• もっと見る
宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)Annex
宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)のBlogAnnexです。
医療、介護、福祉など社会保障の充実をめざして、宮城県の39団体が手をつないで活動しています。
« 介護の現場実態 介護保険110番実施しました。 | Main | 後期高齢者医療制度廃止を求める10回目の街頭署名・宣伝 »
<< 2022年11月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
QRコード

-天気予報コム-
最新記事
リンク集
カテゴリアーカイブ
日別アーカイブ
“医療と福祉の充実”を求める自治体キャラバン行います![2009年10月20日(Tue)]

宮城県社会保障推進協議会
医療と福祉の充実を求める
全自治体訪問2009
(キャラバン)

10/28キャラバンスタート!
 ちょっとその前に
 10/13(火)事前学習会を開催!
 加盟8団体が参加しました!


 2009年7月の生活保護を受けた実人員が、前月比2万1102人増の171万9971人と発表され、不況で失業者らの受給が増えたのが主な要因となりました。170万人を超えたのは1964年5月以来、約45年ぶりとなり、受給世帯数は1万4653世帯増の124万4660世帯で、15カ月連続で過去最高を更新した。そうした中、10月28日からとびとびの3日間で行われる自治体キャラバン(県内全自治体訪問)を前に8団体が参加して、キャラバン日程・要請項目内容の確認とあわせ要請内容についての具体的な説明を行いました。今年度のキャラバン項目は国保.介護.生保.子ども医療.就学援助等11項目で行われます。


●---------------------------------------------------●

医療と福祉の充実を求める要請項目

【自治体に対する要望】
1国民健康保険について
(1) 資格証明書の多くは低所得者に発行され受診を抑制しています。発行を中止して下さい。また以下の点を改善してください。

@ 後期高齢者に関する厚生労働省通達を準用し発行対象者の「相当の収入のある者」を「上位所得者(基礎控除後の総所得600万以上)」「現役並み所得者(複数で520万円以上)」として未満の者には発行しないで下さい。

A ほとんどの生徒が進学し実質的に義務化している高校生に対して資格証明書を発行しないで下さい。

B 厚生労働省通達を厳格に執行し面談が出来ず生活実態を把握できない滞納者に対しては一律の発行はしないで下さい。

C 「病気・けが」の場合は発行除外となり保険証と交換する事になっていますが、周知されていません。保険証そのものに「病気・怪我の時は保険証と交換するのでご相談ください」旨の記述を印刷してください。

D 新型インフルエンザの大流行が危惧されています。資格証明書配布者の受診を保証するために一般負担となるように措置して下さい。

(2) 期限の切れた短期保険証は留め置かず必ず面談機会を作り機会ができない場合でも新規保険証を送致して下さい。

(3) 経済情勢の悪化のもとで3割の自己負担が厳しく受診できない被保険者が増えています。厚生労働省通達に基づき第四十四条を周知徹底し窓口に申請用紙を置くなど活用を図ってください。

(4) 公立医療機関で無料低額診療を実施してください。

2介護施設が不足し待機者が増加しています。特別養護老人ホームの増設を進めてください。

3高齢者の肺炎感染予防のための肺炎球菌ワクチン、子宮頸がん感染予防ワクチン、子どもの細菌性髄膜炎予防のヒブワクチン、に対して公的助成をして下さい。

4こども医療助成制度を拡充してください
 ○外来診療費の無料化を義務教育終了まで引き上げてください。
 ○所得制限を撤廃してください。

5妊産婦健診の全回数を助成してください。

6料金滞納を理由に水道・電気・ガスなどのライフラインを停止しないように福祉的な措置をして下さい。公営住宅も同様の対処をしてください。

7後期高齢者に対する資格証明書の発行申請は行わないで下さい。

8宮城県地方税滞納整理機構に依頼された案件について改めて滞納者の生活実態を把握し地方税法に基づく執行停止など生活を守る視点で再検討してください。

9待機児童をなくしてください。また、公立保育所の民営化は行わないで下さい。

10「新型インルエンザ」について
 ○ワクチンは希望者全員が受けられるように、料金は無料にしてください。
 ○新型インフルエンザに罹患した人の治療費の保障をしてもらうこと。

11就学援助制度について
 ○就学援助制度を毎年保護者に知らせてください
 ○就学援助を受けられる基準を明確にしてください
 ○給食費や学校納付金を全額援助してください
この記事のURL
https://blog.canpan.info/miyagisyahokyo/archive/126