北海道から地元に戻って二年近く、お墓参りは欠かさず行くンですけど。そのお墓が山の上にある。子供の頃は遊び場だったし、地元の景色を一望出来る自分にとってはいろんな意味で印象的な場所です。
長く、地元を離れていたこともあって、生まれ育った風景は何とも言えず気持ちを穏やかにしてくれるもの。そして、見る物だけでなく、空気や匂い、それから、音もそうです。
山の上のお墓からの帰り、丁度、遠くで踏切の遮断機の音が聞こえて来たので待ち構えました。写真は、JRの電車が通って行くところです。向こうの方に見えるか見えないか、小さく電車が走っています。
子供の頃は、こちら側から見る景色と、電車に乗った時に見る景色と、同じ景色なのに何故か違って見えた気がします。
多分、時間(速度)の違いなんでしょうね。それに、電車は場所を移動している緊張感がある。
なんか人生の目線にも共通するようにも思えるな…
まあ、どっちから見ても、いい景色はいいものなんですけどね。
そんなことを思いつつ、お墓参りをして来ました。