で、携帯片手に文章考えているところで、ふと思い出した。
そういえば、良ちゃんどうなったかな。
マロースで久しぶりに一緒に芝居した七期のにしやうち良ちゃん。確か芝居の本番始まってるんじゃなかったかな。
早速ネットで検索。
セメント金魚「旅荘 雁穂の庭」作 演出 にしやうち良。
なかなか評判宜しいようで、良かった良かった。
遠くで見に行けませんが最後まで頑張って下さいね。心の中でで念じておきましょう。今日明日まだ笹塚でやってます。お近くの方は覗いて見てはいかがでしょうか。
また、見た人いたらどんなだったか教えて下さいな。
スノーモービルはまだ走り回ってけど私の春はまだまだ遠し。
良ちゃん頑張ってね。
2011年03月01日
昔の本に・・・
先月の二十日から月末にかけて、帰国のオーデションやら先生の講義やらワークショップやら盛りだくさんの、大変頭を使い気を使いエネルギーを使う月末を過ごし、心身共にくたくたな状態で三月を向かえ、こういう時こそ読書だなと思って、読んでなかった本を棚から取り出して三冊ほど一気に読んだ。
そんな中に
「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。心に望み起こらば困窮したるときを思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りを敵と思え。
勝つことばかり知りて負くることを知らざれば、害その身にいたる。
おのれを責めて人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり。
慶長八年正月十五日
人はただ 身の程をしれ くさの葉の つゆも重きは おつるものかな」
ご存知の方も多いと思いますが、徳川家康の遺訓とされる言葉です。
今の自分の心になんだかとっても沁み込んだ。
座右の銘ってこんな感じで入ってくるものなのかな。
よき出会いです。