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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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正解を忖度せず、それぞれ主体的に考える [2021年10月18日(Mon)]
宮沢賢治『貝の火』より――
兎のお父さんはそれを受けとって
眼鏡をはずして、よくよく調べてから言いました。
「お前はこんなものを狐にもらったな。これは盗んで来たもんだ。
こんなものをおれは食べない
(……)
みんなはすわって角パンをたべました。お父さんが言いました。
「ホモイ。狐には気をつけないといけないぞ」
ホモイが申しました。
「お父さん、大丈夫ですよ。狐なんかなんでもありませんよ。
(……)
お父さんはたいへんあわてて急いで着物をきかえながら言いました。
「ホモイ。お前は馬鹿だぞ。俺も馬鹿だった
お前はひばりの子供の命を助けてあの玉をもらったのじゃないか。
それをお前は一昨日なんか生まれつきだなんて言っていた。
さあ、野原へ行こう。狐がまだ網を張っているかもしれない。
お前はいのちがけで狐とたたかうんだぞ。もちろんおれも手伝だう」
(……)
お父さんが腕を組んでじっと考えていましたが、
やがてホモイのせなかを静かにたたいて言いました。
「泣くな。こんなことはどこにもあるのだ
それをよくわかったお前は、いちばんさいわいなのだ
目はきっとまたよくなる。
お父さんがよくしてやるから。な。泣くな」

先週木曜日(10/14)に公表された山口FGの調査報告書を読みました。
なぜ、こんなことがまかり通るのか

今回公表された「調査報告書」(2021.9.30)は、
8月10日開催の取締役会決議で設置された社内調査本部によるものですが、
その調査の必要性が判明するに至った内部告発文書について
5月14日開催の取締役会決議で設置された調査委員会
「調査報告書」(2021.7.26)も添付されています。

山口銀行では、かつて、
相談役と親しい第一生命の保険社員に対する顧客紹介について
当時の頭取が問題視したが、問題視した頭取が解任される事件が起き、
『実録 頭取交替』という小説にもなっていますが、
その後、その保険会社の女性営業社員に
銀行の大切なお客様が多額の金銭をだまし取られる事件が起きました。
(24名から19億5100万円)

7月26日付の「調査報告書」には、
上記を含む7つの告発事項に対する調査結果と適切性評価が記され、
適切性評価において複数の問題点が指摘されていますが、
今回の一番の問題である「新銀行設立にかかる案件」については、
調査委員会の設置時に託され調査対象でなかったため、
調査対象とされていません。

「新銀行設立にかかる案件」については、
9月30日付の調査報告書に詳述されていますが、
その案件の協議や交渉のプロセスの「独断専行」や
透明性が確保されていない」などの問題もさることながら、
そもそも、外部コンサルが提案の「利息のみ返済ローン商品」に
飛びついて、そして言われるがままに,,,
―― 宮沢賢治の童話『貝の火』を思い出しました。

顧客が返せない借金を背負わせることに「罪」の意識を感じない
商いの道に反し、銀行として真っ当なビジネスと言えません。
なぜ、だれも止められなかったのか

シェアハウス投資にかかる不正融資のスルガ銀行もそうでしたが、
山口FGも、厳しい経営環境を強いられる地銀の「改革派」として
高い評価を受けていた
が、スルガにしろ、山口にしろ、
その「実態」は評価に値するものだったのか

以下、調査報告書(山口FG・調査本部:2021.9.30)より――
デジタル化社会である現代は、環境変化が急激で、
企業経営において、従来の常識・正解が通用しない時代である。
「地方では、少子高齢化や都市部への若者人口流出、事業の後継者不足、
急速なデジタルトランスフォーメーション等が進む中において、
いかに地域の企業、産業の活性化を図り、
雇用の確保と地域経済の持続性を高めていくかが課題となっており」
というが、従来の常識は通用せず、
課題解決のための「正解」など誰にも分からない

仮に、「正解」があるのであれば、
トップダウン型の業務運営は有効な方法であるが、
現代は、その真逆の時代である。
そのような中、
企業が諸課題を解決していくためには、役職員一人ひとりが
主体的に「考える」
ことができるプロアクティブな人材となり、
それぞれが現場においてトライ&エラーを繰り返しながら、
実践において課題解決に近づいていく、
そのような組織が理想的と考える。

独立した人格を有する役職員一人ひとりが、
そのプロフェッショナリズムに基づき、
必ずしも「正解」を忖度することなく、それぞれに「考える」ことが、
全てのスタートである


山口FGは、
「志を以って地域の豊かな未来を共創する」というミッションを掲げ、
金融の枠を超え、圧倒的な当事者意識を以って地域を巻き込み、
社会課題を解決するリージョナル・バリューアップ・カンパニー
(地域価値向上会社)を目指す。
そのような誰もやったことがないことに「正解」などあるはずがなく
その「正解」を役職員に聞いて分からないのは、その役職員が、
人より能力がないからでは決してない。
「正解」など誰にも分からないのである。
このような課題は、トップダウン型の従来のやり方で
実現できるものではなく、また同様に、
コンサルのアドバイスにヒントはあっても答えはない

山口FGの役職員一人ひとりが考えることから始まるのである。
役職員は、組織に組み込まれた「駒」などでは決してなく
様々な困難な課題を解決するための原動力であると考える。

こんなことはどこにもあるのだ。
それをよくわかったお前は、いちばんさいわいなのだ
宮沢賢治『貝の火』

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服部緑地(2021.10.17)

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

Thank you very much. この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。