
“こころのケアの重要性を改めて痛感した”介護をしているみんなのつどい[2010年03月22日(Mon)]

聞きたい!知りたい!話したい!
介護をしているみんなのつどい開催しました!
“こころのケアの重要性を改めて痛感した”
3/14(日)毎年年2回(春・秋)行ってきている「みんなのつどい」が仙台市民活動サポートセンターで開かれ、30名が参加して介護現場実態や思いを交流しました。
講演では市精神保健福祉総合センター医員の原田修一郎さんを迎え、「介護をする人の心のケアを考える」と題し、ストレスと鬱病について学習を深めました。
自殺者が12年連続で年間3万人以上がなくなっている社会で、仙台市の自殺者数も毎年250人程度、特に働き盛りの25〜45歳で多く、職場でのメンタルヘルスの重要性を明らかにしながら、ストレスによっておこる問題点を指摘。鬱病対策への社会的な対応や自分自身で心がける方法など限られた時間でしたが、心のケアの重要性とあわせ、鬱病についての理解を深めました。
また、今回は“介護保険制度10年”を迎えたこともあり、連絡会から「介護の社会化」が現在どうなっているのかを検証する形でのレポート報告も行いました。
少人数に分かれての分散会では、介護に関わるそれぞれの現場での思いや悩みなど交流を深め、「話しやすい雰囲気だった」と参加者からは好評でした。
つどいの前には、連絡会第5回総会が開かれこれまでの経過が報告され、今年度の代表及び事務局長・事務局体制を確認しました。