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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

宮 直史さんの画像
★経営のための会計★
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ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
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パイソンの可能性を探る [2020年10月31日(Sat)]
昨日(10/30)の夜、週末で月末の金曜日でしたが、
Pythonエンジニア認定試験を受けてきました。
出題は40問で、合格ラインは7割。1000点満点で700点(28問)のところ、
27問の675点で不合格でした。
IMG-8182.jpg

結果として一歩およばずでしたが、
実のところ、受験当日にネットで提供されている模擬試験にチャレンジしても
5割が精一杯のありさまで、受験を早まったと後悔していたので、
自分の今の力としては意外に高得点でビックリです。

パイソンは、フリーのオープンソースのプログラミング言語。
YoutubeやInstagramはパイソンで開発されたwebサービスとして有名ですが、
フェイスブックのAIフレームワークもパイソンがベースと聞いたことがあります。
実装開始は1989年と歴史的に古いプログラム言語ですが、
近年の機械学習やAIへの関心から
ライブラリーが充実したパイソンに人気が集まっています。

以下、私とパイソンとの出会いや受験を志した動機など振り返ります。

パイソンとの出会い

きっかけは、今年の夏の早朝、服部緑地での伴走練習でした。
ある日のこと、ご近所に住むブラインドランナーとの伴走練習で、
一緒に走りながらの話がブロックチェーンからRPAやAIに展開する中で、
パイソンが話題になりましたが、実のところ、
その時まで、私はパイソンのことを知りませんでした。

今朝の服部緑地の円形花壇は、コスモスの花が咲き誇っていましたが、
円形花壇にヒマワリが咲いていた頃の話です。
IMG-8189.jpg

IMG-8190.jpg

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プログラム言語としてのパイソンは知りませんでしたが、
その周辺をウロウロしていたこともあり、点と点が繋がっていくのを感じました。

問題意識

たとえばランでも、フルやウルトラのレースに出て完走できたとか、
何時間で走ったとか、目標を達成できたとか、できなかったとかは結果の話。
今月どれだけぼ走ったとか、今日は何キロ走ったも、結果の話です。
各種のアプリを使えば様々なデータを記録してくれますが、それも結果の話。

そこから、どうすれば早く走れるか、どうすれば楽に楽しく走れるか、
力を抜いた美しいフォームで走れるか、故障なく走りつけられるかと考えて、
昨日より今日、今日より明日とつなげていくことが何より肝心なのに、
多くのランナーはそれをしないで、結果を確認してそれで終わり。

逆に、結果を残しているランナーは、
日々の練習でアプリが記録したデータをきちんと振り返っています。
いわば、記録して終わりではなく、日々の記録がスタートで、
記録したデータを「分析」して「解析」して「学習」する

そして、明日のために今なにをするかと「課題」を明確にして「実行」し、
しっかり「反省」する。そのサイクルを何度も何度も「徹底して繰り返し」ている。

課題を明確化するのに記録したデータが生かされるので
次の実行の段階で記録するデータの内容や観察の視点が変わるはずが、
多くの一般ランナーは、漠然と練習を続けて、
自らが利用するアプリが記録した結果の数字を確認するだけです。
結果の違いは、練習の「量」ではなく「質」です。

課題を一つ一つ明確にすることが大切です
課題が明確になれば、人はそれを克服しようと努力します。
そこから可能性が広がっていくのです。
逆に、課題がはっきりしないのに頑張っても、何ら成果は表れません。
それは努力のマンネリ化、相手に対する漠然とした恐怖、
「どうせ勝てるわけがない」という負け犬根性を生むだけです。
「課題を一つ一つ明確にせよ」/エディー・ジョーンズ『ハードワーク』

このことは、日々の会計が果たす役割に通じます。

受験の動機

私にとって検定試験を受けることは、目的でも目標でもなく、手段でもなく、
学びの動機付けです。
といっても、学びの最初から受験を決めたわけでなく、
後ほど紹介する一冊の本との出会いによって受験を決めました。
今月初めのことです。
結果を問わず、今月中に受験する。そして、次のステップとして、
年内に、パイソン検定の「データ分析」の試験も受けると決めました。

必要に迫られずに本を読んだり、人の話を聞いたりしたところで、
右から左、左から右へと流れ、頭に残らないものです。
その状況を速やかに打開し、真剣に取り組む必要性を感じたので、
試験を受けることにしました。だから合格できなくても実害なしです。

そのため、試験勉強は、指定テキストを通読したのと、
直前にネットで無料で提供の模擬試験を受けたぐらいです。
最初は指定テキストを読んでもまったくのチンプンカンプンで、
なかなか行間を読めずに苦労しました(今もできていない)。そのため、
頭に残らず、応用はきかず、実際の試験では選択に悩みまくりでした。

パイソン初学者の学びの参考までに

そんなこんなで、パイソンと出会って、にわかに学び始めた次第ですが、
私の現時点までの目的は「パイソンで何ができるのか(パイソンの可能性)を
自分自身で使って納得する
」ことにあります。
以下、その視点から、現時点の私がおススメできるものをご紹介します。

(プログラミングに関して初心者向けの本)
とりあえず、薄めの本を一冊、読まれることをおススメします。
私は『スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング』にしました。
その本で扱っているパイソンのバージョンが「3」なら
この段階kでは最新の本である必要はないでしょう。
古い本だとパイソンのバージョンが「2」のものがあるのでご注意ください。

(オンライン学習)
どんな本が良いかわからず、図書館で本をずいぶん借りましたが、
入門書はとりあえずの一冊で十分です。むしろ、本を読むより、
プロゲートのオンライン学習の方が一気に理解を進めるのが効果的でした。
パイソンに関して5コースあって、順にレベルアップしていきます。
最初のコースは無料で提供されていて、残り4コースは有料で月額制ですが、
本を読んでも頭に残らなかったのが、その壁が破れました。

(京都大学のプログラミング演習の教科書)
京都大学でプログラミングを初めて学ぶ人を対象にした演習の教材
無料で公開されていますが、テキストとして非常によくできています。
実習しながら読んでいくと、間違いなく力がつきます。

(マンガで楽しく学ぶ)
楽しく勉強しなきゃ続かないものですが、そんな方におススメは『ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門「まんが版こんにちはPython」』。
ジャンケンゲームや壁打ちテニスゲームのプログラムもあり、楽しく学べます。
出版元の日経BPのサイトからプログラムのダウンロードできますが、
先ほど紹介した京大の教科書と同様、自分で打ち込んでこそ値打ちあると思います。
大人だけでなく、お子さんにもおススメできます。

まんが原作者のすがやみつる先生のサイト
本で紹介された三つのゲームのプログラムがダウンロードできるほか、
サンプル動画もあり。

こんにちは統計学
こちらも、すがや先生のサイトですが、パイソンを使った統計計算のサイトです。
ランの練習で記録したキロごとのラップタイムから
「標準偏差」を求めて自分の走りのブレを確認できます。
かつてはランの練習で周回コースを走るのが単調で嫌いでしたが、
パイソンのおかげで、最近は周回コースでの練習がお気に入りです。

(やり直しの数学)
数学の知識があるとパイソンの可能性が拡がります。
本やサイトを探しましたが、この二冊が圧倒的におススメです。
東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!
東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!』。
一冊目は中学の数学のやり直し、二冊目は高校の数学のやり直し。
いずれも目からウロコです。出版社のサイトに正誤表がありますが、
本に記された計算が合わなくて出版社に問い合わせると翌日には返事あり。
まだ正誤表は訂正されていませんが、出版社の対応は親切です。

(データ分析の本)
データ分析の本も色々と読みましたが、
一番わかりやすくて、よく理解できたのがこの一冊。
データ分析の力、因果関係に迫る思考法
データ分析の本にも関わらず、算式を使うことなくしっかり解説されています。

(Pythonで儲かるAIをつくる)
私がパイソン検定を受けると決めたのは、この本です。
Pythonで儲かるAIをつくる
この本を読んで、結果を求めず、今月中に受験し、
年内にデータ分析の試験を受けると決めました。今月初めのことです。
人ぞれぞれでしょうが、私にとってそれだけのインパクトがある本でした。

パイソンのコミュニティサイト
私もいつかデビューできる日がくるといいのですが、
こういうサイトがあるのもパイソンの魅力であり、可能性でしょう。

以上、長文になりましたが、何か一つでもご参考になれば幸いです。
そして、ご縁あればぜひご一緒に!

人間は、自由を用いる方法について選択の自由を持っているという意味で
自分自身の運命の創造者である。しかし、結果の支配者ではない。
『今こそ読みたいガンディーの言葉』

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている

それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
何度も繰り返してやり続ける [2020年10月22日(Thu)]
ぼくの場合、見えないことによって、
柔道に対する知識がものすごく少ないんですよ。
でも、練習を継続することによって、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、練習相手から、
技を盗んだり、教えてもらったりして、今になっている。
松本義和(58歳)

東京パラ2020の柔道100キロ級に出場内定の松本義和さんが、
NHKの取材を受け、先週(10/14)の夕方の関西ローカルのニュース番組で
放送されていましたが、番組が好評だったようで、
昨日(10/21)の朝のNHKおはよう日本のスポーツコーナーで再び放送。

基本的に、一週間前に関西ローカルで放送されていたものと同じでしたが、
昨日の全国放送の方が時間的に少し短かったこともあって、
一部カットされていたシーンがありました。

柔道の練習で息を切らして柔道着姿の松本義和さん(まっちゃん)が、
百人一首や円周率を暗唱するシーンで、
全国の皆さんに見ていただけなかったのは残念です。

――「円周率は、語呂合わせをつくり、1000桁まで暗記ぴかぴか(新しい)
何度も繰り返して覚えることが自分の柔道にもつながっていると言います」

このナレーションの後、冒頭に紹介したまっちゃんの言葉に続きます。
そして、さらに、
30代から40代、40代から50代と、
練習量が完全に増えているんですよね、僕の場合。
だから、たぶん、今が一番強いと思います。
松本義和(58歳)

さすが、まっちゃんです。
実は、今年の8月30日、本来なら武道館へまっちゃんを応援に出かけるはずが、
延期になったので、場所を変えて「まっちゃんを応援する会」を開きました。

その打ち合わせをしていた時に、まっちゃんから、
「百人一首をすべて覚えた、次は円周率1000桁に挑戦や」と聞いたのですが、
それに対して私は、そんなことが何の役に立つのか、ヒマつぶしか、ボケ防止かと、
めっちゃ軽く受け流していましたが、実に浅はかで愚かでした。

コロナで、目標にしていた東京パラが延期になり、
練習する場所も、練習する相手もない、そんな中でも、
自分がやると決めたことをコツコツ、コツコツ、やり続けていく。

そして「今が一番強い」と力強く語るまっちゃん、
これから一年でさらに強靭になっていくこと間違いなし。
59歳で迎える東京パラ2020、来年の武道館が待ち遠しいですひらめき
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中央がまっちゃん、右が練習相手の田中さんでNHKニュースにも登場
左手スクリーンはZoomでオンライン参加の元阪神タイガースの横田慎太郎さん
(2020/8/30開催の「まっちゃんを応援する会」)

とかく、わたくしどもは、
結果を求めることばかり焦って、脚下がお留守になり、
今日のつとめを怠りがちでありますが、そこに失敗の原因があります。
その日その日のつとめを堅実に果たしてゆけば、
未来の成功はおのずから席をあけて待っておるのであります

「太閤さんの心がけ」/山田無文『白隠禅師坐禅和讃講話』

大切なことは、
どのような境遇にいようとも、
精いっぱい人事を尽くすことではないでしょうか。
自分の人生にはどうにもならない面もあるということを知った上で、
信念を持って、自分自身の歩みを力強く進めていく

そうすれば大きな成功をおさめても有頂天にならないし、失敗しても落胆しない。
あくまで淡々となすべきことをなしていけるのではないか。
「人事を尽くして…」/松下幸之助『人生談義』


人間は、自由を用いる方法について選択の自由を持っているという意味で
自分自身の運命の創造者である。しかし、結果の支配者ではない
『今こそ読みたいガンディーの言葉』

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている

それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
世界的視野に立つ、地球的視野に立つ [2020年10月19日(Mon)]
企業発展の原動力は思想である。
世界的視野」という思想の上に立って、理論とアイデアと時間を尊重する。
本田宗一郎著『夢を力に』

社是の冒頭にある「世界的視野」とは、よその模倣をしないことと、
ウソやごまかしのない気宇の壮大さを意味する。(…)
これからも大きな夢を持ち、若い力を存分に発揮し、協力し合い、
今より以上に明るく、そして働きがいのある会社、
さらに世界的に評価され、社会に酬いることのできる会社に育て上げてほしい。
明日のすばらしいホンダをつくるのは君達だ。
退陣のあいさつ(1973年・66歳)/本田宗一郎著『夢を力に』

わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、
質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす。
◆「社是」/ホンダ

「もし、おやじさんが日本一が目標で、日本的視野に立っていたら、
間違いなく現在のHondaはなかったでしょうね」河島喜好
◆そして『社是』が生まれた/Honda 語り継ぎたいこと

若い人はいいものだ。
過去を持たないからいつも前向きの姿勢でいる
将来へ一歩一歩前進しながら、現実をありのままに受けとめて
新鮮な心でこれを吸収する。そして、正しく時代を反映する
いい経営とは、そうした若い人に夢をもたせることだ
漠然とした「少年よ、大志を抱け」といったものでなく、いわんや
「勲章つけて剣さげてお馬に乗ってハイドードー」なんかからは、
全然正反対なのである。したがって「夢」はその背後に
世界的視野に立った理論が裏付けになっていなければならない。
どこの国にいっても通用する理論、それが若い人の夢を生む。
さらにその夢が、世界市場どこに出してもひげをとらない製品をうんでゆく

自由化になったから泡食っていいものを作れでは、到底無理なのである。
自由化時代を勝ちぬくためには、道はただ一つしかない。
それは技術を上げることだ。外国の製品より品質をよくすることだ。
この考え方に徹せぬかぎり、どんな政治的解決も無意味である。
本田宗一郎『俺の考え』

山本つぼみさんの『あたらしい高校生』を読みました。
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日野田先生の本も読みました。
『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか︎』
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本を読む前のイメージは、ビリギャルの類の本でしたが、
旧態依然の組織の改革や負け犬根性のチームの立て直しといった本とは
次元の違う強烈なインパクトを受けました。
その一番の原因は、日野田先生の本のタイトルが示すように
日野田先生の思想と行動のバックボーンにある「世界的視野」と受け止めました。

創業時、京セラは間借りの社屋でスタートし、
従業員が百人に満たない頃から、
「京セラは世界的視野に立って世界の京セラへ前進する」と言ってきました。
ちっぽけな会社でありながら世界に目を向けるということは、
高く大きい目標をもつということと同じ
です。
高い目標を設定する人には大きな成功が得られ、
低い目標しかもたない人にはそれなりの結果しか得られません。
自ら大きな目標を設定すれば、
そこに向かってエネルギーを集中させることができ、
それが成功のカギとなるのです。明るく大きな夢を描いてこそ、
想像もつかないような偉大なことが成し遂げられるのです。
「高い目標をもつ」/稲盛和夫『京セラフィロソフィ』

中小企業は弱いどころか、ある面では大企業よりも強い
それを、社会も中小企業は弱いと考え、みずからも弱いと考えたのでは
本来のよさが発揮されずに、ほんとうに弱い姿になってしまう
「力強い中小企業」/松下幸之助『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている
それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

日本で最初に完全週5日制・完全週休2日制を導入したのは松下電器で、
1965年(昭和40年)のことでした。
ちなみに、銀行など金融機関が完全週休2日になったのは1989年で、
国家公務員は1992年(平成4年)です。

松下電器の完全週休2日制は、法規制や外圧によるものでなく、
業界横並びでもなく、他社に先駆けて導入したもので、
しかも、段階的に土曜日を休んで完全週休2日に移行したのではなく、
週6日制からいきなり完全週休2日制の導入でした。

導入に先立つ5年前の1960年(昭和35年)1月の経営方針発表会で、
松下幸之助社長が「5年先に週5日制を実施」と宣したのですが、
その決断は「世界的視野」に立つものでした。

松下さんが「世界的視野」に立って会社の将来を考えなければ、
完全週休二日の導入という発想は起きなかったでしょうし、
目標の実現に向けた全社一丸の生産性向上の取り組みは起きなかったし、
その後の飛躍的な生産性向上や賃金アップにはなかったでしょう。

高度経済成長期(1955〜73)という時代背景もありましたが、
それならば、なぜ、ほかは完全週休2日を導入しようとしなかったのか?

思慮の足りない人、無知な人間、怠けものは
表にあらわれた「結果」だけに目を奪われて物の本質を見ません。
そのために、あらゆる成功を幸運、運命、あるいは偶然などという言葉で
かたづけようとします。(…)
彼らは、そのような運のいい人たちがより良い人生に向かって努力していた時、
多くの試練や苦闘に進んで立ち向かってきたことに気づきません。
成功した人たちが強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、
ねばり強い努力を重ねてきた事も知りません。
そして、その人々が様々な困難を見事に乗り越えて、
自分の心のビジョンを実現した事も知りません。
成功した人々が体験した暗闇や心痛も知らないのです。
彼らはただ光の部分や喜びだけに目がいって、
それを「運がいい」と呼んでいるのです。
長く厳しい旅の中身を見ようともせずに、喜びに満ちた最終結果だけを見て、
それを「幸運」の一言で片付けているのです。
過程を理解せず、結果のみをとらえて
それを「偶然の産物」だと言っているのです。
人間が達成するあらゆる成功が努力の結果なのです。
そして、努力の大きさが、成功の大小を決めているのです。
そこに偶然はありません。
才能、能力、物質的、知的、霊的な資質のすべては努力の果実なのです。
それは成就した思い、達成された目標であり、現実化されたビジョンです

ジェームズ・アレン『新訳 原因と結果の法則』

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.
Albert Einstein


日に新たであるためには、いつも「なぜ」と問わねばならぬ。
そしてその答を、自分でも考え、また他にも教えを求める。
素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば、
「なぜ」と問うタネは随所にある。
それを見失って、きょうはきのうの如く、あすもきょうの如く、
十年一日の如き形式に堕したとき、
その人の進歩はとまる。社会の進歩もとまる。
繁栄は「なぜ」と問うところから生まれてくるのである。
「なぜ」/松下幸之助『道をひらく』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
正解のない授業 [2020年10月18日(Sun)]
私は、お互い人間はあたかもダイヤモンドの原石のごときものだと考えている。
つまり、ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放つ。しかもそれは、
磨き方いかん、カットの仕方いかんで、
さまざまに異なるさん然とした輝きを放つのである。
それと同じように、人間はだれもが、
磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質をもっている

だから、人を育て、活かすにあたっても
まずそういう人間の本質というものをよく認識して
それぞれの人がもっているすぐれた素質が生きるような配慮をしていく
それがやはり、基本ではないか。もしそういう認識がなければ、
いくらよき人材がそこにあっても、
その人を人材として活かすことはむずかしいと思う。
松下幸之助『人を活かす経営』

中小企業は弱いどころか、ある面では大企業よりも強い
それを、社会も中小企業は弱いと考え、みずからも弱いと考えたのでは
本来のよさが発揮されずに、ほんとうに弱い姿になってしまう
「力強い中小企業」/松下幸之助『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』

「惚れて通えば千里も一里」という諺がある。それくらい
時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるようになったら、
こんな楽しい人生はないんじゃないかな。そうなるには、
一人ひとりが、自分の得手不得手を包み隠さず、ハッキリ表明する。
石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです
そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、
伸ばしてやる、適材適所へ配置してやる。
そうなりゃ、石もダイヤもみんなほんとうの宝になるよ。
企業という船にさ 宝である人間を乗せてさ
舵を取るもの 櫨を漕ぐもの
順風満帆 大海原を 和気あいあいと 一つ目的に向かう
こんな愉快な航海はないと思うよ。
「得手に帆を上げ」/本田宗一郎『夢を力に』

山本つぼみさんの『あたらしい高校生』を読みました。
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日野田先生の本も読みました。
『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか︎』
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2冊の本から多くの気づきと学びを得ましたが、
その中の一つが、先生と生徒が一緒に創る「正解のない授業」。
箕面高校の時だけでなく、アメリカの大学で学ぶ中でも登場します。

そういえば、二刀流で大リーグで活躍する大谷翔平さんの生き様について
佐々木亨さんが書いた『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』にも、
大谷さんのこんな言葉が紹介されていました。
「両方をやることに対して、自分の気持ちがブレることはなかったですね。
もともとがあまり周りを気にしない性格というのもあるんですが、
どれが正解ということもないですし、たとえ両方をやることが
失敗だったとしても、自分にプラスになると思っていました」
そこには正解がなくて、僕としては『やったことが正解』というだけなんです
そう信じたいという気持ちがありまし、自分がやってきたことを信じたい
僕はそう思っています」

自律して自ら主体的に考えて行動して学んだことだけが「正解」であり、
よって、そこにゴール(完成形)はなく、
「自問自答」を重ね続けて「進歩無限」ということなのでしょう。

正解がないのだから、クイズ王のような知識偏重に価値はなく、
流行り廃りもその時点の答えに過ぎない。

ドラッカー『新しい現実』より
平坦な大地にも、上り下りする峠がある。そのほとんどは、
たんなる地形の変化であって、気候や言葉や生活様式が変わることはない。
しかし、そうではない峠がある。本当の境界がある
とくに高くなるわけでもなく、目をひくわけでもない。たとえば(…)
歴史にも境界がある
目立つこともないし、その時点では気づかれることもない。だが、
ひとたびその境界を越えれば、社会的な風景と政治的な風景が変わり、
気候が変わる。言葉が変わる。新しい現実が始まる
(…)
社会の問題には「唯一の正しい答え」があるとの考えそのものが疑わしくなった。
もちろん、正しくない答えはある。しかし、
今や社会そのもの、さらには社会活動、社会問題のすべてがあまりに複雑である。
唯一の「正しい答え」が、あらゆる問題に通用するはずがない。
答えは複数ある。だが、そのうちかなり正しいと言えるものさえ一つもない

教え方や学び方にしても、唯一の正しい方法がないことは明らかである。
ある生徒にはある方法が正しく、ある生徒には別の方法が正しい。(…)

社会の変化の中でAIやIOTの活用についても、
そこに正解を求めてAIやIOTに使われるのではなく、
「問い」を求めて自分たちが考える道具として使いこなせるかが問われるのかも、、、
仕事においても、正解を求めたところで、社会の問題に正解はないのだから

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.
Albert Einstein


日に新たであるためには、いつも「なぜ」と問わねばならぬ。
そしてその答を、自分でも考え、また他にも教えを求める。
素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば、
「なぜ」と問うタネは随所にある。
それを見失って、きょうはきのうの如く、あすもきょうの如く、
十年一日の如き形式に堕したとき、
その人の進歩はとまる。社会の進歩もとまる。
繁栄は「なぜ」と問うところから生まれてくるのである。
「なぜ」/松下幸之助『道をひらく』

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている
それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

私の今年の一文字は「革」
2020革.jpg
◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

mampo.jpg
愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
石もダイヤもみんなほんとうの宝になる [2020年10月17日(Sat)]
私は、お互い人間はあたかもダイヤモンドの原石のごときものだと考えている。
つまり、ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放つ。しかもそれは、
磨き方いかん、カットの仕方いかんで、
さまざまに異なるさん然とした輝きを放つのである。
それと同じように、人間はだれもが、
磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質をもっている

だから、人を育て、活かすにあたっても
まずそういう人間の本質というものをよく認識して
それぞれの人がもっているすぐれた素質が生きるような配慮をしていく
それがやはり、基本ではないか。もしそういう認識がなければ、
いくらよき人材がそこにあっても、
その人を人材として活かすことはむずかしいと思う。
松下幸之助『人を活かす経営』

中小企業は弱いどころか、ある面では大企業よりも強い
それを、社会も中小企業は弱いと考え、みずからも弱いと考えたのでは
本来のよさが発揮されずに、ほんとうに弱い姿になってしまう
「力強い中小企業」/松下幸之助『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』

「惚れて通えば千里も一里」という諺がある。それくらい
時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるようになったら、
こんな楽しい人生はないんじゃないかな。そうなるには、
一人ひとりが、自分の得手不得手を包み隠さず、ハッキリ表明する。
石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです
そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、
伸ばしてやる、適材適所へ配置してやる。
そうなりゃ、石もダイヤもみんなほんとうの宝になるよ。
企業という船にさ 宝である人間を乗せてさ
舵を取るもの 櫨を漕ぐもの
順風満帆 大海原を 和気あいあいと 一つ目的に向かう
こんな愉快な航海はないと思うよ。
「得手に帆を上げ」/本田宗一郎『夢を力に』

山本つぼみさんの『あたらしい高校生』を読みました。
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―― 2014年府立箕面高校に入学。
「地方公立高校」「留学経験ゼロ」「苦手科目は英語」のバックグラウンドから、
高2でアメリカの大学への進学を決意。
塾には行かず、独学と学校の先生のサポートの元で、
米国最難関大学・ミネルバ大学(日本の普通高校からの初めての合格)を含めた
日米豪のトップ大学に合格。柳井正財団より約3000万円の返済不要の奨学金を受けて、
リベラルアーツカレッジの名門・ウェズリアン大学に2017年9月より進学。
社会学、政治学、東アジア研究を主に学び、1年目から優秀成績者に名を連ねる。

箕面高校の関係者には非礼なことで申し訳ないですが、
私の中の箕面高校は45年前のままアップデートされてないので、
えっ、あの箕面高校exclamation&questionとビックリでしたが、
山本つぼみさんの本、そして後ほど紹介する日野田先生の本を読んで
狭い視野で貼られたレッテルに囚われているわが身を反省です。

箕面に生まれて箕面に育った彼女が、
朝が弱いので家から近いという理由で府立箕面高校を選んで進学すると、
彼女が入学した年に日野田先生が36歳で校長に着任され、
日野田先生が学校改革として取り組まれたTOEFL受験対策講座が始まり、
そこで英語だけでなく多くの気づきや学びを得て、
帰国子女でなく、留学経験もなく、TOEFLの点数も問題外に低い、
なのに、高校から海外の大学に進学する夢を抱いて、
ダンス部の部活は2年の夏の全国大会を機に辞めて勉強に専念。
といっても塾には通わずに独学。夢を抱いて本気で目指す彼女の姿に、
日野田先生、そして高2の春からSETとして着任されが高木先生が熱血指導。
(巻末にお二人の先生が彼女について寄稿されていますが、心を打ちます)

君はもっと上を目指しなさいぴかぴか(新しい)
常識的には偏差値や模試の合否判定による進路指導でしょうがクソくらえです。
奮闘努力の甲斐あり、出願した17校のうち6校から合格通知が届くも、
第一志望はウェイティングリスト。されど、日野田先生からアドバイスを受けて、
ポストカードやエッセイを毎週ねばり強く送り続ける。
ウェイティングリストの期限が迫り、何の連絡もないので諦めかけていたら、
面接の連絡があり、4日後に面接、そして翌朝に吉報メールが届く。

一方、海外の大学に進学する前提となる奨学金の選考も、
落ち続けて最後の頼みの綱が柳井さんの財団。彼女の学年から創設されたばかりで、
書類審査、一次面接を通って、その翌週に柳井さんとの最終面接。
そして最終面接を終えて3時間後、羽田から大阪に戻る飛行機が離陸直前に
スマホを切ろうとしたら合格を報せるメールの着信。
返済不要の3千万円で夢が叶い、さらに頑張れるひらめき
両親や先生に早く連絡したいたのに機内モードでできず、
伊丹に戻るまでの間がずいぶん長く感じられたことでしょう。

彼女が箕面高校で学んだこと、そしてアメリカの大学での学びや経験したこと、
さらに箕面高校やアメリカの大学の先生方の姿勢に多くの気づきと学びを得ました。

そんなのムリで終わる話も、
誰かが「君ならできるよ」と毎日言ってくれたら

日野田先生の本も読みました。
『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか︎』
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思慮の足りない人、無知な人間、怠けものは
表にあらわれた「結果」だけに目を奪われて物の本質を見ません。
そのために、あらゆる成功を幸運、運命、あるいは偶然などという言葉で
かたづけようとします。(…)
彼らは、そのような運のいい人たちがより良い人生に向かって努力していた時、
多くの試練や苦闘に進んで立ち向かってきたことに気づきません。
成功した人たちが強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、
ねばり強い努力を重ねてきた
事も知りません。
そして、その人々が様々な困難を見事に乗り越えて、
自分の心のビジョンを実現した
事も知りません。
成功した人々が体験した暗闇や心痛も知らないのです。
彼らはただ光の部分や喜びだけに目がいって、
それを「運がいい」と呼んでいるのです。
長く厳しい旅の中身を見ようともせずに、喜びに満ちた最終結果だけを見て、
それを「幸運」の一言で片付けているのです。
過程を理解せず、結果のみをとらえて
それを「偶然の産物」だと言っている
のです。
人間が達成するあらゆる成功が努力の結果なのです。
そして、努力の大きさが、成功の大小を決めているのです。
そこに偶然はありません
才能、能力、物質的、知的、霊的な資質のすべては努力の果実なのです。
それは成就した思い、達成された目標であり、現実化されたビジョンです。
ジェームズ・アレン『新訳 原因と結果の法則』

「そこに偶然はありません」というけれど、
―― もし彼女が箕面高校に進学していなかったら
箕面高校に民間人校長が着任していなかったら
着任した民間人校長が日野田先生でなかったら
SETの高木先生が英語だけでなく数学も堪能でなかったら
柳井さんの財団の奨学金が創設されていなかったら
、、、
これらの「出会い」は彼女ひとりに与えられたものではなく、
彼女は出会いを活かし、自分で自分を磨き上げ、自分の道を開いている
山本つぼみさんなら、今回の様々な出会いがなくても、
きっと、ほかの別の出合いを活かして別の道を開いておられたでしょう。
そしてこれからも、色々な出会いの中で自分を磨いて道を開いていかれるでしょう。
楽しみです。遅ればせながら、私もそうありたいです。

幸運とは準備が機会に出会うこと」(オプラ・ウィンフリー)
 Luck is a matter of preparation meeting opportunity.(Oprah Winfrey)
―― チャンス(chance)ではなく、機会(opportunity)

成功は準備がすべて、
準備とは努力のことです。
努力は100%のものでないと意味がありません。
100%で行うからこそ、何かを吸収できる。
何かを成し遂げるには100%の努力をしなければならない
エディー・ジョーンズ『ハードワーク』

課題を一つ一つ明確にすることが大切です。
課題が明確になれば、人はそれを克服しようと努力します。
そこから可能性が広がっていくのです。
逆に、課題がはっきりしないのに頑張っても、何ら成果は表れません
それは努力のマンネリ化、相手に対する漠然とした恐怖、
「どうせ勝てるわけがない」という負け犬根性を生むだけです。
エディー・ジョーンズ『ハードワーク』

自己欺瞞なくして希望はないが、
勇気は理性的であり、あるがままにものを見る。
希望は損なわれやすいが、勇気の寿命は長い。
希望に胸を膨らませて困難なことにとりかかるのはたやすいが、
それをやり遂げるには勇気がいる

「希望ではなく勇気」/『エリック・ホッファー自伝』

人間は、自由を用いる方法について選択の自由を持っているという意味で
自分自身の運命の創造者である。しかし、結果の支配者ではない
『今こそ読みたいガンディーの言葉』

「随処作 立処皆真」臨済禅師 
(ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり)

石もダイヤもみんなほんとうの宝になるひらめき
―― 石は石で、ダイヤはダイヤで、伸びる可能性は無限大ぴかぴか(新しい)
磨けばそれぞれに光って「ほんとうの宝」になる。
そのためになすべきことは何か?、なすべからざることは何か?
そして、先生や専門家の果たすべき役割は?

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている
それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
やり続けて成し遂げるには [2020年10月16日(Fri)]
長距離や、そして人生のほとんどのことに言えるのだが、
ある技術を身につけることは
からだの素質や生まれ持った才能というより、
自分が何をやるのか、やりたいのかをまず決めることからはじまる。
(…)
自分のための練習だから
全力を尽くすし、結果に対してはフィードバックもする

フィードバックも人と比べるのではなく
自分がこの練習で何をやろうとしたかを見る。その練習は、
どこを鍛えるためにやっているのか、どこにつなげるためにやっているのか、
自分にわかっていればいい。それがわかると、
練習中に負けても勝っても一喜一憂しなくてよくなった。
細かいことを気にしていたら、すぐに潰される。やる気を失う。
目標はとにかくやりつづけること。
潰されないこと。モチベーションを持ちつづけることだ。
(…)
成果が出ない。足踏みだけしているような気がする。
無駄なことをしているような気がする。
そんな時期は、だれにでもある。道に迷うことってある。
それはスポーツだけに限らない。どんなことにでも言えること。
いまやっていることの意味がわからない。
どうしてこんなことをやらなくてはならないのって、
ふと考えて、立ち止まってしまう。
その答えは、一人一人みんな違う。違って当たり前だと思う。
わたしに言えるのは、まず自分の成長だけをみてほしいということ。
人と比べるのではなく、自分が、
きのうより今日、今日より明日と、少しでも上達しているのなら、
それは自分にとってはとても大切なこと
じゃない? ということ。
たとえそれが人にはわからなくても、
そう、自分だけは自分をわかってあげてほしい。
有森裕子『わたし革命』

三日坊主も7回続けりゃ3週間、10回続けて1カ月、30回続ければ3カ月ひらめき
が、ただ無為にやり続けても「継続は力」にならず、何かを成し遂げることもない
・夢を抱いて「目標」を持ち、今を生きる(今、ここ、自分)
・横を見ず、前を向いて真剣に全力で努力する
・事実に対して素直な心で謙虚に自問自答して反省する
日一日と成長する自分を自分でほめる(他人の評価に委ねない)
・明日に「希望」が湧き、「勇気」に燃えてやり続け、やり遂げ、成し遂げる

自己欺瞞なくして希望はないが、
勇気は理性的であり、あるがままにものを見る。
希望は損なわれやすいが、勇気の寿命は長い。
希望に胸を膨らませて困難なことにとりかかるのはたやすいが、
それをやり遂げるには勇気がいる

「希望ではなく勇気」/『エリック・ホッファー自伝』

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校

人は何かをしないではいられない。大抵の人間が最も苦手とするのは
無為ということだ。一番苦痛とするのは退屈
だ。
だから、暇さえあればインターネットなるものに夢中になって他と接触したり、
何もしない時はテレビをつけたり、刺激によって無為の代替とする
忙しがっている方が、無為より充実した生だと錯覚している。
が、それはただ外物に反応しているというだけのことであって、
その人の心の中は眠ったままになっている。
自分の心の深い所を生かそうとするなら、必ずすべてをやめ、
自然の中で無為に過す時を持たねばならないということが、
なかなか受け入れられない。そうしないと
内なるいのちは目覚めないようにできていることが、わからない。
中野孝次『風の良寛』
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私としては遊んでいてもただ遊んでいたわけではなかった。
次に何をやろうかと絶えず心ひそかに考えていた
本田宗一郎『夢を力に』

実行家として成功する人は、
自己を押し通す人、強く自己を主張する人と見られがちだが、
実は、反対に、彼には一種の無私がある。
空想は孤独でもできるが、実行は社会的なものである
有能な実行家は、いつも自已主張より物の動きの方を尊重しているものだ。
現実の新しい動きが看破されれば、直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。
物の動きに順じて自已を日に新たにするとは一種の無私である
小林秀雄『無私の精神』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
自分に誇りが持てるかどうか [2020年10月13日(Tue)]
今夜(10/13)のNHK『プロフェショナル』は、
「当たり前が当たり前であるために〜路線バス運転手・大森透〜」

ドラマチックな展開は起きない(番組ナレーション)ですが、
自分と同年代の大森さんの「真摯」に働かれる姿に、
晴れ晴れとした気分になり、明日への希望が湧いてきました。

「当たり前の生活を支えていくことに、誇りを持っています」
路線バス運転手・大森透

誇りを持って職場に向かい、バスの点検をしてハンドルを握り、
常にお客様の立場に立って仕事をする。
バスに乗るお客さんから、ういろう屋さんのバス停を尋ねられて、
最寄りのバス停を答えるだけでなく、
今日は定休日でなかったっけ?とガイドブックを確認する姿は、
決して「平凡」や「当たり前」でなく、間違いなく「プロフェショナル」です。
誇りを持って仕事をするから、誠実に、謙虚に、そして熱心にできて、
その日の仕事を終えて「自分で自分をほめる」ことができる。

仕事は人生の一大事です。
やりがいを感じることができるただ一つの方法は、
すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。
the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work.
そして偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。
the only way to do great work is to love what you do.
スティーブ・ジョブズ「ハングリーであれ。愚か者であれ」

社員自らが働くことに価値を見出し、
朝起きて仕事に出かけようとする意欲を持つ
ことが、
唯一生産性を高める方法なのです。
リカルド・セムラー『奇跡の経営(The Seven-Day Weekend)』

ダン・アリエリーのTED Talks(2012.10)
What makes us feel good about our work?


一般的なランナーの多くは「今回はこれくらいのタイムで走ろう」と
あらかじめ個人的目標を決めてレースに挑む。
そのタイム内で走ることができれば彼/彼女は「何かを達成した」ことになるし、
もし走れなければ「何かが達成できなかった」ことになる。
もしタイム内で走れなかったとしても、
やれる限りのことはやったという満足感なり、
次につながっていくポジティブな手応えがあれば、
また何かしらの大きな発見のようなものがあれば、
たぶんそれはひとつの達成になるだろう。言い換えれば、
走り終えて自分に誇り(あるいは誇りに似たもの)が持てるかどうか
それが長距離ランナーにとっての大事な基準になる。
同じことが仕事についても言える。
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つので、
世の中の人びとが求めているのでなければ、その仕事は成り立つものではない。
人びとが街で手軽に靴を磨きたいと思えばこそ、靴磨きの商売も成り立つので、
さもなければ靴磨きの仕事は生まれもしないであろう。だから、
自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと思うのはとんでもないことで、
ほんとうは世の中にやらせてもらっている世の中の仕事なのである

ここに仕事の意義がある。自分の仕事をああもしたい、こうもしたいと思うのは、
その人に熱意があればこそで、まことに結構なことだが、
自分の仕事は世の中の仕事であるということを忘れたら、
それはとらわれた野心となり小さな自己満足となる。
仕事が伸びるか伸びないかは、世の中が決めてくれる。
世の中の求めのままに、自然に自分の仕事を伸ばしてゆけばよい。
大切なことは世の中にやらせてもらっているこの仕事を、
誠実に、謙虚に、そして熱心にやる
ことである。
世の中の求めに、精いっぱいこたえることである。
おたがいに、自分の仕事の意義を忘れたくないものである。
「自分の仕事」/松下幸之助『道をひらく』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

mampo.jpg
愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
ピンチは変わるチャンス、なのに [2020年10月07日(Wed)]
憂事に直面しても、
これを恐れてはならない。しりごみしてはならない。
「心配またよし」である。
心配や憂いは新しくものを考え出す一つの転機ではないか、
そう思い直して、正々堂々とこれと取り組む。力をしぼる。知恵をしぼる

するとそこから必ず
思いもかけぬ新しいものが生み出されてくるのである
新しい道がひらけてくるのである
「心配またよし」/松下幸之助『道をひらく』

今週月曜日(10/5)の夜、NHKで放送の『逆転人生』を見終わった後、
その後に放送の『ストーリーズ』も見入ってしまい、
色々と考えさせられました。
長引くコロナ禍で売上が激減して
仕入代金の決済や家賃、給料の支払など資金繰りに苦しむ取引先に対して
「一社も倒産させるな」とゼロゼロ融資の手続きに奔走する信金マン。

確かに、それはそれで立派なことですし、
お客様のために熱心に取り組んでおられる姿は素晴らしいですが、
番組を見る限りでは、保証協会の信用保証の承諾が決裁されるまでの間、
つなぎでプロパー融資を提案しているようでもなさそうだし、
そもそも、資金繰り支援は輸血や痛み止めと同じで対処療法に過ぎないので、
根本治療の手立てが必要なはずが、そのような展開は紹介されていません。

その結果、出口の見えない状況が長引いて「疲弊」するばかりで、
資金繰りは一時的に改善しても「問題」は何ら解決せず
借入が増えるだけで「借金地獄」の過剰債務
――『逆転人生』とは真逆です。

――『逆転人生』に希望はあるが、『ストーリーズ』に希望はあるかexclamation&question

ピンチは、変わるチャンスひらめき
―― 自ら変わらなければ、生き残れない

「窮すれば変ず、変ずれば通ず」 

たとえば、キャッシュフローが悪化すると、
この症状は金欠病だと判断して銀行へ駆け込む。
これは対症療法である
これを、逆に金欠病を治すために顕現した症状と観ずると、
まずその症状が出る原因を探る。
集金が悪いとか、クレームが増えたとか、経費が増えたとか、
在庫が増えたとか、病気の原因はだいたい決まっている。
そのへんをコントロールすると金欠病は治る。
やみくもに銀行から借金をして対症療法を繰り返していたら、
いつまでたっても金欠病は治らない
のである。
立石一真『永遠なれベンチャー精神』

「果報は寝て待て」ということわざがあるが、
あれは私の祖先かだれかそそっかしいやつが間違えたと思う。
あれは「果報は練って待て」で、反省して待つことだ。
いくら反省しても運否天賦ということがあるが、
よく反省して待つことがわれわれの問題だと思う。
本田宗一郎『俺の考え』

成し遂げたことではなく、
成し遂げられたはずのことを基準に自分を測る
ジョン・ウッデン『育てる技術』

できなかった ⇒ できたはず ⇒ なぜできなかった、どうすればできるか ⇒ 再挑戦

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今朝の服部緑地、夜明けです。

先週の土曜日(10/3)、服部緑地での伴走練習、
来月21日のフル参戦に向けて「現状を知る」をテーマに、
走りながら給水・給食でイーブンペースのノンストップ3時間走の予定が、
果たせませんでした。
自分の現実を知って愕然。
フル完走はおろか、30キロも走れなくなってるとはビックリです。
中3日空けて再挑戦、今日は伴走でなく、単独走でリターンマッチです。

成し遂げられたはずなのにやり遂げられなかったノンストップ3時間走を
達成できてやれやれ。距離も30キロをクリアできて気分爽快です。
ペースはハーフまでは踏ん張れたのですが、その後は維持できずに大きく失速。
今日成し遂げられたはずのことは次回の課題ですが、
それより一番の課題は、今シーズンのファーストステージまで残り45日なのに、
このペースでの完走は厳しい。ペースを落として走るか、それとも、、、

いやいや、先週土曜日の伴走練習の結果が今日になったわけですから、
今日の結果が次の練習になり、45日もあったら何とかなるんとちゃいますやろか。
甘いかな(笑)

自分に満足しないから、長い間プレーできるのですか?
「いえいえ、僕はいっぱい満足します。今日も満足。
それを重ねないとダメだと思うんです。
『満足したら終わり』って、とても弱い人の発想
僕は満足を重ねないと次は生まれないと思う。
小さいことでも満足するし、
達成感を感じることで次が生まれる
んです。
意図的に『こんなことで満足しちゃいけない。まだまだだ』なんて
言い聞かせている人はしんどいですよ。
何を目標にしたらいいか、分からないじゃないですか。
うれしかったら喜べばいいんですよ」
日米通算4000安打を達成したイチローの試合後の記者会見

私は、今も覚えておりますが、
ちょうど5、6人で仕事をしておりました時分に、
夏でしたから、仕事を終わって行水をいたします。
風呂もないことはありませんが、その当時は湯を沸かしまして、
たらいで行水をするということが、広い習慣になっておりました。
私は日いっぱい働いて、それから行水で汗を流すわけです。
その行水をしたときにふっと「きょうは、朝から自分ながらよくやったな」
という感じがしたことを覚えておりますが、そのときには
非常に満ち足りた気分を味わったように思います。
私はそのときに「ああ、きょうは自分ながらよくやったなあ」と、
自分で自分の仕事をたたえるような気分になって行水をつかっておった、
そのときの心持ちというものは、
今も忘れることのできないうれしいものです。
人から評価してもらうということも、
むろんそれによっていろいろ感慨もありますけれども、
それよりも、自分で自分をほめるとでも言いますか、
そういうような心境がずっと続いたならば
その人はいわゆる世の成功者であるという感じがいたします。
仕事の量ですとか、そういうものは第二にいたしまして、
どんな仕事でありましても、
私はそういう心境のもてる人は、必ずその仕事に、
小は小なりに大は大なりに立派な成果があがる
ものだと思います。
「自分で自分をほめられるか」/松下幸之助発言集・第7巻

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
The future is not a gift. [2020年10月04日(Sun)]
求めよ、そうすれば与えられる。探せ、そうすれば見いだす。
たたけ、そうすれば開かれる

求める人は受け、探す人は見いだし、たたく人は開かれる。
「マタイによる福音書」7・7〜8

狭い門から入れ
滅びに行く道は広く大きく、そこを通る人は多い。しかし、
命に至る門は狭く、その道は細く、それを見つける人も少ない。
「マタイによる福音書」7・13〜14

Robert Kennedy told us,
"The future is not a gift. It is an achievement."

(未来は与えられるものではなく、成し遂げるものである)

自ら求めよ
自ら求めるもののない人は何も得ることもない。
福原義春

明日のことをいうやつは
バカだというけれど、そうじゃない。
明日の約束をしないやつに希望は沸いてこない
本田宗一郎

富士山に登ろうと心に決めた人だけが 
富士山に登ったんです。
散歩のついでに登った人はひとりもいませんよ。
ジョージ秋山『浮浪雲』

本を読むときは、始めから終わりへと読む。
ビジネスの経営はそれとまったく逆だ。終わりから始めて、
そこへ到達するためにできる限りのことをする
のだ。
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』

それは今日の課題であって、
明日の課題ではない
われわれが明日という日をもつために、
われわれ自身が今日取り組まなければならない課題である。
ドラッカー『断絶の時代』のあとがき

考える事が不得手で、從ってきらいで、
止むを得ず実行家になっている種類の人が一番多いのだが、また、
そういう実行家が、いかにも実行家らしい実行家の風をしてみせるものだ。
この種の退屈な人間ほど
理窟など何んの役にも立たぬ、といつも言いたがる
偶然と幸運による成果について大言壮語したがる
小林秀雄『無私の精神』

夢のない人間は、死せる人間である
大志を抱き、夢をもたなければ、人間、生きる価値はない
しかし、夢を見て現実を忘れるようなことがあってはならない
やはりその日の仕事を大事にしていこうではないか。
あすはあすの風が吹く。きょうを大事にしようではないか。
松下幸之助『松翁論語』


夜明けが日一日と遅くなり、流れる雲や吹く風に秋の季節を肌に感じます。
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来月21日に開催されるフルマラソンにエントリーしましたが、
よくよく考えれば、私がフルを走ったのは昨年暮れの加古川が最後です。
今年になって1月に大阪ハーフ、2月の泉州はチャレンジランで岸和田まで20.4キロ、
そして3月の篠山はシーズン千秋楽。シーズンベストの走りを展開して、
フィナーレのはずが、諸事情あって物語は未完のまま終了。
その後も、去年や一昨年は、水都ウルトラで70キロの伴走をしたり、
丹後で100キロに挑んだりで、目標に向かってコツコツ走り込んでいたのに、
今年はそれもなしです。

ということで、週末の早朝に恒例の服部緑地での伴走練習、
先週までは、レストハウスを起点にアップダウンある3キロを5周でしたが、
月が替わって昨日は、アップダウンのない2キロの周回コース、通称8の字です。

来月21日のフル参戦に向けて「現状を知る」をテーマ(目的)に、
目標は走りながら給水・給食のノンストップでイーブンペースの3時間走でしたが、
果たせませんでした。
ランニングフォームをキープしてイーブンペースで走り続けるはずが、
7周過ぎたあたりからフォームもタイムもキープできなくなり、10周20キロで限界。
私の意地で1キロおねだりし、距離だけはハーフをノンストップで走ったものの、
タイムは私自身の初ハーフより遅く、これが今の私の実力です。

昨日の練習のおかげで現実を直視でき、
求める状態とのギャップ(問題)が浮き彫りになり、
求める成果のためにやるべきこと(課題)が明確になって、
その意味では豊年満作、大収穫です。

私の走りの一番の問題は、走りにムダがあること。
昨日はほぼ平坦なコースなのに、ちょっとした上りを前にすると、
気合いを入れて踏ん張って走っている自分がいました。
気づいて力を抜こうとするのですが、なかなか抜けません。
日々の練習で心がけてないから、気づいてもすぐ変えられるわけなく
前半はそれなりに走れても、後半にダメージがきて走り切れませんでした。

今年1月26日に開催された大阪ハーフでも、
スタートから快調に飛ばしていたのですが徐々に失速。
ラン仲間のブラインドランナーに抜かされた時に
同じくラン仲間のガイドランナーから
「肩に力が入っている。力ぬいて」とアドバイスをいただいたので、
リラックスした走りを心がけて何とかゴールできましたが、
前半のムダに力が入った走りが尾を引き、求める結果を残せませんでした。

思えば、かつて山歩きをしていた頃も、上りには強かったですが、
「歩き方が雑だ」と注意されたことがあります。おそらく、
気合いだけでがむしゃらに力まかせ、リズム感がない歩き方だったのでしょう。

自分では力を入れて走っているつもりはないのですが、昨日の練習では、
上りを前にすると心のスイッチが入って力を入れいている自分に気づきました。
平坦なコースで、大した上りじゃないのに、しかも
最初はそうでもなかったのが周回を重ねていくとその変化がはっきりしてくる。

もっと早くに気づけばよさそうなものですが、ただ走っているだけでは気づかず、
テーマ(目的)と目標を明確にして真面目に真剣に練習しなきゃ気づかない。
お粗末な話ですが、今気づいただけでも儲けものです。

力が抜けるのではなく力を抜いた走りひらめき
目指すは、力を抜いてムダのないリラックスした効率の良い走りを持続ですが、
ゆっくりペースなら走れても、それでは求めるタイムで走り切れません
ならば、どうする?

そんなお悩みの解決に、
走り終えてダウンウォークしながら教えてくれたのが「片足スクワット」です。
スクワットは朝ランから戻ったらやっていますが、もちろん両足です。

早速、家に帰ってググると、
上げた足を前に出すピストルスクワットが出てきますが、
前足を振り上げて走るはずもなく、
ランニングフォームを意識して上げた足は後ろに出す片足スクワットはいずこに?

探し求めた結果、おススメのサイトがこちらです。
「ブルガリアンスクワット」って言うんですね。
股関節も柔らかくなって伸びそうですし、体幹も鍛えられそうです。
「プランク」と合わせて始めることにしました。

伴走練習のおかげで、昨日も私のランはちょっぴり進化した感じです。
一人でチンタラ走っていても、こんな手応えないので、ありがたい限りです。

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校
『ランナーの十原則』
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一.自己管理の原則   《怠惰を慎み己に勝て》
二.必勝の原則     《練習あるのみ サボるな、逃げるな》
三.目標設定の原則   《目標は高く鮮明に掲げよ》
四.責任の原則     《走るのは自分。言い訳無用》
五.礼節の原則     《最高のランニングマナーを心得よ》
六.スポーツマンの原則 《応援には全力で応えよ》
七.限界意識突破の原則 《限界は作るな。己の最大限を追求せよ》
八.時間管理の原則   《練習時間は成果に正比例。1分1秒を糧とせよ》
九.報告義務の原則   《大会報告は家族や友人に伝えましょう》
十.問題意識の原則   《己の弱点は練習で武装せよ》
―― 函館マラソン(2019.7.7)の荷物預け袋の裏面より

@ タイムのブレなど失速要因を減らす
A イーブンペースを上げる
B 自己修正機能の強化
そして、身体のケア’
――「いかに力を抜くか」、練習で武装ですひらめき

Cervantes said, "The journey is better than the end."
John Wooden


成し遂げたことではなく、
成し遂げられたはずのことを基準に自分を測る
ジョン・ウッデン『育てる技術』

いつかはゴールに達するというような歩き方ではだめだ。
一歩一歩がゴールであり、
一歩が一歩としての価値をもたなくてはならない

坂村真民さんが好きなゲーテの言葉

苦しみつつなお働け、安住を求めるな、人生は巡礼である
高倉健さんが著書『旅の途中で』に引用された
山本周五郎さんが深い感銘を受けたストリンドペリーの言葉
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人生即遍路」山頭火

あわてず、あせらず、着実に一歩一歩足跡
大言壮語、雉も鳴いて撃たれて火の鳥になる」フェニックスみやたん

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
自主自立の気概をもつ [2020年10月02日(Fri)]
企業は社会の公器である
したがって、企業は社会とともに発展していくのでなければならない
企業自体として、絶えずその業容を伸展させていくことが
大切なのはいうまでもないが、
それは、ひとりその企業だけが栄えるというのでなく
その活動によって、社会もまた栄えていくということでなくてはならない
また実際に、自分の会社だけが栄えるということは、
一時的にはありえても、そういうものは長続きはしない。
やはり、ともどもに栄えるというか、
いわゆる共存共栄ということでなくては、真の発展、繁栄はありえない
それが自然の理であり、社会の理法なのである。
自然も人間社会も、共存共栄が本来の姿なのである。
「共存共栄に徹すること」/『実践経営哲学』

自主経営というものをはっきり自覚しないと、
共存共栄というものは分かりませんな。
つまり自主経営のない人は依存経営になりますね
それでは共存共栄になりませんね。助けられてやるということですな
助けられてやるということは、いっか破綻が来ますね
だから助けられないでやるということが建前である。
その上に立ってお互いに力をかしあうというときに
初めてそれがものになるということですね。
「共存共栄と自主経営」/『松下幸之助の経営問答』

自主自立の気概をもちましょうひらめき
そこから力強い勇気が湧き、新たな知恵や創意工夫が生まれてきます
そうして断を下し、実行し、事をなし遂げていくところに
自らの進歩向上が得られ

大きな達成感も味わえるのです
松下幸之助「自立」(PHP2013年9月号)

随処作主 立処皆真」臨済禅師
 (ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり)

そろそろ安易な国頼みを卒業できないものか
西川義文(日経電子版/2011.3.10)

至誠一貫
正代の大関昇進伝達式の口上

プロフェッショナルの責任は、すでに2500年前、
ギリシャの名医ヒポクラテスの誓いのなかに、はっきり表現されている。
知りながら害をなすな」である。
プロたるものは、医者、弁護士、マネージャーのいすれであろうと、
顧客に対して、必ずよい結果をもたらすと約束することはできない
最善を尽くすことしかできない。しかし、
知りながら害をなすことはしないとの約束はしなければならない
顧客となるものが、プロたるものは知りながら害をなすことはないと
信じられなければならない。これを信じられなければ何も信じられない。
ドラッカー『マネジメント』

今週発売の「日経ビジネス」2020年9月28日号
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今号の特集は、コロナと「日本の借金」大盤振る舞いのツケ

特集記事に記されていることについて、
仕事の現場でこれでいいのかと疑問に感じていたことも多々ありますが、
初めて知った事実もあって、色々と考えさせられました。

たとえば、預金残高(※)が4月からの4ヶ月で47.5兆円も増加exclamation&question
(※)表面預金から未決済の手形・小切手を引いた実質預金+譲渡性預金

危機に備えた手元流動性の確保で預金残高の増加は予想していましたが、
現金通貨と違って、デジタルデータにすぎない預金通貨の銀行預金
短期間でここまで増えていたとはビックリ。色々と気がかりです。

念のため、データの出所の日銀統計を確認すると、
4〜6月の3ヶ月で預金残高は47.5兆円の増加に対して
貸出の増加は21.6兆円(45.5%)で、差引き25.9兆円(54.5%)です。

このうち、「地方銀行」は預金が21.3兆円の増加に対して
貸出の増加は5.6兆円(26.1%)で、差引き15.7兆円(73.9%)です。

わずか3ヶ月で、銀行が意図せず(好むと好まざるとに関わらず)
積み上がった預金(銀行にとって負債)
の「行き場」が気がかりです。

突然の預金の払い出しに備えた準備預金もさることながら、
本来業務の貸出も借り手の返済能力の問題もあって
担保や公的保証に頼らないプロパー融資の実行は厳しい状況でしょうし、
かといって、このまま預金が積み上がったままでは
銀行自身の自己資本比率が低下する。
―― 銀行には地域の金融機関としての使命を果たし続けていくことを
社会から求められています
が、容易ではないでしょう。

日経ビジネスの記事には、コロナ禍の金融支援で
信用保証協会の保証実績が急増している事実も記されていました。

データの出所の全国信用保証協会のHPを確認すると、
3月以降、保証の承諾額が前年同月に比して大幅な増加が続いています。
ただ、不思議なことに、保証承諾額は7月以降も依然として多いのに、
銀行の融資額は7月以降さほど増加していません


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(クリックで別ウィンドウ表示)


日経ビジネスの特集記事にも記されていますが、
コロナ対策のゼロゼロ融資への切り替え(借り換え)なのでしょうか?
もしそうだとすると、
借り換えたゼロゼロ融資に伴う利息や保証料、貸倒が生じた時の損失などについて
最終的にそのツケを払う(コストを負担する)のは誰かを考えると釈然としません。

日経新聞電子版の西川義文さんの「経営者ブログ」より――
「中小企業融資への不評」西川善文/2010.5.27
銀行の中小企業向け融資に関して、相変わらず不評を耳にする。
最近は、銀行が中小企業から融資の申し込みを受けるとまず、
信用保証協会の保証付き融資を勧めるということだ。
政府が景気対策の一環として、総額20兆円の緊急保証制度を設けているので、
これを利用してくれということであろう。
確かに保証協会の保証付き融資でも顧客の資金ニーズは
一応満たすことになるかもしれないが、これでは
銀行は顧客との間で血の通った取引関係を築くことはできないのではないか

さらに、いささか大げさな話になるかもしれないが、
銀行はリスクマネジメントを放棄したのも同然で、それでは
銀行の本来的な機能である信用創造機能を果たせないのではないか

中小企業向け融資においてこそ、この点を強く意識しなければならないと思う
(…)
融資業務においても、リスクマネジメントはもちろん
ポートフォリオマネジメントがしっかり定着すれば、中小企業融資に際しても
安易に保証協会保証付き融資に逃げ込む必要はないのではないか。
もちろん保証協会保証の有用性を否定するものではないのだが、
銀行という業務の本来的な機能をいかに果たすかを突き詰めていけば、
中小企業向け融資への不評はもう少しは軽減されるのではないか


2016年版中小企業白書・第2部第5章「中小企業の成長を支える金融」より
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(クリックで別ウィンドウ表示)


銀行は「天気の良い日には傘を貸すが、雨が降れば傘は取り上げる」と
言われている。酷な話に思えるが、
お金を貸して取りはぐれたのでは銀行の経営が成り立たないので、
雨が降ったら借りた傘は取り上げられるというのは当たり前と考え
どんなときでも自分の力で雨に濡れないようにしておかねばならない
つまり、土俵の真ん中で相撲をとるような経営を
つねに心がけていなければならない
のである。
『稲盛和夫の実学』

雨が降れば傘をさそう
傘がなければ、一度はぬれるのもしかたがない
ただ、雨があがるのを待って、
二度と再び雨にぬれない用意だけは心がけたい
雨の傘、仕事の傘、人生の傘、
いずれにしても傘は大事なものである

「雨が降れば」/松下幸之助『道をひらく』

銭一文天から降らず、また地から湧くことなし
井原西鶴『日本永代蔵』

金銀は儲けがたくて減りやすし。
朝夕、十露盤(そろばん)に油断する事なかれ
井原西鶴『日本永代蔵』

資金調達とは難しいほうから順番に選択する
小山昇『仕事ができる人の心得』0513

@ 利益の確保
A 資産の圧縮。特に棚卸しを
B 負債の増加
 (支払手形よりも長期借入金がよい)


「融資が受けられないのは、なぜなのかわかるか」
「現在の金融状況が厳しいからです」
違う!君の真心が足りないからだ。『至誠天に通じる』と言う。
君が本当にラジオ修理事業に命を懸けて取り組む気概があるならば、
そしてその事業に利益が出るという信念があれば、
その思いは必ず伝わる。そうではないか」
百田尚樹『海賊とよばれた男』

決済を早くする。これが中小企業経営の基本です。
企業が倒産するのは金を払えないからです
だったら、その逆をいったらいい
神吉武司/月刊致知(2007/2)


私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
問題に誠実に向き合う [2020年10月01日(Thu)]
一燈を提げて暗夜を行く。
暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め
佐藤一斎『言志晩録』13条

一人の心は、大宇宙にあっては、
おそらく小さな存在に過ぎないであろう。
しかし、その人が誠実でさえあれば、天地も動かしうる
二宮尊徳/内村鑑三『代表的日本人』

人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして己を尽くし、
人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし

西郷隆盛『南洲翁遺訓』

「融資が受けられないのは、なぜなのかわかるか」
「現在の金融状況が厳しいからです」
違う!君の真心が足りないからだ。『至誠天に通じる』と言う。
君が本当にラジオ修理事業に命を懸けて取り組む気概があるならば、
そしてその事業に利益が出るという信念があれば、
その思いは必ず伝わる。そうではないか」
百田尚樹『海賊とよばれた男』

至誠一貫
正代の大関昇進伝達式の口上

プロフェッショナルの責任は、すでに2500年前、
ギリシャの名医ヒポクラテスの誓いのなかに、はっきり表現されている。
知りながら害をなすな」である。
プロたるものは、医者、弁護士、マネージャーのいすれであろうと、
顧客に対して、必ずよい結果をもたらすと約束することはできない
最善を尽くすことしかできない。しかし、
知りながら害をなすことはしないとの約束はしなければならない
顧客となるものが、プロたるものは知りながら害をなすことはないと
信じられなければならない。これを信じられなければ何も信じられない。
ドラッカー『マネジメント』

今週発売の「日経ビジネス」2020年9月28日号
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今号の特集は、コロナと「日本の借金」大盤振る舞いのツケ

編集長の視点より――
親しみを感じていた知人や仲間が亡くなると、思い出が浮かんでは消え、
ただただ残念で茫然とするばかりです。
三井住友銀行の初代頭取だった西川善文さんにもその時が来てしまいました。
(…)
以来、幾度も酒を飲み、お茶を飲み。
評判と違い、威圧感や近寄り難さは感じませんでした。印象は、誠実なおじさん。
なぜ次々に驚く手を繰り出せたのか。それは誠実さが一本気なまでに徹底され、
時に執念となったからではないかと思います。
銀行や日本のためなら常識に縛られず、手段も選ばない
そして不誠実が許せず激高する
今号の特集は「国の借金」。問題に誠実に向き合う人が増えれば、
みんなもっと前向きに生きられるようになるはず
です。
以下、上記「編集長の視点」に紹介された
日経新聞電子版の西川義文さんの「経営者ブログ」より二つ紹介――

「中小企業融資も資金運用も国頼み?」西川善文/2011.3.10
最近の日経新聞の報道によると、
中小企業向け融資の「公的依存度」が高まっているという。
中小企業向け貸出金に占める政府系金融機関(日本政策金融公庫、商工中金)と
信用保証協会の保証付き貸出金を加えたものが約24%にも上っているのだ。
米国は10%強といわれるので異常な高さとなっている。
(…)
公的金融の急拡大のおかげで、
金融危機に見舞われた全国の数多くの中小企業は資金繰りがつき、
救われたことは間違いない。しかし、わが国金融界として
この事実をもって良しとしていてよいのであろうか

現状について私は、金融界としての対顧客関係、リスクテイク能力等に
大きな課題を抱えていると思う

(…)
この点だけをとっても
安易に中小企業顧客を公的金融に走らせるべきではなく、
取引金融機関は極力、取引先中小企業の資金ニーズに応えるべく
努力しなければならないと思う。
しかしながら、以前このブログでも触れたように、
中小企業顧客が取引銀行に融資を申し込むと、
まず信用保証協会の保証付き融資を奨められるという不満がある。
これは言うまでもなく融資リスクを十分に検討しないまま
安易にリスク回避を優先した経営判断
であり、
これでは血の通った取引関係は構築できないし、
銀行の本来的な機能として重要な信用創造機能も放棄したのも同然で、
リスクテイク能力やリスク管理能力も磨けないのではないか。
また人材育成の観点からみてもマイナスであろう。
相変わらず、担保主義からも脱することができない
(…)
邦銀に有り勝ちな、やみくもにボリュームの多寡を競う過当競争のなせる業で、
国内融資のせっかくのイノベーションのチャンスを逸した
(…)
そろそろ安易な国頼みを卒業できないものか

「不良債権増やすポピュリズムの弊害」西川善文/2011.10.13
10月10日付の日経報道によると、銀行融資のうち
「不良債権予備軍」といえる貸し出しが銀行貸し出し全体の10%、44兆円
(いずれも日銀調べ)にも達しているという。
(…)
問題は、このように「不良債権予備軍」が急増した原因であるが、
約2年前に施行された中小企業金融円滑化法の影響が大きいと見られる。
この法律は、リーマンショック後の中小企業の資金繰り倒産を防いだが、
日経も指摘するように、不良債権の予備軍が増加する副作用を
もたらしたことは明らかである。同法施行によって、
銀行が返済猶予に応じた貸出金は今年6月末までに累計38兆円、この中で
本来不良債権に分類すべき債権は、約5兆円に上るという試算もあるという。
リーマンショック以降、中小企業の業況の改善が、
はかばかしくないという事情もあるとは思う。しかしながら
中小企業金融円滑化法は、一種のポピュリズムから制定されたもので、
本来、金融は金融機関と顧客との緊密な話し合いと金融機関の合理的な判断に
委ねられるべきもの
である。
ポピュリズムに流されて合理的な判断を欠いた結果が不良債権予備軍の急増である。
本来あるべき姿を歪め、そこに政・官による指導や介入が入り込むと、
それがもたらす弊害は思いのほか大きなものになる
ことを
政・官・民ともに、改めて認識すべきである。

本質をついた西川さんの意見に、厳しく自戒ひらめき
----------------------------------

コップに半分入っているのと半分空であるのとは、
量的には同じである。だが意味は違う
世の中の認識が前者から後者に変わるとき、
大きなイノベーションの機会が生まれる。
ドラッカー『テクノロジストの条件』

(1)問題意識を持って現実を直視し、問題の本質を追究する。
「現状」… コップに半分の水
「問題」… これでいいのか(現実との開き、差異、ギャップ)
―― 現状に問題意識や不満なく、妥協すれば、意識や行動は変わらない

危機感なきところ、成長なし
松下幸之助・述 『松翁論語』

「夢」「希望」「願望」「期待」… 明日はこうなったらいいなぁ
「予想」「予測」… 明日はどうなる?
「目標」… 明日はこうする!(強い意志、自分との約束)
「業界平均」… 自分があずかり知らないその他大勢の平均(しかも過去)

(2)問題の原因を探る<因果の論理>
「現在、起きている問題」… 過去の行動の結果(過去に因あり)
「将来、起こりうる問題」… 今後の行動の結果(現在に因あり)
―― 未来を変えるのは「今」「自分」

(3)だからどうする<問題解決のための課題を明確化する>
「課題」… 問題解決のために今なすべきこと、なすべからざること
―― 求める成果を得る(目標必達)ための道筋(Next Action
「計画」… 明日のために今なにをするか(仮説<因果の論理>の固まり)
目標(ゴール)から逆算(「予算」は過去の延長)

(4)全力を尽くして実行<仮説の実験>
―― なすべきをなし、なすべからざることをしない
全力でなければ反省もできない
観察して記録する

(5)記録した事実に基づいて反省<仮説を多面的に検証>
―― 必要に応じて計画を適時的確に見直す
計画モニタリングの最重要ポイントは「仮説検証のスピード、頻度」ひらめき

実行こそが成功に導く戦略のなかで決定的な部分なのだ。
やり遂げること、正しくやり遂げること、競争相手よりうまくやり遂げることが
将来の新しいビジョンを夢想するより、はるかに重要である
世界の偉大な企業はいずれも、日々の実行で競争相手に差をつけている。
市場で、工場で、物流で、在庫管理で、その他もろもろすべての点で差をつけている。
ルイス・ガースナー『巨象も踊る』

どうやってヒットを打ったのかが問題です。
たまたま出たヒットでは、なにも得られません
『イチロー262のメッセージ』

数字自体は何をなすべきかを教えてはくれない。
企業の経営において肝要なのは、
そうした数字の背後で起こっていることを突きとめることだ。
ハロルド・ジェニーン『プロフェッショナルマネジャー』

朝に発意、昼に実行、夕べに反省
日々のそうした地道な活動の積み重ねが商売繁盛につながっていく。
松下幸之助「商いの心得十カ条」第十条

おたがいにともすれば、
変わることにおそれを持ち、変えることに不安を持つ。
これも人間の一面であろうが、
しかしそれはすでに何かにとらわれた姿ではあるまいか。
一転二転は進歩の姿、さらに日に三転よし、四転よし
そこにこそ生成発展があると観ずるのも一つの見方ではなかろうか。
「日に三転す」/松下幸之助『道をひらく』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

mampo.jpg
愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。