真の繁栄への道
[2012年06月17日(Sun)]
朝起きたら顔を洗う。家の前をはいて水を打つ。しごくあたりまえのこと。
ものをもらえばありがとう。お世話になったらすみません。
とりちらかしたら、あとかたづけ。
別にむつかしい理屈も何もない。犬や猫ならいざ知らず、
人間としてなすべき、もっとも平凡な、もっともあたりまえのことである。
ところがこれに理屈がつく。
手前勝手な理屈がつくと、いつのまにやらあとかたづけ不要。
顔も洗わず、水も打たず。
平凡なことが何やらむつかしいことになって、何をなすべきか右往左往。
そんなことが、きょうこのごろはあまりにも多すぎはしないか。
それもこれも、つまりは自分なりの都合のよい道を求めてのことであろうけれども、
自他ともの真の繁栄への道は、本当はもっと平凡なところにある。
みんなが納得するしごくあたりまえのところにある。
別にむつかしく考える必要はないのではないか。
もう一度考え直してみたい。
水が低きに流れるように、夏がすぎたら秋がくるように、
「自然の理」にかえって、もう一度「素直な心」で考え直してみたい。
「もっとも平凡な」/松下幸之助著『道をひらく』
松翁ある人に次のように言われた。
――素直な心は、力強く積極的なものだ。
自然の理法に基づいた心が、弱く消極的なものであるはずがない。
松下幸之助・述 『松翁論語』
素直な心こそ、あらゆる意味における経営を成功させる
基本的な心のあり方なのである
松下幸之助著『実践経営哲学』
『素直な心になるために』
(PHP研究所)
■素直な心の内容10ヶ条
■素直な心の効用10ヶ条
■素直な心のない場合の弊害10ヶ条
■素直な心を養うための実践10ヶ条
素直な心こそ、あらゆる意味における経営を成功させる
基本的な心のあり方なのである
松下幸之助著『実践経営哲学』
『素直な心になるために』
(PHP研究所)
■素直な心の内容10ヶ条
■素直な心の効用10ヶ条
■素直な心のない場合の弊害10ヶ条
■素直な心を養うための実践10ヶ条