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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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世界的視野に立つ、地球的視野に立つ [2020年10月19日(Mon)]
企業発展の原動力は思想である。
世界的視野」という思想の上に立って、理論とアイデアと時間を尊重する。
本田宗一郎著『夢を力に』

社是の冒頭にある「世界的視野」とは、よその模倣をしないことと、
ウソやごまかしのない気宇の壮大さを意味する。(…)
これからも大きな夢を持ち、若い力を存分に発揮し、協力し合い、
今より以上に明るく、そして働きがいのある会社、
さらに世界的に評価され、社会に酬いることのできる会社に育て上げてほしい。
明日のすばらしいホンダをつくるのは君達だ。
退陣のあいさつ(1973年・66歳)/本田宗一郎著『夢を力に』

わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、
質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす。
◆「社是」/ホンダ

「もし、おやじさんが日本一が目標で、日本的視野に立っていたら、
間違いなく現在のHondaはなかったでしょうね」河島喜好
◆そして『社是』が生まれた/Honda 語り継ぎたいこと

若い人はいいものだ。
過去を持たないからいつも前向きの姿勢でいる
将来へ一歩一歩前進しながら、現実をありのままに受けとめて
新鮮な心でこれを吸収する。そして、正しく時代を反映する
いい経営とは、そうした若い人に夢をもたせることだ
漠然とした「少年よ、大志を抱け」といったものでなく、いわんや
「勲章つけて剣さげてお馬に乗ってハイドードー」なんかからは、
全然正反対なのである。したがって「夢」はその背後に
世界的視野に立った理論が裏付けになっていなければならない。
どこの国にいっても通用する理論、それが若い人の夢を生む。
さらにその夢が、世界市場どこに出してもひげをとらない製品をうんでゆく

自由化になったから泡食っていいものを作れでは、到底無理なのである。
自由化時代を勝ちぬくためには、道はただ一つしかない。
それは技術を上げることだ。外国の製品より品質をよくすることだ。
この考え方に徹せぬかぎり、どんな政治的解決も無意味である。
本田宗一郎『俺の考え』

山本つぼみさんの『あたらしい高校生』を読みました。
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日野田先生の本も読みました。
『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか︎』
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本を読む前のイメージは、ビリギャルの類の本でしたが、
旧態依然の組織の改革や負け犬根性のチームの立て直しといった本とは
次元の違う強烈なインパクトを受けました。
その一番の原因は、日野田先生の本のタイトルが示すように
日野田先生の思想と行動のバックボーンにある「世界的視野」と受け止めました。

創業時、京セラは間借りの社屋でスタートし、
従業員が百人に満たない頃から、
「京セラは世界的視野に立って世界の京セラへ前進する」と言ってきました。
ちっぽけな会社でありながら世界に目を向けるということは、
高く大きい目標をもつということと同じ
です。
高い目標を設定する人には大きな成功が得られ、
低い目標しかもたない人にはそれなりの結果しか得られません。
自ら大きな目標を設定すれば、
そこに向かってエネルギーを集中させることができ、
それが成功のカギとなるのです。明るく大きな夢を描いてこそ、
想像もつかないような偉大なことが成し遂げられるのです。
「高い目標をもつ」/稲盛和夫『京セラフィロソフィ』

中小企業は弱いどころか、ある面では大企業よりも強い
それを、社会も中小企業は弱いと考え、みずからも弱いと考えたのでは
本来のよさが発揮されずに、ほんとうに弱い姿になってしまう
「力強い中小企業」/松下幸之助『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている
それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

日本で最初に完全週5日制・完全週休2日制を導入したのは松下電器で、
1965年(昭和40年)のことでした。
ちなみに、銀行など金融機関が完全週休2日になったのは1989年で、
国家公務員は1992年(平成4年)です。

松下電器の完全週休2日制は、法規制や外圧によるものでなく、
業界横並びでもなく、他社に先駆けて導入したもので、
しかも、段階的に土曜日を休んで完全週休2日に移行したのではなく、
週6日制からいきなり完全週休2日制の導入でした。

導入に先立つ5年前の1960年(昭和35年)1月の経営方針発表会で、
松下幸之助社長が「5年先に週5日制を実施」と宣したのですが、
その決断は「世界的視野」に立つものでした。

松下さんが「世界的視野」に立って会社の将来を考えなければ、
完全週休二日の導入という発想は起きなかったでしょうし、
目標の実現に向けた全社一丸の生産性向上の取り組みは起きなかったし、
その後の飛躍的な生産性向上や賃金アップにはなかったでしょう。

高度経済成長期(1955〜73)という時代背景もありましたが、
それならば、なぜ、ほかは完全週休2日を導入しようとしなかったのか?

思慮の足りない人、無知な人間、怠けものは
表にあらわれた「結果」だけに目を奪われて物の本質を見ません。
そのために、あらゆる成功を幸運、運命、あるいは偶然などという言葉で
かたづけようとします。(…)
彼らは、そのような運のいい人たちがより良い人生に向かって努力していた時、
多くの試練や苦闘に進んで立ち向かってきたことに気づきません。
成功した人たちが強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、
ねばり強い努力を重ねてきた事も知りません。
そして、その人々が様々な困難を見事に乗り越えて、
自分の心のビジョンを実現した事も知りません。
成功した人々が体験した暗闇や心痛も知らないのです。
彼らはただ光の部分や喜びだけに目がいって、
それを「運がいい」と呼んでいるのです。
長く厳しい旅の中身を見ようともせずに、喜びに満ちた最終結果だけを見て、
それを「幸運」の一言で片付けているのです。
過程を理解せず、結果のみをとらえて
それを「偶然の産物」だと言っているのです。
人間が達成するあらゆる成功が努力の結果なのです。
そして、努力の大きさが、成功の大小を決めているのです。
そこに偶然はありません。
才能、能力、物質的、知的、霊的な資質のすべては努力の果実なのです。
それは成就した思い、達成された目標であり、現実化されたビジョンです

ジェームズ・アレン『新訳 原因と結果の法則』

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.
Albert Einstein


日に新たであるためには、いつも「なぜ」と問わねばならぬ。
そしてその答を、自分でも考え、また他にも教えを求める。
素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば、
「なぜ」と問うタネは随所にある。
それを見失って、きょうはきのうの如く、あすもきょうの如く、
十年一日の如き形式に堕したとき、
その人の進歩はとまる。社会の進歩もとまる。
繁栄は「なぜ」と問うところから生まれてくるのである。
「なぜ」/松下幸之助『道をひらく』

私の今年の一文字は「革」
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◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。