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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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善い循環 [2012年04月23日(Mon)]
 本日(4/23)は、中小企業大学校関西校の経営管理者研修のゼミ。
 午前中は皆さんが職場のリーダーとして抱えておられる問題や課題についてご報告いただき、
 午後はその報告を受けて、ともに学び、互いに高め合いました。

 以下、午後のご報告――

 前回のゼミで「宅急便」をテーマに取り上げたNHKのプロジェクトXのDVDを観たのを受けて、小倉昌男さんが書かれた『経営学』(日経BP)を自分のこととして読み込むことを課題にしていました。

善い循環も悪い循環も、一朝一夕に起きるものではない。
十年二十年と長い年月のうちにできあがるものなのだ。
では、善い循環を起こす出発点は何だろうか。
  ・・・・・
ヤマト運輸は、どこを善い循環への出発点にすべきであるか
考えた末、私はこう決断した。
――まず、労働生産性を高めよう

 「善い循環」への出発点として、「生産性を高める」ことの意義を学びました。
 ――ともに働く仲間が互いに高め合って組織とともに「成長」し、働く喜びに満足を得、
    お客様には質の高い商品やサービスを提供することでご満足をいただき、
    高い収益により納税を通じて地域社会に「貢献」(社会保障や地域サービスの充実)

 「収益性(利益率)の向上」と「生産性(付加価値)の向上」は、同じように利益の追求でありながら、求める利益の「質」の高さが違います。
 より質の高い利益の追求を目指すなら、生産性の向上が「善い循環」への出発点になります。
 稲盛さんのアメーバ経営が目指すところ(時間当り採算)も、基本的に同じです。


 休憩後、「第一次南極越冬隊」をテーマに取り上げたNHKプロジェクトXのDVDを観ました。
 個性あふれる異質な仲間(番組では落ちこぼれと言っていましたが…)がそれぞれの個性を発揮し互いに高め合う姿に「チーム」の真髄を見ました。また、個性あふれる異質な仲間をチームにまとめ上げてチームとして見事な成果をあげられた西堀隊長に「チームリーダー」のあり方を学びました。

 南極といえば、アムンゼンとスコット。
 同じ時、同じ目的で、同じ場所でありながら、一方は成功、一方は悲劇の結末。
 これをテーマに、西堀榮三郎さんが本田勝一さんの本「アムンゼンとスコット」の解説として書かれた小論(「二つのリーダーシップ」)をご紹介しました。


 次回(5月)のゼミは、校外で実施――松下幸之助歴史館(パナソニックミュージアム)
 今年のメモリアルウィーク特別展(4/20〜6/30)のテーマは、「自主責任経営」と「社員稼業」です。
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