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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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『マイ・ビジネス・ノート』(今北純一著) [2011年02月19日(Sat)]
昨日(2/18)、東京スカイツリーにお散歩した帰り、
紀伊國屋の新宿本店に立ち寄り、ぶらぶらと…
偶然にも、今北純一さんの文庫本本が目に留まりました。
『マイ・ビジネス・ノート』(文春文庫)です。

 ミッションを持つ人は、無意識のうちに同じような人を探してある種の信号を発しています。そういう信号を発している人は、互いにすれ違うだけでわかる。そして、そこには必ず、思いがけない出会いが生まれます。それは決して偶然ではなく、必然的な出会いです。私の経験から、このことは自信をもって断言できる。
(同書 p.55)

非礼ながら、今北純一さんのお名前を知ったのは、羽生さんの新刊(『大局観』)を読んだ一昨日のことです。羽生さんが今北さんと出会われて学ばれた内容がとても印象に残ったので、早速、羽生さんと今北さんの対談集(『定跡からビジョンへ』)と今北さんの本(『ビジネス脳はどうつくるか』)の2冊の貸出予約を自宅近くの図書館にネットで申し込みました。

どうやら、今北さんが発しておられた「信号」が、羽生さんの本を通じて、早々と届いたようです。思いがけない出会いに感謝し、早速買い求め、ホテルに戻って読みました。


Today is a gift. 今日は(神様からの)贈り物

―― この本のキー・メッセージです。
羽生さんの新刊が、40歳になった自分が「今できること」について考えられてまとめられたことも合点です。そのほかにも、羽生さんが今北さんから色々と学ばれておられるのを感じます。

少し長文になりますが、私が羽生さんの新刊(『大局観』)を読んで興味をもったミッション、ビジョン、パッションの「MVP」について記された箇所を引用します。

 給料や貯金の額だけで人間の存在価値は決まらない、ということは、誰もが頭では理解しているはずです。それなのに、なぜ「吾唯足知」の境地になれないのでしょうか。
 それは、「個」が確立されていないからです。「個」を確立すれば、「自分はこれをやりたい」という目標を見出せ、それによって「足りている」ことを実感できるはずです。

 私は、この目標をミッション(M)ととらえています。
 ミッションと言うと、多くの人は「使命」「任務」「特命」というイメージを思い浮かべるでしょう。しかし、私が言うミッションは、そのどれでもなく、「自分がやりたいこと」「やらなければならないこと」、つまり「自らがチャレンジすべき夢や目標」のことです。
 それは抽象的でわかりにくい目標のことではないし、絶対的に実現不可能な夢でもない。具体的かつ本当に自分が好きでやりたいことがミッションです。そしてこれは、誰からも命令されるものではなく、自分、つまり「個」が決めるものです。

 たとえば目の前に山があり、「あの山に登りたい」と目標を立てたとします。この場合、山に登ることがミッション(M)です。
 山頂を極めるという夢を実現するためには、「この道筋で自分は行くんだ」というロードマップがなければなりません。それを私はビジョン(V)と呼んでいます。
 そのビジョンを、山頂へ向かって実行するプロセスで燃やす情熱、「夢をとことん本気で追いかける」エネルギーがパッション(P)です。

 企業にしろ個人にしろ、この「MVP」がきちんとしているなら、先行き混沌としたこの時代でも本物として残っていくことができます。「MVP」がなく、まやかしの流行に乗っかって、たまたまうまくいっているようなら、淘汰の波に呑み込まれてしまうでしょう。

(同書 p.50〜52)

この本は、私が図書館に貸出予約を申し込んだ『ビジネス脳はどうつくるか』(2006年11月刊)に一部加筆して改題されたものです。リーマンショック(2008年9月)以前に書かれたあとがき(2006年10月)を読むに、今北さんと出会い、この本を通じて今北さんのメッセージを受け止めることができたことに心から感謝です。

本の中で紹介されているアメリカの社会哲学者エリック・ホッファーの生き様に興味を持ちました。

 常に社会の中に身を置き、額に汗して働きながら読書と思索を続けたエリック・ホッファーの生き方は、一種の雄姿に近いかもしれません。
 ホッファーは、「天職」に巡り会えた幸せな人でした。しかし、天職についたからといって億万長者になれるわけではない。実際、彼はそうならなかった。けれど、自分が本当にやりたいことだけをやるという、幸せな人生をまっとうしたのです。

(同書 p.180)

早速、エリック・ホッファーの自伝(『エリック・ホッファー自伝』/作品社)を手配。

今北さんの文庫本(『マイ・ビジネス・ノート』)から、「個人」としての生き方だけでなく、「左岸からの発想」などビジネスについても多くの教示を得ました。

今日(2/19)は午後からシンポジウムに参加したのですが、配布された資料を見て愕然
―ー事例発表される某銀行の資料には、「本件資料は、記載取引の会計上・税務上の取扱等につき保証するものではありません。ご検討に際しては、必ず税理士等の専門家にご相談下さい。」とのヘッダーが、自行の業務案内を含む60ページのすべてに印字されています。
さらには、「関連会社および提携会社によりご提供する商品・サービスについて当行は紹介行為を行うのみであり一切の責任を負いかねますのであらかじめご了解ください」と印字。

まさに「右岸からの発想」そのもの。
お客さまに徹底して親切にする「電化のヤマグチ」さんの取組みとは対極です。
大阪に戻るのを一日遅らせて参加したシンポジウムでしたが、
この発表は聞かないで、会場を後にしました。

 ホテルの靴磨きも鮨屋のおやじもサプライヤーなわけですが、サプライヤーとしてただ一方的に技術やサービスを提供するのではなく、自らが快楽とする仕事を通して、カスタマーと喜びを共有する空気を醸し出しています
「そういう時空間を、ビジネスマンもつくりだせればいいな」と、私は思うのです。

(同書 p.182)

今北さんの文庫本のおかげで、他山の石として学ぶことができました。
ありがとうございます。

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