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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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『ラスト ワン マイル』(楡周平著) [2012年03月16日(Fri)]
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――「ウチは運送会社だ。客から預かった荷物を目的地まで運んでなんぼの商売をやってるんだ。ただでさえ、郵政という怪物と戦わなきゃなんねえこのときにそんなリスクを会社が負うと思うか」

「だからこそ、新しい飯の種を作らなきゃならないんじゃないですか」
「それじゃ我々はいつまでたっても一介の下請け業者だ。ただの荷物の運び屋だ。業界のサービスだって行き着くとこまできちまってる。営業マンのセールストークにしたところで、結局は料金交渉に終始しているのが現実じゃありませんか。これじゃまるで巷のご用聞きそのものだ」
「これからの時代は違うと思います。客から仕事を貰うのではなく、こちらが仕事を作る。それがこれからのビジネスじゃないですか」
(本書p.92)

「部長、考えてください。いま我々は大きなチャンスを掴もうとしているんです。下請けに過ぎないと思われていた物流業が、実は全ての産業の生命線を握っている。まさにラストワンマイルを握っている者こそが絶対的な力を発揮することを世に知らしめる絶好の機会を目の前にしてるんです」(本書p.298)


――「物流会社がなぜネットビジネスに乗り出すことを決断したのですか」

「物流業界は、今まで商流の最下流に身を置き、お客さまから商売をいただくことを当たり前と考えてきました。その結果、コスト削減となれば真っ先に目をつけられ、物量を確保しても利益は上がらないという収益構造ができあがってしまったのです。ましてや郵政民営化に伴い、我々宅配をメインとする物流業界は存亡の危機にあります。この窮状を打破するためには自らビジネスを創出すること。つまり上流から下流まで、一貫した商流を作り上げなければならない。そういう結論に達したのです」

「ラストワンマイルを握る物流業なくしては、ビジネスは成り立たない。そこを握っている自分たちが実は最も強い立場にいるのだ。そこに気づいたというわけですね。勝算はおありなんですか」


「このビジネスの発案者の一人は、フランスの哲学者アランの言葉を引用してこう言いました。
安定は情熱を殺し、
緊張、苦悩こそが情熱を生む
と。
私は、この言葉を聞いた時に目が醒める思いがしました。我々物流業界に身を置くものが、いや、すべてのビジネスに携わる者が日々の仕事に追われ忘れていたものが何だったのか、思い知らされた気がしてね……」
「この事業を軌道に乗せるまでは幾多の困難が待ち受けているでしょう。しかし、会社の将来はこの事業の成否にかかっている。まさに不退転の決意を以て臨むつもりです」

(本書p.451〜2)

現状や近い将来に危機意識を持ち、打破したいと心から願うなら、おススメの小説です。
(実話を素材にしていますが、いわゆる「内幕」ものではありません)
私自身も、自分のビジネスに置き換えて具体的に色々考えながら、読み直しました。
同じく、楡周平さんの『再生巨流』(新潮文庫)もおススメです。
◆『再生巨流』(楡周平著)/マイブログ(2012/3/18)
 
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