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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

宮 直史さんの画像
★経営のための会計★
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縁あることのありがたさ [2021年03月28日(Sun)]
創業100周年を機に建て替えられたパナソニックミュージアム、
その3周年事業として開催されたオンラインイベントの最終回は
松下さんの著書『私の行き方 考え方』の解説でした。

その講演の冒頭で紹介されたのが、
大阪府立中央聴覚特別支援学校の玄関ホールにある二人の銅像で、
五代五兵衛さんと五代音吉さんのご兄弟です。

五代さんといっても五代友厚ではなく、
松下幸之助さんが小学校を4年で中退して船場に丁稚奉公し、
最初の奉公先の火鉢店が勤めて3ヶ月で店を閉めたので
次に丁稚として奉公したのが五代自転車商会。
そのお店のご主人が五代音吉さんで、その長兄が五兵衛さんです。

五代さん兄弟は、松下さんが丁稚の小僧時代に大きな影響を与えた、
いわば商売の神様にとって恩師で、
松下さんが人生の折々に出会った人から学ばれだことを
書かれた『縁、この不思議なるもの』でも
最初に登場するのが五代音吉さんで、その次が五兵衛さんです。
そして登場する20人の最後は、松下さんのご両親で、
あとがきに登場するのは松下電器の社内の方で、
中尾哲二郎さんと高橋荒太郎さんです。

五代音吉さんご夫妻が「社会人としての出発点」で、
五代五兵衛さんは「盲目の口入」とあるように、
お兄さんの五代五兵衛さんは全盲の視覚障害者で
私財を投じて大阪盲唖院を開設された方です。

五代さんの兄弟はみな立派な人で、
特に長兄の五兵衛さんは17歳で盲目になりながら弟妹を養い、
土地、家屋の周旋までして、
ついに大阪で初めての盲唖学校を私力で創立した人だ。
とにかく盲目の身で、一度家へ入るとその値打ちや古さが分かり、
周旋屋で大変な信用を得たというのだから大したものだ。
松下幸之助『夢を育てる』(私の履歴書)

昨日の講演の中盤で、松下さんご自身が
五代五兵衛さんについて語られる貴重な音声が紹介されました。
松下さんが五代さんについて本に書かれているのは
読んだことありますが、語られる音声を聞いたのは初めてです。
昭和53年11月に開催された特殊教育百年記念式典で、
講演でタイトルは「日本を考える」です。

ご講演の中で「口入」や「口入師」という言葉が登場しますが、
今でいう不動産の周旋というか仲介業で、
私は「くちいれ」と読んでいましたが、
「くにゅう」と読むことも今回初めて知りました。

五代五兵衛さんは大阪の盲学校や聾学校の創設者ということで、
大阪の聾学校の玄関ホールにご兄弟の銅像があり、
盲学校の校長室には五代五兵衛さんの銅像があるとお聞きして
ぜひ拝見したいと思いながらも未だ実現していませんが、
高野山の奥の院にある五代さんご兄弟のお墓には
2018年夏に高野山へ出かけた時にお参りさせていただきました。

大阪市立盲学校を卒業した伴走練習会のラン仲間の話では
かつては盲学校から高野山へお墓参りに行かれていたそうですが、
今は学校単位では行かれていないようで、
去年、私のブログを読まれた大阪の視覚支援学校の先生から
五代さんのお墓の場所について問い合わせメールをいただきました。
私も来月に高野山へ出かける予定があるので、
ぜひまたお参りさせていただきたいと思います。

昨日(2021/3/27)の講演は、
YouTubeでオンデマンド配信されています(おそらく期間限定の配信)
多くの学びや気づきを得られた講演でしたひらめきご視聴はお早めに


お互い人と人との間には、
個人的な意志や希望を超えた縁の力が働いている。
だからその縁のあったことを謙虚に喜び、
その喜びの心でお互いのつながりを大事に、さらに強めていきたい

松下幸之助『縁、この不思議なるもの』のあとがき
「縁あることのありがたさ」より、松下さんの締めの言葉 

松下幸之助『縁、この不思議なるもの』の
第二話「盲目の口入・五代五兵衛さん」より――
お互いの仕事でも何でも、
それに臨む心がまえとして大事なことはいろいろありましょうが、
いちばん肝心なのは、やはり誠意あふれる熱意だと思います。
知識も大事、才能も大事であるには違いありませんが
それらは、なければどうしても仕事ができないというものではありません
たとえ知識が乏しく才能が十分でなくても、
なんとかしてこの仕事をやり遂げよう、なんとしてでもこの仕事をやり遂げたい、
そういう誠実な熱意にあふれていたならば、
そこから必ずいい仕事が生まれてきます。
その人自身の手によって直接できなくても、
その人の誠実な熱意が目に見えない力となって、
自然に周囲の人を引きつけます。
目に見えない磁石の力が、自然に鉄を引きつけるように
誠実な熱意は、思わぬ加勢を引き寄せ、事が成就する
ということが多いと思うのです。 

これはお互いが人生を生き抜くうえにもあてはまることで、
これを文字通り身をもって実践されたのが、五代五兵衛さんだった。
そうぼくは思うのです。

五兵衛さんが活躍された時代は、今から80年以上も前の明治2,30年代、
自の見えない方が生きていく環境としては、
今日よりはるかにむずかしいものがあったと思います。
そうしたなかで五兵衛さんは、
多くの弟妹を養い、ふつうの人でもむずかしい口入の仕事を成功させ、
さらには当時としてはきわめて少なかった私立の盲啞院を
設立するということまでしておられる。
そのために五兵衛さんが払われた熱意なり努力というものは、
ほんとうは話を聞いただけでわかるというようなものではなく
ご自身の全身全霊を込めた命がけのものであったのではないでしょうか。
そうした誠実な熱意が、周囲の人びとに通じて、
むずかしい環境のなかでも道がひらけたのだと思います。

ぼく自身も、これまでの人生において、
さまざまな困難にいくたびも直面してきましたが、
その都度、ぼくの意識のなかには、
「五兵衛さんにくらべれば、まだずっと恵まれている。もっと努力しなければ・・・」
といったことがあって、
それがぼくを支える大きな力になっていたような気がします。

誠実な熱意というものは、
時代を超えていつもきわめて大切なもので
お互いにそれを持ち続けているかぎり
人生を生き抜く道は、いわば無限にあると言ってもいいように思うのです。

いかに才能があっても、知識があっても、
熱意の乏しい人は画ける餅に等しい
「松下幸之助 一日一話」1月7日

何事でも感謝の心を持つことが大切だということだと思います。
感謝の心を持てば、それはいろいろな形になって自分に返ってきます
その自分に返ってくることを期待して
感謝の心を持つというのではいけませんが

自分の置かれた立場なり他人からの恩恵なりに素直に感謝できる人、
言いかえれば喜びを知る人というのは、非常にしあわせな人だと思います

これは、商売に限らず、私たちの人生すべての面にもあてはまる、
人間としての大事な基本と言えるのではないでしょうか。
松下幸之助『縁、この不思議なるもの』
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今年もサクラ咲く/中之島図書館(2021.3.25)

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校足跡

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
和顔愛語、先意承問、笑門来福 [2021年03月21日(Sun)]
先週の木曜日(3/18)、とんかつの「まるかつ」さんを目当てに、
奈良に出かけてきました。

昨年6月、都道府県をまたぐ移動制限が解除された後に、
まるかつさんに出かけましたが、
当時、まるかつさんは、緊急事態宣言が解除されても、
持ち帰り専門で営業をされていました。

その後、お店で食事ができるようになったのですが、
なかなか奈良に出かける機会がなく、ようやく実現です。
同行は、淀川のフルや水都大阪ウルトラの70キロをご一緒した小山さん。

お彼岸に入って澄み切った青空の春日和、
JR奈良駅からお店まで、バスでなく、ジョギングでGoexclamation×2
お腹を空かせて美味しいとんかつをより美味しくいただくためです。

ランチタイムとあって少し待った後、
お店のスタッフさんがテーブル席に誘導してくださったのですが、
視覚障害の小山さんに気を使って親切で、またそれが自然。
大丈夫ですよとお伝えしても、心優しい微笑み返し。
いきなり、私の心を鷲づかみされちゃいました。

食後に奈良マラソンのコースを走る予定にしていたので、
食べ過ぎたら走れなくなると自重して、
日替わりランチでロースかつとミンチかつをチョイス。
でも、せっかくだから、大きなえびフライも一つ追加です。
りんご風味のお酢はご自由にお召し上がりくださいとのことで
頂戴すると美味しくて思わずお代わり。
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出来上がった料理を持ってきてくだったお店のスタッフに、
小山さんが写真を撮ってくださいませんかとおねだり。
おいおいランチの忙しい時に迷惑やでと言うと、
スタッフの方が間髪入れず「いいですよ」とまたまた微笑み返し。
そして、せっかくだからと店長さんに声をかけてくださって、
NHK逆転人生のあの店長さんが笑顔で記念撮影に応じてくださいました。
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店長さんもスタッフの皆さんも笑顔があふれ、
交わされる言葉に温かさを感じてほっこりほんわか、
食事する前から幸せ気分が満開です。

店長さんの背中のメッセージが
「えびフライ増量のアピール」から変わっていました。
IMG-9162.jpg
――「まるかつ通販が始まったことはだれにも内緒やで」
と、念のため、お知り合い3人以上に言っておいてください。

Facebookに投稿して50人以上から「いいね」いただき、任務完了ですわーい(嬉しい顔)

食後に走ることをすっかり忘れて、
ご飯としじみ汁とキャベツをお代わり。
心もお腹も満ち足りて走れる状態にあらず、
ぶらり歩いてお腹を収めて奈良マラソンのコースに合流し、
ゴールの鴻ノ池陸上競技場(ならでんフィールド)を目指して
走ることにしました。
------------------------------

まるかつさんで食事して感じたのは、心の温かさ
昨年、緊急事態宣言が明けた後も持ち帰り専門で営業されていた時に
厚切りロースかつ弁当を買って食べましたが、
確かにお弁当は冷めても美味しかったし、接客もよかったし、
賄賂など色々と工夫もされて感心したけど、
今回はさらに心の温かさを感じました。
お店に食べに行ってよかったです。

去年、持ち帰りのお弁当を買いに来た時も、
店長さんの心遣いのあれこれに感銘しました。
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―― 多少の順番の前後はお互いに譲り合ったり、
ご高齢の方や身体の不自由な方、どうしてもお急ぎの方などに
ご配慮いただけましたら、たいへん助かります
「まるかつのことは嫌いになっても、
 お待ちになっているお客様のことは嫌いにならないでください」

お店の入り口の前の駐車スペースの横に置かれていた案内でも
お客様同士の協力を呼び掛けておられました。
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―― お店に近い駐車スペースは
お身体の不自由なお客様や妊婦さん、高齢のお客様などに
ご利用いただきやすいよう、なるべくご協力ください
もちろんどなたでもご利用ください。よろしくお願いいたします。

また、当日は雨だったのですが、お店のスタッフさんから、
「雨の中をお越しいただきありがとうございます」
と、明るく丁寧な接客でした。

そして、今回あらためてお店で食事して強く感じたのは、
心と心の通い合いであり、心の通った温かい会話心からの自然な笑顔です。

お店の壁一面に店長さんのメッセージが貼られているのですが、
店長さんやお店が大切にされているこだわりや信念が伝わってきて、
押しつけがましさを感じないのが不思議でした。
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(クリックで別ウィンドウ表示)

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ご来店ありがとうございます。まるかつご「」味くださいぴかぴか(新しい)

君よ!今は東京の冬も過ぎて、梅が咲き椿が咲くようになった。
太陽の生み出す慈愛の光を、地面は胸を張り広げて吸い込んでいる。
春が来るのだ。
君よ、春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ。
君の上にも確かに、正しく、力強く、永久の春がほほえめよかし‥
僕はただそう心から祈る。
有島武郎『生まれいずる悩み』より

ほかにも、テーブルの上に置かれた注意書きには、
料理の手順で料理の出来上がりが前後することがあることが記されて、
そんなことで客がスタッフにクレームつけんようにしているし、
メニューの飲み物にはノンアルコールとソフトドリンクしかなくて、
アルコールを飲んでマナーの悪いお客さんがおられたので
メニューからアルコール飲料を外しましたと記されていました。

こんなズケズケ書いているメニューを見たのは初めてですが、
お客さんを大切にされているけど、決してお客の言いなりではなく、
儲けは二の次で(アルコール飲料は手間がかからずに儲かるはずですが)
お客さんとともに「笑顔あふれる」楽しい食事の場にして
互いに気分よく「幸せを分かち合いたい」という思いが伝わってきます。

メニューといえば、表紙をめくるとクイズのページがあり、
題して「店長からの挑戦状!」。
内容はお店に行かれてのお楽しみと言いたいところですが、
ものしりクイズ(全8問)の最後の2問をご紹介。
バレーボールに「リベロ」というポジションがある理由は?
まるかつのカネコ店長が最後に失恋した理由は何でしょう?

そんなん知るかい!って笑ってツッコミたいところですが、
その下に答えが小さく書いてあって、
リベロの答えは「背が低い選手も活躍できるように」ぴかぴか(新しい)

まるかつさんが取り組んでおられる無料食堂を思い出して共感です。
いやいや、よくできています。
世界的イベントの開会式の企画で提案された下劣で品のない笑いには
哲学も思想もなく、他者に敬意なく、共感ゼロどころかマイナス。
えらい違いです。

レジで会計をすませた後にもらった割引券にも、ほかの店にない工夫あり。
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「たぶん幸運を呼ぶ」割引券で、有効期間は
2050年12月末日までもしくはあなたが宝くじで一等に当選するまで」。
その心は?
お客さまに30年先まで長生きしていただきたい店長さんの心からの願いか、
それとも、店を30年継続させるぞと店長さんの燃える心意気か。
きっとその両方でしょうが、
短期の目先でなく、長期的な利益を指向する点において「世間よし」で
「たぶん幸運を呼ぶ」ということでしょうか。

また、1,000円以上で60円引きですが、1,000円未満でも30円引きぴかぴか(新しい)
割引券を使うために1,000円以上の買い物しなくてもいいのも心憎いです。
ほんと色々よく考えておられて、ただのとんかつ屋さんやないです。
勉強になります。

今年1月24日に奈良で開催されたTEDトークに、
スピーカーとして登場されました。


今回は本店に出かけ、おかげで、店長さんにもお会いできたし、
まるかつさんの素晴らしさを心から満喫できました。
一緒に食事を楽しんだ小山さんも同感で、
次は生駒に先月オープンされた2号店に出かけるのを楽しみにしています。
店長さんのことだから、きっと本店と同じように、
温かい心の通い合いを大切されているだろうと思いますが、
通販ではどうされるのか少し疑問に思いました。

確かに、かつサンドも、ミンチかつやコロッケなどの総菜も、
まるかつさん以外のたとえばデパ地下とかコンビニとかで売っても
美味しいでしょうが、まるかつさんの心の温かさをどう伝えられるのか。

たとえば、八天堂さんのくりーむパンも美味しいですが、
梅田のお店で買ってもそこに心の通い合いはなく、
心の温かみを感じたことは一度もないです。
コンビニで売られている八天堂とのコラボ商品も同じで、
別に八天堂でなくても構わないし、八天堂である必要を感じません。

一坪ショップのスタッフさんやウーバーイーツの配達員さんに
マニュアルでない「心からの自然な笑顔」や「心の通った温かい言葉」を
期待する方が間違っているかもしれませんが、
一方で、先月放送のカンブリア宮殿(2021/2/25)で
すかいらーく創業者の横川さんが番組の最後に紹介して絶賛のラーメン店は、
良い食材でしっかり作ったラーメンを提供され、そのうえ、
スタッフ一人ひとりの接客は心の通った「個」客対応と、
まるかつさんで受け止めたことと通じます。

「商売繁盛」や「千客万来」そして「笑門来福」は、いずれも結果の話で、
心がけたり、願ったりして叶えられるものではなさそうです。
今回、まるかつさんで食事を楽しませていただき、
結果を求めるなら「心の姿勢」を高めることが何より大切と感じました。

和顔愛語、先意承問(わげんあいご、せんいしょうもん)
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言葉とともに描かれた阿弥陀三尊が心を和ませてくれます。
(中央に阿弥陀如来、その脇に観音菩薩と勢至菩薩)
去年の3月21日に縁あるお寺の春彼岸法会で頂戴する
―― 無有虚偽諂曲之心、和顔愛語、先意承問『無量寿経』
虚偽諂曲〈こぎてんごく〉の心あることなく、和顔愛語して、先意承問す。
嘘偽りや自分の気持ちをまげて媚び諂う心なく
和らかな表情と愛情ある言葉で接し
にこやかに微笑んで、やさしく話し掛ける
相手の意を承って問いただす
相手の心持ちを先んじて知り、その思いを満たす


松下幸之助『道をひらく』より――
「手を合わす」
うどんの値段は同じであっても、
客を大事にしてくれる店、まごころこもった親切な店には、
人は自然に寄りついてゆく。
その反対に、客をぞんざいにし、礼儀もなければ作法もない、
そんな店には、人の足は自然と遠ざかる。

客が食べ終わって出て行く後ろ姿に、
しんそこ、ありがたく手を合わせて拝むような心持ち、
そんな心持ちのうどん屋さんは、必ず成功する
のである。

こんな心がけに徹したならば、もちろん、うどんの味もよくなってくる。
一人ひとりに親切で、一ぱい一ぱいに慎重で、
湯かげん、ダシかげんにも、親身のくふうがはらわれる。
そのうえ、客を待たせない。
たとえ親切で、うまくても、しびれが切れるほど待たされたら、
今日の時代では、客の好意もつづかない。
客の後ろ姿に手を合わす心がけには、
早く早くという客の気持ちがつたわってくるはずである。

親切で、うまくて、早くて、そして客の後ろ姿に手を合わす――
この心がけの大切さは、何もうどん屋さんだけに限らないであろう。
おたがいによく考えたい。

何事でも感謝の心を持つことが大切だということだと思います。
感謝の心を持てば、それはいろいろな形になって自分に返ってきます
その自分に返ってくることを期待して
感謝の心を持つというのではいけませんが

自分の置かれた立場なり他人からの恩恵なりに素直に感謝できる人、
言いかえれば喜びを知る人というのは、非常にしあわせな人だと思います

これは、商売に限らず、私たちの人生すべての面にもあてはまる、
人間としての大事な基本と言えるのではないでしょうか。
松下幸之助『縁、この不思議なるもの』
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今年もサクラ咲く/源聖寺(2021.3.18)

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校足跡

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
捨てて残った一つに徹し、深めていく [2021年03月14日(Sun)]
くりーむパンの八天堂さんの森光社長が書かれた本
『人生、今日が始まり「良い品、良い人、良い会社つくり」への挑戦』
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このブログの先日の記事(2021.2.21)でも紹介した「八天堂便り」の
バックナンバーに、社長が自著のことを書かれていたのが目に留まり、
買い求めて読みましたが、大正解でした。

八天堂さん逆転劇の転機となった弁護士事務所での出来事についても、
その真相「恩人である熱血銀行担当者」が書かれていて、
あらためて、「何をするか」でなく
「何のためにするか」が肝要であることを再確認です。

八天堂さんの「生まれ変わり」の過程に多くの学びを得ましたが、
よく勉強されているし、しっかり考えておられ、
心を高めて、その思いを自分の言葉で語っておられるのが素晴らしいです。

―― 最後に私の未熟な経営が原因で今までに別れた社員の皆さん、
心から申し訳なく思います。
直接にお詫びと恩返しはできませんが、
心から皆さんの幸せを願っております。
そして弊社社員を必ず世界一の幸せな社員にし、
社会に貢献できる人間に私共々なっていくことを
ここに誓います。(本書「おわりに」の締めの言葉)

感謝報恩」反省、自責、自律、至誠一貫
取捨選択」本質の追究、捨てる、しない経営、やめる、機械化と人間の手
Focus」絞り込む(メニュー、商品、商圏など)誠心誠意、力を尽くす
選択と集中」断を下して退路を断つ、勇気、覚悟、集中=徹する(徹底)
不易流行」万物流転、日に新た、毎日が誕生日、人生は今日が始まり
イノベーション」価値の創造、顧客の創造、スタンダードとスタンダード
誰でもできることを誰にもできないくらいやる」属人化でも標準化でもない
永続」の条件
いかに立派な経営理念があっても、
実際の経営をただ十年一日のごとく
過去のままにやっていたのでは成果はあがらない
製品一つとっても、今日では
次々と新しいものが求められる時代である。だから
正しい経営理念をもつと同時に、
それにもとづく具体的な方針、方策が
その時々にふさわしい「日に新たなもの」でなくてはならない。
この「日に新た」ということがあってこそ、
正しい経営理念もほんとうに永遠の命をもって生きてくる
のである。
「時代の変化に適応すること」/松下幸之助『実践経営哲学』

実行家として成功する人は、
自己を押し通す人、強く自己を主張する人と見られがちだが、
実は、反対に、彼には一種の無私がある。
空想は孤独でもできるが、実行は社会的なものである
有能な実行家は、いつも自已主張より物の動きの方を尊重しているものだ。
現実の新しい動きが看破されれば、
直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。
物の動きに順じて自已を日に新たにするとは一種の無私である。
小林秀雄『無私の精神』

山ほどある情報のなかから、自分に必要な情報を得るためには、
「選ぶ」よりも「いかに捨てるか」のほうが重要
手は浮かぶものではなくて、消去して残ったものになります。
ひとつの手を選ぶということは
それまで散々考えた手の大部分を捨てること
羽生善治『捨てる力』

『松下幸之助・経営の真髄』より――
「一品で世界に雄飛を」
業種により、また会社により、
総合化していくほうがいいという場合もあるだろうが、
概していえば、これからの中小企業は
専門化の方向へ進むべきではないかと思うのである

現在、二つの仕事をもっているのであれば、
思い切ってそれを整理して一つにしていく。
一つは捨ててしまうわけである。
そのかわり残った一つについては、これを徹底的に深めていく
というやり方をとるべきではないかという感じがする。
それによって、人手も技術もそれに集中することができるし、
資金のより効率的な運用も可能になってくるであろう。そこから
非常にすぐれた製品、高い成果というものが生み出されてくる
と思う。

昨今、大企業が中小企業の分野に進出してくるということが、
しばしばあるようであるが、
中小企業のほうがこうい う姿で、一品に徹していくならば
決して競争に後れをとるということはない
「自分のほうはこれ専門なのだ。
 むこうはいろいろほかにも大きな仕事をやっているのだから、
 これに専心できるわけではない。負けるものか
という信念なり心意気であたれば、心配は要らないと思う。

ところが、ともすれば多少余力があると、二つの仕事を三つにして、
業容を大きくしていこうということを考えてしまう。そうなると、
かたちの上では立派になっても、内容はかえって弱体化し、
競争にも後れをとるということにもなりかねない。
業種なり、仕事の性質によって違ってくるだろうが、
やはり間口を絞って、奥行きを深めていくというか、
一品をもって世界に雄飛するのだ、というような方針で
経営を進めていくことが好ましいのではないだろうか。

もてる力をいくつかの仕事に分散して、
それぞれの分野において他よりすぐれた仕事をしていくということは、
よほど抜きんでた力をもっていればともかく、実際にはきわめてむずかしい。
しかし、それほど大きな力をもたなくても、
すべてを一つの仕事に集中してやっていくならば
そこから他に負けない成果を生み出すこともできやすくなってくる
「専業に徹すること」/松下幸之助『実践経営哲学』

自己欺瞞なくして希望はないが、
勇気は理性的であり、あるがままにものを見る
希望は損なわれやすいが、勇気の寿命は長い
希望に胸を膨らませて困難なことにとりかかるのはたやすいが、
それをやり遂げるには勇気がいる
「希望ではなく勇気」/『エリック・ホッファー自伝』

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服部緑地(2021.3.14)

何事でも感謝の心を持つことが大切だということだと思います。
感謝の心を持てば、それはいろいろな形になって自分に返ってきます
その自分に返ってくることを期待して
感謝の心を持つというのではいけませんが

自分の置かれた立場なり他人からの恩恵なりに素直に感謝できる人、
言いかえれば喜びを知る人というのは、非常にしあわせな人だと思います

これは、商売に限らず、私たちの人生すべての面にもあてはまる、
人間としての大事な基本と言えるのではないでしょうか。
松下幸之助『縁、この不思議なるもの』
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今年もサクラ咲く/服部緑地(2021.3.14)

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
P1010032.JPG
旧豊郷小学校足跡

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
自己を確立し、自分に厳しく、人に優しく [2021年03月07日(Sun)]
アンデシュ・ハンセン,の『スマホ脳』に色々と考えさせられました。
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デジタル社会の日々の暮らしや仕事において、
スマホなど「道具」の使い方や提供される「情報」と向き合う姿勢など、
便利さに飼い慣らされて「時間」を奪われて
自ら考えなくなり、頭の働きが悪くなって、記憶力も低下し
そのうえ、心や身体の健康を蝕まれたのでは、本末転倒の話です。

脳の働きを悪くして心や身体の健康を害するという意味では、
喫煙や過度の飲酒とか、さらには、
コロナ禍の巣ごもり生活の運動不足も同じかも。
依存症で「自制が利かない」ことに問題意識を持てば、
今や旬のフードデリバリー(出前ビジネス)も、
巣ごもりによる運動不足を助長するようなものといえ、
そのうち、出前のパッケージにこんな注意が記されたりして・・・
出前は、運動不足によって様々な疾病になる危険性を高めるとともに、
 あなたの脳が著しく劣化するおそれがあります

なんて、笑い話で終わればよいのですが

あなた方の時間は限られています。
だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。
Steve Jobs ”Stay Hungry. Stay Foolish.”
―― 今、ここ、自分に「集中」し、点を打ち続けるひらめき

いのちとは時間であること。その時間に限りがあること。
その事実を知っている人間だけが
いのちの使いかたを自分で考え、変えることができます
いのちという与えられた時間をどう使うか。
それは、めいめいに託された命題といっていいでしょう。
いくつになってもいきいきとした人生を送るためには
打ち込む仕事や楽しめる趣味を持つことももちろん大切です。でも僕は、
人間にとって生きている実感を味わえるいちばん充実した時間の過ごしかたは、
助けを求めている人のために自分の時間を使うことだと思うのです。
だれかの役に立つということは、
自分という存在そのものが生かされるということですからね。
日野原重明『与命』

『スマホ脳』の「訳者あとがき」より――
私にとっても『スマホ脳』は人生のバイブルとなり、
本書で推奨されている適度の運動とスクリーンおよびSNSとの付き合い方は、
自分や子供の生活を考えるための大切な軸になっている。
スウェーデンでは多くの親が同じように感じていると思う。
娘が通う小学校でも、入学式の前に
アンデシュ・ハンセンのTEDトークのリンクが
保護者全員に送られてきていたし、
毎日授業前に20分ほど身体を動かす時間を設けている。
スマホは朝学校に預け、校内では使用禁止。
本書が教育業界にも他に例をみないほどの影響を与えているのを実感する。

こちらが、そのTEDトーク
Why the Brain is Built for Movement
Anders Hansen 2017/07/11

画面右下の歯車マークの設定で日本語字幕を選ぶことができます。
また、画面の外の右下「・・・」で字幕の文字起こしも確認できます。

運動すると、なぜ気分が良くなるのか
我々の祖先は、マラソンに参加するために走ったのではありません
すべては、生存の可能性を高めるためです。
生存の可能性を高める行動をとると、
ご褒美に脳がドーパミンや快感を更に与えてくれます。

なぜ記憶力が高まるのか
我々の祖先が、狩りや新たな土地を探して走っている間に、
新たな物事を目にしたためです。新しい環境を認識し、
狩りの間に新しい経験をすることで新たな重要情報が入ってくるため
脳が少しでも記憶力を高めることは合理的です。
スマホやタブレットから情報を受け身で得るよう発達してこなかった

なぜ集中力が高まるのでしょう
我々の祖先は、狩りで走っている間、
集中力を高めることが多分、有利だったのです。
狩りで最も集中力を高められる人が多分、獲物を捕まえる人なのでしょう。

体に良いのなら、なぜ好きではないのか

医学の父と呼ばれたヒポクラテスは、2500年前こう言いました。
「歩くことは、人類にとって最良の薬である」と。

運動=スポーツの発想は、やめましょう
運動とは、それよりもはるかに根本的なことなのです。運動は、
体を最適化する手段であるのみならず、脳を最適化する手段でもあります

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千里の氏神さま 上新田天神社(2021/3/6)

人間としての存在や人生の充実ということに関して言えば、
老いにつけ若きにつけ、
今、自分がおのれの命といかにかかわり、
どのような姿勢で生きているかを問い続けるか否か
が問題なのであり、
言い換えれば、毎日毎日が人生の一大事の連続なのであろう。
大西良慶、平櫛田中『人間ざかりは百五歳』

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「100歳ランナー」の夢に向かって、
リラックスした走りを自分のものにしたいものです。
フォーム、パワー、マインド、そしてケアに課題は山積なれど、
去年の夏からの伴走練習のおかげで、ずいぶん底上げされたと自己評価。
実のところ、身体はスッキリしてキレがよくなり、
心も前向きで、走っていて気分が良いです。
一年後の篠山マラソンは、私にとって前期高齢者のデビュー戦ぴかぴか(新しい)
丹後ウルトラまでの28週で走りのボトルネックを解消し、
残り24周で更なる底上げを図り、目指すは走りのパフォーマンス向上
時間や年齢など考慮した賢い練習で進歩を楽しめたら願ったり叶ったりと、
例によって始まる前の甘〜い夢物語です。
◆なぜ走るのか?/2021.1.31
◆決してくりかえしではない/2021.3.1

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「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む」佐藤一斎『言志後録』33
(しゅんぷうをもってひとにせっし、しゅうそうをもってみずからつつしむ)

小泉内閣メールマガジン(第39号)2002/3/21より――
私の好きな言葉の一つに「春風接人」がある。
儒学者佐藤一斎が言志四録の中で「春風接人、秋霜自粛」と述べている。
春風のような優しさで人に接し、
秋の霜のごとく厳しく自らの行動をただす
こと。
大切なことだが、なかなか実践できるものではない。
人間は、自分には何かと言い訳をつけて甘くなりがちなもの。
逆に、自分に厳しい人は、他人にも同じことを求め
人に厳しくなりがちなものだ。誰もが、思いやりといたわりの心で
人と接することができる社会を築いていきたい


11代目玉置半兵衛『あんなぁ よおぅききや』より――
「兎と亀」
また、亀さんは、一度も山に登ったことがないから、
新しいこと、苦手な山登りに挑戦したんや。
おまえも自分で決めたことは必ず守る、
約束したことは、まず自分が守る、
自分が自分に負けないこと。
自分に勝てんでどうして他(ほか)の人に勝てるんや
自分が自分に挑戦するうちに、
他人(ひと)からも信頼されるようになり、信用され、
また、自分自身がだんだん強い心を持った人間になっていくんや。
あんなぁ よおぅききや
亀さんが自分自身と戦うのは、それでええ。それで立派な亀さんや。
けどな、亀さんは寝ている兎さんを追い抜く時に、
「兎さん、兎さん、そんな所で寝ていたら風邪ひくよ、
 競争で私に負けるよ!」と、
油断している亀さんを起してあげるくらいの優しさと寛大さが、
亀さんにあったらもっと良(え)えのや。
自分に厳しく、人には優しくの心を持たんとあかん。

司馬遼太郎『21世紀に生きる君たちへ』より――
君たちは、いつの時代でもそうであったように、
自己を確立せねばならない。
―― 自分に厳しく、相手にはやさしく
という自己を。
そして、すなおでかしこい自己を。
21世紀においては、特にそのことが重要である。
21世紀にあっては科学と技術がもっと発達するだろう。
科学・技術が、こう水のように人間をのみこんでしまってはならない
川の水を正しく流すように、
君たちのしっかりした自己が、
科学と技術を支配し、よい方向へ持っていってほしいのである。

何事でも感謝の心を持つことが大切だということだと思います。
感謝の心を持てば、それはいろいろな形になって自分に返ってきます。
その自分に返ってくることを期待して
感謝の心を持つというのではいけませんが、
自分の置かれた立場なり他人からの恩恵なりに素直に感謝できる人、
言いかえれば喜びを知る人というのは、非常にしあわせな人だと思います

これは、商売に限らず、私たちの人生すべての面にもあてはまる、
人間としての大事な基本と言えるのではないでしょうか。
松下幸之助『縁、この不思議なるもの』

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校足跡

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
決してくりかえしではない [2021年03月01日(Mon)]
今日から3月ぴかぴか(新しい)
昨日(2/28)はオンライン開催の篠山マラソンで長居公園の周回コース、
目標としていたフル完走は果たせませんでしたが、
次の目標に向かって取り組むべき課題が明確になり、収穫の多い一日でした。

5周14キロを3セット(セットごとに羊羹でリフレッシュ)、
最後までイーブンペースの走りを目指してスタート。
走り込めていない現状に、走る前はキロ6分半のイーブンの予定でしたが、
走り出した時の気温は6.6度、そして身体も軽かったので
キロ6分ペースで走ることにし、結果、1セット目は1時間22分28秒。

トイレ休憩と羊羹でリフレッシュして2セット目スタート、
身体もマインドもきつくなかったのですが、
集中力が途切れだすとペースも乱れだし、
それでもペース練習のランナーに抜かれると追走を試みるなど、
足の痛みもなく呼吸も上がっていなかったのですが、
集中力が切れた状態で根性で頑張って走り続けても意味ないと判断し、
最後の1セット「遠慮のかたまり」を残して終了。

2個目の羊羹を食べながら自分の走りを振り返っていると、
ほどなくブラインドランナーのKさんが戻ってこられて
7周19.6キロを走ったのでハーフまで行くと言われ、
私もお付き合いで30キロを目指して昨日は30.2キロでゴールです。
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ハーフを走り切った達成感で大満足のKさん、ガイドのEさんと三人で
私のクツは税込980円のワークマンの軽量ランシュー

昨日、多くの方から「やせたね」とお声がけいただきましたが、
この写真を見ても、身体がずいぶん絞られた感じです。
体重は60キロ台前半で止まっているのですが、
お腹のぽっこりとか脇腹の余分なお肉とかが消えてきたかな。

こんな性分ですから筋トレとか試みても続かず、
在宅ワークの息抜きに、フロントブリッジを1分するのと
ドローイングを心がけるだけですが、
やはり何といっても、一人で走るのと違って伴走練習では
しんどくなっても下を向いて走るわけにいかないのがいいのかも。
体幹が鍛えられ、お腹周りの余分なお肉が落ちているのでしょうか、
ありがたい限りです。

身体のキレもよくなり、呼吸も上らないで30キロの壁は感じず、
実際には30キロで止めてしまいましたが、
集中力も本番になれば途切れることないから問題なし。
次なる目標は9月19日、200日後の「丹後ウルトラ」です。

制限時間ギリギリの完走で最後まであきらめない自分をほめるのは卒業して、
余裕ある走りでゴールを果たしたいもの。
そのためには限られた時間の中で練習の質を高めること、
そして身体のケアをしっかり行うことが肝要。
ようやく、「走り」の身体ができた感じで、
師匠から授かった秘伝の走りの極意を生かす「時が来た」かな。

今日から3月
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松下幸之助『続・道をひらく』より――
「春がきた」
春がきた。夏がきて秋がきて、冬がきてまた春がきた。
同じことのくりかえしのようにも見えるけれど、
樹々は一まわり大きくなった。それぞれに、それだけ生長している。
決して同じではない。くりかえしではない
山にのぼる道が、ぐるりぐるりと山をまわっている。
東に行ったら西に行って、また同じ東の景が見えてきて、
同じところをぐるぐる回っているように思えるけれど、
ぐるりとまわったら、一段も二段も高くなっている。
決して同じ道のくりかえしではない
毎日が同じことのくりかえしのように思えることがある。しかし、
きのうよりはきょうの方が、それだけの体験を深め、
それだけ賢くなっているのである。
人生には、日とともに高まりはあっても、くりかえしはない
世界の動きが、また同じくりかえしのように見えることがある。しかし
決してくりかえしではない。さまざまの歴史の体験を経て、
人類は一段一段、賢くなっているのである。
くりかえしと思ったとき、進歩への道をみずから閉ざす
くりかえしはないのである。

何事でも感謝の心を持つことが大切だということだと思います。
感謝の心を持てば、それはいろいろな形になって自分に返ってきます。
その自分に返ってくることを期待して
感謝の心を持つというのではいけませんが、
自分の置かれた立場なり他人からの恩恵なりに素直に感謝できる人、
言いかえれば喜びを知る人というのは、非常にしあわせな人だと思います

これは、商売に限らず、私たちの人生すべての面にもあてはまる、
人間としての大事な基本と言えるのではないでしょうか。
松下幸之助『縁、この不思議なるもの』

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校足跡

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

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会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。