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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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『石橋を叩けば渡れない』(西堀栄三郎著) [2011年02月11日(Fri)]

 先日のブログ(『マネジメント信仰が会社を滅ぼす』/2011.2.3)で西堀さんの言葉を紹介しましたが、『最高の報酬〜お金よりも大切なもの』(松山太河編著/英治出版)からの引用でだったので、あらためて西堀さんの本を買い求めて読みました。

 西堀さんのメッセージに勇気づけられ、「ことばの力」力こぶに惹きこまれました。

 たとえば、石橋を叩けば渡れない(同書 p.39〜40)では・・・

 何か新しいことをするときには、まずそれを、やるかやらないかを決めることが必要になってきます。その場合、まず事前にあらゆる角度からよく調査し、それからやるかやらないかを決めよう、というやり方をすることがあります。また、うまくいかずにしくじったり、あるいは何か具合が悪いことが起こったりすると、決心する前の調査が不十分だったからだといわれる。

 新しいことには、リスク(危険)があるに決まっています。リスクというのは、危険ということだけではなくて、うまくいかないというリスク、不成功というリスクも入っています。危険ももちろんあり得ると思います。そこで、やるかやらないかを決心する前に十分調査しておかないからリスクがあるんだ、あるいは失敗があるんだ、とこういう考え方です。

 しかし私は、そんな考え方ではとうてい新しいことはできないと思います。

 やるかやらないかを決心する前に、こまごまと調査すればするほど、やめておいた方がいいんじゃないかということになる。“石橋を叩いて渡る”とか“渡らん”とかいうけれども、石橋を完全に叩いてから、渡るか渡らんか決心しようなんて思っていたら、おそらく永久に石橋は渡らんことになるだろうと思います。

 完全にリスクを防止できる調査なんて、できるはずがないのです。新しいことには、リスクがつきもので、だからこそ新しいのです。

 その前に、、、

 「探検」とは、困難とたたかい、未知の恐怖におののきながら、ついにやりとげて、人類に知識をもたらすもの。探るということ、検(しら)べるということが大事なことなので、何も危険を冒したり、そんなことをする意味ではなく、ご当人が慎重で、危険を冒していると思わなければ、それは何も「冒険」ではないのです。(同書 p.29)

と、「探検」と「冒険」の違いも明解です。

 そして、「決心してから実行案を考えるのでなければ、新しいことはできません」と論じ、「やる」と決心した後の調査は、「やるかやらないか」の調査とはまったく違い、これは非常に大事だと明解です。

 決心をしてから後にある調査というのは、いかにして失敗のリスクを減らすかということに専心することになるわけです。ですから、考えられるあらゆるケースを想定して、それらに対して、こうして克服する用意をしよう、こういう準備をしていこうということになります。

 しかし、実際には、未知のことをやるのだから、完全無欠な準備や計画はあり得ません。

 そこで、探検家としていちばん大事なのは、「準備というもは必ず不完全なものなり」と思って、「思いもよらぬことが必ず起こるぞ」ということを覚悟すること。その心構えがあれば、びっくり仰天、あわてふためくこともなく、リスクのきざしが見えたときに、いち早く、しかも最も的確な処置を講じることができる。
(同書 p.54〜58)

と説いておられます。

 「名言集」本もありがたいですが、自分の勝手な解釈でせっかくの「ことば」の意味するところや奥の深さまで理解できていないことが少なくありません。
 心に留まるメッセージがあれば、やはり原典本を読むことの大切さを実感しました。

 「探検家的精神」で未知なるものに立ち向い、新たな世界を拓いてこられた西堀先生。
 西堀先生の発想と行動力は、混迷する社会で困難と向き合い未来を切り開く私たちに、「正しい道(考え方)」を示し、「勇気」と「知恵」を与えてくれます。おススメの本です。


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