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宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)Annex
宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)のBlogAnnexです。
医療、介護、福祉など社会保障の充実をめざして、宮城県の39団体が手をつないで活動しています。
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敬老乗車証見直し案の撤回を求め!怒りと不安、その事態の深刻さ!ほぼ満席の本会議場傍聴席!答弁後、席に戻り下を向いたままの奥山恵美子仙台市長/市民に背を向け“対話なし”に暴走し続けたこの1年[2010年09月20日(Mon)]


怒りと不安、その事態の深刻さ!ほぼ満席の本会議場傍聴席
答弁後、席に戻りうつむいたままの奥山恵美子仙台市長
市民に背を向け“対話なし”に暴走し続けたこの1年


敬老乗車証制度見直し案 9月市議会へ提出
9・10 敬老乗車証見直し案の撤回を求め!

市議会各会派要請訪問
市議会議長・市長宛 市民集会アピール採択文提出
現状維持を求める署名第四次分465筆提出(累計20,328筆)


市議会各会派「敬老乗車証制度の現行維持」へのご協力のお願い

 9/10(金)仙台市が9月議会へ提出した敬老乗車証制度を見直す条例改正案について、敬老乗車証問題連絡会では現行制度の維持を求める12名が参加し3コースに分かれて市議会全会派を訪問しました。
 新たな地域間格差を生み出す見直し案に反対し、現行維持を求め協力を訴えましたが、訪問した各会派それぞれの立場で対応がなされ「現行維持はむずかしい」「ともにがんばりましょう」「会派内でまだ話し合っていない」など様々な意見や反応がありました。
 また同日、250名が参加した市民集会(9/3)で採決されたアピール文を市議会議長と仙台市長へ提出。あわせて奥山市長宛の現状維持を求める署名簿465筆を秘書課に提出しました。これまでに集められた総数20,328筆となりました。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

敬老乗車証見直し各区説明会に一度も顔出さず。パブコメも都合良く解釈!
「説明会に出席しなくとも、市民の声を聞いてきた」(奥山市長)発言の滑稽さ
〜なんでもありの奥山恵美子仙台市長の「解釈術」…これでは市民がたまらない!〜

 13日の本会議代表質問では、今議会に提案された敬老乗車証制度見直し等の問題で市民100名近い傍聴者で席が満杯になりました。敬老乗車証見直し問題の質問で、一度も市民の前に出て説明することもなく、前梅原市長のゴミ袋有料化問題での対応姿勢を比べられ「説明会に出席しなくとも、市民の声を聞いてきた」と返答。市長就任1年、これまで市民に背を向け「対話と納得」なしに暴走し続けてきたことを印象づける答弁となりました。
敬老乗車証制度見直し案の撤回を求め!敬老乗車証制度見直し案が裁決が行われます!〜9/17(金) 付帯議案審査の時間が長引き採決に到らず〜[2010年09月18日(Sat)]


《緊急&重要》 みなさん傍聴を!

敬老乗車証制度見直し案が裁決が行われます!
〜9/17(金) 付帯議案審査の時間が長引き採決に到らず〜

仙台市議会/健康福祉委員会

◆2010.9/21(火)9:30-  仙台市役所 2F 委員会室
どこまでも市民に背を向け暴走し続ける理念なき奥山恵美子仙台市政2010/敬老乗車証制度の現行維持を求め!仙台市議会各会派訪問[2010年09月14日(Tue)]


どこまでも市民に背を向け暴走し続ける
理念なき奥山恵美子仙台市政2010

敬老乗車証制度見直し案9月市議会へ

新たな地域間格差を生み出す制度には反対です!
敬老乗車証制度の現行維持を求め!
仙台市議会各会派訪問&…其の壱


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仙台市議会各会派 御中
敬老乗車証問題連絡会


「敬老乗車証制度の現行維持」ができますようご協力のお願い


 時下ますますご清栄のことと存じ申上げます。
 日頃、高齢者の福祉・社会参加に心を砕かれて、ご尽力いただき感謝申し上げます。
 さて、皆様におかれましてもご承知のことと思いますが、仙台市は敬老乗車証制度の見直しと称して、利用を大幅に抑制する制度に変えようとしています。
 そもそも、この敬老乗車証制度は、「敬老乗車券を交付することにより、敬老の意を表し、福祉の増進に寄与することを目的とする」として昭和48年に無料で発足したのです。
 しかし平成14年多くの反対があったにもかかわらず、仙台市は、「仙台市敬老乗車条例」を制定し、その目的も「高齢者の社会参加を助長し、もって高齢者の福祉の増進を図る」と、言葉上は、「敬老の意を表し」はなくなりましたが、「社会参加を助長し」が加えられ有料化が導入されました。
 今仙台市が示している、見直し素案は、「利用上限を10万円」、「1割の応益負担」、「利用者負担なしの、利用限度額1万円までの第2種乗車証を廃止」、などです。この見直し案について市内7ヵ所で説明会が開かれましたがどの会場でも圧倒的に反対意見が出されています。7ヵ所の参加総数は840名で発言者は131名、そのうち素案賛成10、見直し反対57となっています。またパブリックコメントも応募期間が1ヵ月にみたない中でも609件の意見があり、そのうち素案賛成97見直し反対が312と、半数を超える人たちが反対の意見を述べています。
 仙台社会福祉審議会老人福祉専門分科会でも異論が出され、市当局も「もう一度検討して見る」といわざるを得ませんでした。
 このような経過であるにもかかわらず、仙台市は老人福祉専門分科会も開催することなく、素案の「利用限度額10万円」を「限度額12万円」に引き上げただけで、突然9月議会に条例改正案を提案したのです。
 仙台市のやりかたは、より多くの市民の声を聴いて進めるといいながら反対の声が大きくなると「市長への手紙や市政モニターの意見の中で制度の存続を最優先に、との意見もあるので」と当事者や市民の声を無視して強行しようとしているのです。
 仙台市が見直しの柱の一つとしている事業費規模の頭打ちについてですが、素案では「1O年後においても平成22年度予算規模と同程度の事業費規模を維持していく」とありますが、10年後には対象となる高齢者は、約20万人が見込まれ現在よりも6万人の増加が見込まれているのです。
 敬老乗車証は、通院や福祉施設の利用、博物館や美術館、ボランティアやショッピングなどに有効活用されています。このことは、高齢者の健康維持や介護予防に役立ち、生きがいや社会参加の促進、そして地域経済の活性化にも寄与しています。
 このような優れた敬老乗車証制度の利用に上限を設けて制限し、利用額の1割負担を導入しようとすることは、福祉の精神に反することになります。市の中心部から遠い地域に住んでいる人たちは利用額が多くなり、住んでいる人たちに不公平なものになります。しかしその人たちが納めている市民税などは住んでいる地域で増減することなく一律に納めているのです。このような、新たな地域間格差を生み出す制度に私たちは反対しているのです。
 また、利用者負担なしで1万円まで利用できる制度は本来の主旨である「敬老の意をくんだ」制度であり、それをなくすことには私たちは同意できないのです。
 多くの高齢者の方々がこの制度の存続を願っています。
 私たちは、こんなに喜ばれている「敬老乗車証制度の現行維持」を求めて現在署名運動に取り組み、約2万筆の署名を仙台市に提出しました。
 つきましては、私たちの意のあるところをお汲み取りいただき、「敬老乗車証制度の現行維持」ができますようご協力をお願い申し上げます。
傍聴を!敬老乗車証制度見直しについて重要な仙台市議会/健康福祉委員会開催日程![2010年09月14日(Tue)]

《お知らせ》 みなさんの傍聴を!

敬老乗車証制度見直しについて
議論されるとても重要な委員会です!

〜今後の市高齢者福祉のあり方に大きな影響与える委員会〜

仙台市議会/健康福祉委員会

◆2010.9/17(金)13:00-
「第七委員会室」へ変更になりました。 [仙台市役所 2F]
 (第四会議室より大きな会場になりました)

〈傍聴について〉
 当日に議会の受付で,住所・氏名を記入し,受付順に傍聴券の交付を受け,それを傍聴席入口の係員に提示して入場します。
奥山恵美子仙台市長就任1年!ある種着実に市政と市民の溝を広げ…敬老乗車証制度見直し案の撤回を求めて[2010年09月10日(Fri)]


奥山恵美子仙台市長就任1年
〜ある種着実に市政と市民の溝を広げ〜

敬老乗車証制度見直し案の撤回を求める!
怒りの市役所包囲集会&デモA


今年最高気温を記録した仙台市
杖をつき膝をかばいながら行進する高齢者たち
“明日に繋がらない『見直し案』は撤回を!”


 9/3(金)35.5度と今年最高気温を記録し猛暑日の仙台市。この炎天下の中で敬老乗車証見直し案(値上げ等)撤回を求めて、高齢者団体.医療団体.市民団体等が参加する敬老乗車証問題連絡会では、条例案提出される9月市議会開会を前に、値上げ反対する市民250名が参加し抗議の緊急集会とデモ行進を行いました。
 集会では会代表委員がはじめに、市民の声を無視し、当事者に背を向け続ける奥山市政への怒りを込めたあいさつを行い、労働組合・医師団体からも連帯の挨拶を頂きながら、これまで取り組みを続けたきた各区の代表者から「病院への通院や買い物の足にも影響する」などの敬老乗車証の必要性と制度改悪の問題点を地域の視点で発言されました。
 集会では敬老乗車証制度見直し案の撤回を求める!アピールを全員で採択し、「奥山市長は市民の声を聞け!」など、杖をつきながらや膝をかばいながら行進に参加する高齢者と共に仙台市役所前をシュプレヒコールしデモ行進を行いました。

集会パンフ
奥山恵美子仙台市長就任1年/どこまでも市民に背を向け暴走し続ける理念なき奥山恵美子仙台市政2010/敬老乗車証制度見直し案の撤回を求める怒りの市役所包囲集会アピール[2010年09月06日(Mon)]


奥山恵美子仙台市長就任1年
こんな喩えいいの?
高齢者福祉施策を財政運営の『悪玉菌』扱い

(9/5毎日新聞インタビューで)

どこまでも市民に背を向け暴走し続ける
理念なき奥山恵美子仙台市政2010


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敬老乗車証制度見直し案の撤回を求める!
怒りの市役所包囲集会@
〜200人超す参加者結集!見直し撤回を求める怒りの声次々に〜

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敬老乗車証制度見直し案の撤回を求める!
怒りの市役所包囲集会アピール


 私たちは、本日奥山仙台市長が市議会に提案しようとしている敬老乗車証制度の見直し案の撤回を求めて集まりました。
 この見直し案は、第二種乗車証を廃止し低所得高齢者の交通権を奪い、更に利用上限額12万円とし、その1割を負担させる「応益負担」というきわめて苛酷な負担を強いる、敬老乗車証の「敬老」に値いしない改悪案です。
 しかも、この改悪案は市が募集したパプリックコメントでも「見直し案反対」の意見が過半数の51%を占め、賛成意見は16%でした。
 また市が主催した「見直し案」説明会でも反対・要修正意見が67%を占めています。市政モニターのアンケートでも反対・要修正が84%に達しています。
 そして、奥山市長は、昨年の就任にあたって「市民との対話」を重視して市政をすすめると言ったにもかかわらず、当事者に重い負担と利用制限を強いる重大な政策変更を求めながら、市内七ケ所で開催された説明会にも一度として顔を出さず、きわめて不誠実な態度をとり続けました。
 そのうえ、「現行維持の敬老乗車制度を!」という市民が集めた19,863筆の市長あての署名に対してもその切実な市民の声を全く受け入れようとしませんでした。
 更に社会福祉審議会老人福祉専門分科会の「見直し案」についての結論が出ない段階での提案という暴挙を行いました。
 本日集まった私たちは、このような多くの市民の声を無視した奥山市長の暴挙に怒りをこめて抗議します。
 私たちは、市長が、ただちにこの「見直し案」を撤回し、市民の声に謙虚に耳をかたむけ、本当に敬老の意を表す、敬老乗車制度の推進をはかることを強く要求するものであります。
 「見直し案」の撤回を求める市民集会の総意として、私たちは「仙台市は、見直し条例改正案を撤回し、現行維持の敬老乗車証制度を続けること」を強く要求します。

2010年9月3日
敬老乗車証見直し案の撤回を求める市民集会
奥山恵美子仙台市長就任1年/「うさぎの耳」と称する奥山恵美子仙台市長の『非現場主義』/敬老乗車証制度維持を求める怒りの署名第三次分提出![2010年08月28日(Sat)]


奥山恵美子仙台市長就任1年
“一部の人”と『支え合う街づくり』
物言う市民は大嫌い?!

市民に背を向け暴走し続ける奥山恵美子仙台市政2010

「うさぎの耳」と称する奥山恵美子仙台市長の『現場主義』

※対話重視の姿勢を自らの干支に引っかけた名称

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敬老乗車証制度維持を求める怒りの署名
第三次3,140筆提出!/累計19,863筆


敬老乗車証制度崩壊への第一歩を踏み出した奥山恵美子仙台市政
 奥山仙台市長が9月議会に「敬老乗車証」の条例改正案提出することが明らかになり、敬老乗車証問題連絡会では「制度の現行維持」と見直し案の撤回を求めて8/24(火)30名程が参加して第三次となる署名3,140筆を仙台市に提出しました。署名は今年5月と先月にも署名を提出し、今回をあわせると、署名数は19,863筆となりました。当日、市側から担当局次長.担当課係長の2名が対応。
 連絡会代表者からは、当事者に重い負担と利用制限を強いる政策変更を求めておきながら、市民の声を黙殺し、背を向け続ける奥山市政に対し怒りを込め署名簿を担当局次長へ手渡し、参加者からも「制度の見直しは、高齢者の引きこもりにつながりかねない」「年金生活者には負担が大きい」「反対の声が多いのに仙台市の決定は民主的ではない」「長距離を乗る高齢者の足を奪うことにつながりかねず、見直しを撤回すべきだ」など制度の維持を求める意見が数多く出されました。

最終署名提出に至るまで市長は姿を見せず…
最後まで担当局が市長の防波堤役に

 また、奥山市長本人が市民説明会にも、署名提出の時にも参加せず、市民の声を直接聞こうとしない態度に終始したことへの怒りの声が出されました。
 地元紙のインタビュー記事で、市民から「対話の機会が少ない」との批判があることを記者に指摘され、奥山恵美子市長は「日程をやりくりして声を聞くよう努めたい」と語っていましたが、公立保育所民営化問題.アンパンマンミュージアム建設問題.敬老乗車証制度見直し問題など、問題の大きさにもかかわらず、当事者の声に耳を傾けず、会うこともしないこれまでの姿勢をみても、発言の真意は今後問われていかなければならない問題です。
市民に背を向け暴走し続ける奥山市政2010/敬老乗車証見直し案の撤回を求める!怒りの市役所包囲 集会・デモのご案内[2010年08月26日(Thu)]


市民に背を向け暴走し続ける奥山市政2010

当事者に重い負担と利用制限を強いる政策変更
敬老乗車証見直し説明会にも顔出さず“非現場主義”実践中!


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               〈〈敬老乗車証制度見直し案〉〉
   見直し骨子: 「第二種乗車証」廃止.上限12万円.一割負担

◇◆‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥◆◇

見直し案の撤回を求める!
怒りの市役所包囲 集会・デモ


これ以上の高齢者福祉の後退と生活の衰退をひきおこさせないために

2010年 9月3日(金)14:00-
勾当台公園「いこいのゾーン」
  ◎地下鉄「勾当台公園駅」下車
  ◎バス「県庁市役所前」下車

怒りの大集会 14:00-
市役所包囲デモ行進 14:30-

□敬老乗車証制度維持を求める方ならどなたでもご参加下さい


怒りの市役所包囲 集会・デモ チラシ
敬老乗車証見直し案 強行提案に対する怒りの抗議!奥山市政/仙台市長就任1年『無視』と『強行』市民に背を向け続け暴走し続ける奥山市政![2010年08月22日(Sun)]


奥山市政/仙台市長就任1年
高齢者置き去りの「100万人市民とのお約束」推進中!

『無視』と『強行』
市民に背を向け続け暴走し続ける奥山市政!

敬老乗車証問題連絡会
敬老乗車証見直し案 強行提案に対する怒りの抗議!


 8/19(木)敬老乗車証問題連絡会では、10日に行われた奥山市長見直し案強行提案に対する抗議を敬老乗車証問題連絡会から16名が参加し行われました。市側担当局次長他2名が対応。
 抗議文を読み上げ提出し、参加者の意見や質問を出し、これまでの問題について質しました。審議会の位置づけについては、審議会は答申を求めるものではないく、識者の意見を聞く場として位置づけており、今回の記者会見後に各委員へ電話で見直し案の確認連絡した。と述べるなど、審議会のあり方を仙台市自ら軽視した実態が明らかになりました。

敬老乗車証制度「見直し骨子案」決定当日なのに地元紙朝刊で報道
 見直し骨子案という重要な施策決定にもかかわらず、8月10日の仙台市政策会議(上層部会議)決定当日朝に「制度見直し骨子案」内容が報道されていた問題が要請の中あきらかになりました。
 担当局次長は、「私も記事を見て驚いた」と発言。市の重要な施策内容の垂れ流し状態を、地元紙の情報収集能力に問題点を転嫁していましたが、この間の『地元紙』のこういった内容の報道をしてきた経緯があるなかではその姿は滑稽でしかなく呆れるばかりでしたが、その後も市民を愚弄する発言が相次ぎ参加者から抗議が続きました。


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仙台市長 奥山恵美子殿
抗 議 文

敬老乗車証問題連絡会


 仙台市が今行おうとしている敬老乗車証見直しの進め方について激しい怒りを感じます。
 敬老乗車証の見直しは、昨年12月の奥山市長の定例記者会見から市民の関心も高まりマスコミでも報道されるようになりました。
 敬老乗車証見直しについて仙台市は、「社会福祉審議会を開き、老人福祉専門分科会での議論を依頼、分科会でまとめた見直し案を基にホームページなどを通じて広く意見を募集し条例を改正する方針」(1月20日河北新報)で、専門分科会の委員も増員し2月から本格的に審議が始まりました。
 この間、老人福祉専門分科会は、6回開かれましたが、説明会に提案された素案なるものは、専門分科会の確認されてもいない市当局の独自案でした。このような審議会軽視は、自らが決めている審議会の開催要項の無視でも明らかです。その素案を元に、市民説明会は7カ所で開催されましたが参加者の意見は市の素案反対が多数を占めています。この状況を記者に問われた奥山市長は、「パブリックコメント等もあわせて、全体の意見を私も精査し分析した上で委員会にお話をお返しする」と答えざるを得なかったのです。
 しかし、その後開かれた老人福祉専門分科会には、市民説明会やパブリックコメントなどの報告はありましたが市当局の考え方は示されず、委員の間から素案に対しての異論が出され事務局は「もう一度検討する」と答え分科会は終了しています。
 このような経過であるにもかかわらず仙台市は、老人福祉専門分科会も開催することなく、突然9月議会に条例改正案を提出し見直しを行うと発表したのです。
 仙台市のやりかたは、より多くの市民の声を聞いて進めるといいながら反対の声が大きくなると「市長への手紙や市政モニターの意見のなかで制度の存続を最優先に、との意見もあるので」と当事者や市民の声を無視して強行しようとしているのです。
 私たちはこのような暴挙を看過できません。
 8ヵ月に及んだ老人福祉専門委員会に費やした、お金と労力をなんと考えるのか。
 市民説明会とパブリックコメントにかかわった費用や労力をなんと考えるのか。
 市民の声を聞いたというアリバイ作りだけのパフォーマンスならこれほど市民を愚弄したやり方はありません。
 私たちは、仙台市のこの様なやり方は許すことはできません。
 私たちは、今後も現状維持を求めて取組みを強めていきます。
敬老乗車証見直し案 強行提案/仙台市〜市民に背を向け暴走し続ける奥山市政〜「第二種乗車証」廃止.上限12万円.一割負担[2010年08月16日(Mon)]

市民に背を向け
暴走し続ける奥山市政

市民の声を無視!社会福祉審議会委員を無視!
敬老乗車証見直し案 強行提案
「第二種乗車証」廃止.上限12万円.一割負担


 8/10(火)仙台市奥山市長は定例記者会見で、市社会福祉審議会老人福祉専門分科会全体の同意もないままに、敬老乗車証見直しの具体的な提案を強行。対象年齢は以前と同じ70歳以上としながら、利用額に応じて利用者の負担額が増える「応益制」を導入。その10%を自己負担させ、利用額の上限は年間12万円と設定。限度額を超えた分は全額自己負担となります。また、利用限度額を年1万円に設定して運用してきた「第2種乗車証」は廃止するという内容です。
 「第2種敬老乗車証」の廃止では、70歳以上のお年寄りが無料で1万円分の地下鉄・バスカードを約3割の方が交付を受けていたもので、交付率は大幅に下がることになります。さらに,応益負担と称して乗車料の1割を負担することにより、遠い人ほど多く負担させるという地域格差を福祉の制度に持ち込むことになります。敬老乗車証を受け取った人でも、乗れば乗るだけ負担は増えますから利用は抑制され、制度の趣旨と全く逆に作用する「見直し」となっています。

 施策実行のためなら何でもあり?!…荒手の手法続々と!
 これまで乗車証のあり方について議論してきた審議会では、7/14の議論でパブリックコメントの集約等を公表したばかり、具体案のに対する「見直し素案に異論」が浮き彫りになりましたが、今回の発表は審議会のあり方を踏みにじりながら強行されました。
 また、説明会やパブリックコメントで多くが見直し反対・現状維持を求める意見が多かったにもかかわらず、記者会見での記者との質疑では、、「市長への手紙」や市政モニターの市側に有利な少数意見を意図的に優先した発言をするなど、施策実行のためなら何でも利用してしまう荒手の手法が露骨になっています。
 こうした中、敬老乗車証問題連絡会では8/11(水)街頭宣伝を行い、39名が参加し271筆の署名を集め、今後の具体的な行動も検討しました。