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宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)Annex
宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)のBlogAnnexです。
医療、介護、福祉など社会保障の充実をめざして、宮城県の39団体が手をつないで活動しています。
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安保闘争50年、朝日訴訟50年、社会保障諸要求実現に向けて 中央社保協 第54回総会開催![2010年06月22日(Tue)]

中央社保協 第54回総会開催!
「いのちを守る緊急行動」を推し進め
憲法9条・25条を生かした国づくりをすすめていこう!


 中央社会保障推進協議会第54回総会が6/11、新潟県内で2日間の日程で開催され55団体77名が参加しました。
 中央社保協代表委員が主催者あいさつをしたあと中央社保協事務局長より2010年度運動方針を提案しました。
 方針提案では、菅直人新政権は後期高齢者医療制度の温存・拡大を狙い、障害者自立支援法の延命を図る法案の強行など公約違反の施策や構造改革路線をすすめようとしており、政治の転換が切実な課題となっていると強調しました。
 また、失業率の悪化、失業者数の増加、医療無保険の増加など生活困窮の広がりを強調。当面の運動方針として@後期高齢者医療制度の温存と拡大を狙う法案化の阻止A65歳以上の医療費無料化など医療の窓口負担軽減をめざすB国民健康保険制度改善運動の強化などを提案しました。
 討論では27名が発言。障害者運動の代表からは、民主党が自民・公明両党とともに成立させようとしている障害者自立支援法の一部改正案への怒りが高まっており、国会周辺で開いた緊急集会には障害者や関係者2千人が参加した。力を合わせて廃案に追い込みたい」と決意をのべました。

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〈第54回総会アビール〉

安保闘争50年、朝日訴訟50年
社会保障諸要求実現に向けて 社保協運動を広げよう


 第54回総会は、憲法を地域に職場に、国民諸要求実現といのちと暮らしを守る社会保障運動の前進に向けて、2日間討議を行いました。
 6月2日突然、鳩山首相が、普天間・政治とカネ・公約違反の責任を取って、辞任しました。この間、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法の廃止など相次ぐ公約違反に、国民の怒りと不信が渦巻き、内閣支持率が10%台に低落する中で、辞任に追い込まれました。その後に誕生した菅連立内閣は、9日の記者会見で「日共同声明を推進、最小不幸社会、消費税増税の方向」などを打ち出しました。菅内閣の支持率が上昇する中で、参議院選を行おうとしています。構造改革のもと「格差と貧困」が拡大する中で、国民の声が政治を動かす時代になり、国民世論の怒りが、政治を変えてきています。いま私たちは、菅連立政権に、私たちの要求実現に向けて、公約実現の働きかけ一層強めていくことが重要になっています。
 第174通常国会は、6月16日に閉会をむかえます。会期延長問題が報道される中、私たちの要求、後期高齢者医療制度の即時廃、生活保護の老齢加算の復活、障害者抜きの自立支援法「改正案」(延命策)反対、地域主権関連法案の廃止、介護報酬の再引き上げなど、諸要求の実現をめざす行動が急務になっています。この間、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会と共に、国会行動を隔週で行ってきました。中央社保協は、月1 回院内集会を開き、国会議員要請行動を行い、昨年母子加算の12月実施を勝ち取りました。今、沖縄普天間移設では「辺野古」ではなく国外移転を求め、「政治とカネ」の幕引きを許さず、徹底した糾明を行っていく必要があります。自公政権による社会保障費の削減を取り戻し、社会保障財源としての消費税増税に反対すると共に、社会保障の充実をめざしましよう。
 いよいよ直面する参議院選挙です。参議院選挙は、希望のもてる社会を実現するために、「貧困と格差」をなくし、アメリカいいなりの政治と大企業本位の政治をやめさせ、」 国民本位の政治を取り戻す重要な機会です。私たちの力と世論で国民の暮らしを守るため、参議院選挙の勝利に向けて奮闘しましよう。今年は、安保闘争50年、朝日訴訟50年の年です。今こそ、憲法9条の改悪を許さず、25条を生かし社会保障を充実させるたたかいと平和と民主主義、人権を守るたたかいを大きく前進させ、国民のいのちと暮らしを守る共同の運動を更に広げていきましよう。
 今総会で出された教訓・意見を踏まえ、社保協運動のますますの発展のため、共にがんばりましよう。本日確認された方針、「いのちを救う緊急行動」を推進しましよう。

2010年6月12日
中央社会保障推進協議会第54回総会
この記事のURL
https://blog.canpan.info/miyagisyahokyo/archive/395