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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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「帳場」で商いのスピリットを学ぶ [2013年07月13日(Sat)]
近江八幡から八日市、ちょこっと足を延ばして豊郷(とよさと)へ...電車
午後からの仕事の前に、去年の暮に訪れた「伊藤忠兵衛記念館」を再訪です。

玄関を入って右手の「店の間」の帳場です。
その奥は「中の間」、さらにその奥は立派なお佛壇のある「佛間」、
佛間の左手には床の間のある「奥の間」
s-P1010654.jpg
 (※)帳場――仕入れ販売を行う「店の間」にあった帳場では、
    帳付けや勘定などの経理を行うとともに、
    店員の監督も行っていました。(展示の説明書き)

s-P1010661.jpg
 帳場に展示されている「振替伝票」
 借方と貸方に分かれて勘定科目を記して「複式簿記」で仕訳
 伝票には「連番」が付され、この伝票から転記した証である「記入済」の押印も・・・

s-P1010663.jpg
(※)洋式帳簿・洋式伝票――明治27年、初代忠兵衛が使い馴れた大福帳を廃止して
採用した洋式帳簿と伝票。
洋式簿記の採用は当時の呉服問屋としては極めて革新的なことでした。
(展示の説明書き)

注文で貸方に金額が記入されているので、
「仕入先元帳」(買掛金勘定の補助簿)と思われます。
上から、月日、摘要、捺印、貸方、借方、そして差引残高(借或貸)
捺印の欄には赤色と青色の2つの押印――転記済と検認のダブルチェックです。

見事です。
制度で義務づけられたものではありません。
自らの商いが繁昌し、そして益々繁栄するために必要であり重要であると判断し、
他に先がけて採用されたのです。
使い馴れた「大福帳」(単式簿記)を止めるのは現場の抵抗もあったでしょうし、
ましてやコンピューターも電卓もない時代、、、見事です。

記念館の方が声をかけてくださいました。
――「なぜ近江商人が生まれたと思いますか?」

うーん、なるほど。。。
――「彼らが他国で商いをする時に心がけたことは?」

うーん、なるほど、なるほど。。。
おかげで、近江商人について語られる言葉の意味するところやその背景を知ることができ、
心から感謝です。

s-P1010687.jpg
しばし帳場に座らせていただき、先人に思いを馳せました。
店の【内】を見渡せるだけでなく、門の【外】の通り(中山道)を行き交う人の姿も・・・

「正直」、「始末」、「才覚」、「算用」、、、そして「三方よし」

突然に激しく降りだした雨の中、
「商いのスピリット」を学ばせていただきました。
s-P1010675.jpg
 
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