「奇跡」
[2023年06月12日(Mon)]
6月9日は横田慎太郎さんのお誕生日。
彼の自伝ノンフィクション『奇跡のバックホーム』の文庫本には、
2度目の闘病を綴った新章が収録され、
そして、鳥谷さんが解説を書いておられます。

横田慎太郎『奇跡のバックホーム』の
単行本の最後より――
これを受けて、アマゾンに書いた私のカスタマーレビュー
文庫本に加筆された新章「2度目の闘病」より―-
そして、文庫本の最後――
文庫本の鳥谷さんの「解説」より――
そして、文庫本の鳥谷さんの「解説」の最後――
文庫本に加筆された新章、そして鳥谷さんの解説を読んで魂を揺さぶられ、
リレーフォーライフ神戸のキャンドルラン(チャリティーラン)にエントリー。
当初は単独走の予定でしたが、
横田さんの引退試合をご一緒した小山さんとご一緒しました。

リレーフォーライフ神戸/みなとのもり公園
(2023.6/10〜11)

ミュージックバトンのステージに飛び入り参加
鼻笛で、上を向いて歩こう

「がんばってください」
考えてみれば横田さんとのご縁も含めてすべてのご縁が「奇跡」だし、
もっと言えば、この世に生を受けたこと、
そして今この瞬間に命があることも「奇跡」であり、
これらすべての奇跡が「神様のプレゼント」なのでしょう。
結果を求めず、自分を信じて今を懸命に真剣に真っ正直に生きる、
そのこと自体が「奇跡」で、「神様のプレゼント」の恩恵にあずかる

「吾唯足知」(ワレタダタルコトヲシル)/龍安寺

「日々是好日」
「今日是好日」
「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」

愚直に一歩、一歩、もう一歩
彼の自伝ノンフィクション『奇跡のバックホーム』の文庫本には、
2度目の闘病を綴った新章が収録され、
そして、鳥谷さんが解説を書いておられます。

横田慎太郎『奇跡のバックホーム』の
単行本の最後より――
再発の可能性はまったくないとは言いきれませんが、(略)
僕自身に不安はまったくありません。
いずれ視力も完全に回復すると信じています。
完治したとき、僕は何をするのだろうと、楽しみでもあります。
僕の人生は、また新たに始まったばかりなのです。
僕自身に不安はまったくありません。
いずれ視力も完全に回復すると信じています。
完治したとき、僕は何をするのだろうと、楽しみでもあります。
僕の人生は、また新たに始まったばかりなのです。
これを受けて、アマゾンに書いた私のカスタマーレビュー
一寸先は闇ではなく、光である
「病気になってよかったこともある」
「僕がやらなければならないのはこれなんだ!」
「僕の人生は、また新たに始まったばかり」
横田慎太郎は青虫からサナギを経て蝶になった、
この本を読み終えてそう思いました。
突然の病に倒れてキャンプ離脱までは野球漬けの青虫、
そして甲子園で再び大暴れすることを目指して苦闘の日々を経て、
あの奇跡のバックホームで蝶になった。
青虫と蝶ではDNAは同じでも、その住む世界や生き方は違うように、
横田さんの生き方や考え方は大きく変わられたようだし、
蝶になられた横田さんは(今までとは別の形で)
多くの人に勇気と希望の光を照らしていかれることでしょう。
今後のご活躍が楽しみです。お身体に気をつけて頑張ってください。
「病気になってよかったこともある」
「僕がやらなければならないのはこれなんだ!」
「僕の人生は、また新たに始まったばかり」
横田慎太郎は青虫からサナギを経て蝶になった、
この本を読み終えてそう思いました。
突然の病に倒れてキャンプ離脱までは野球漬けの青虫、
そして甲子園で再び大暴れすることを目指して苦闘の日々を経て、
あの奇跡のバックホームで蝶になった。
青虫と蝶ではDNAは同じでも、その住む世界や生き方は違うように、
横田さんの生き方や考え方は大きく変わられたようだし、
蝶になられた横田さんは(今までとは別の形で)
多くの人に勇気と希望の光を照らしていかれることでしょう。
今後のご活躍が楽しみです。お身体に気をつけて頑張ってください。
文庫本に加筆された新章「2度目の闘病」より―-
前回の闘病と今回の闘病で、大きく違うところがあります。
それは「目標」の有無でした。
脳腫瘍の治療はたしかに苦しかった。
でも、あのときは明確な目標がありました。
「もう一度大好きな野球をする」
この目標を達成できなければ、死んでも死にきれないと思った。
そのためには、なんとしても病気を治さなければなりません。
それが病気に立ち向かう強いモチベーションになりました。
加えて、あの時は希望もありました。
「治ればもう一度グラウンドで思いっきり野球ができる」
いまはたしかに苦しいけれど、
治ったらもう一度野球ができるという希望があったからこそ、
治療に耐えることができたのです。
でも、今回はそれがない。病気に打ち克つための
モチベーションとなる目標も希望も見つかりませんでした。
たとえ完治しても、
再びプロのグラウンドで野球することは二度とないのです。
さすがに心が折れかけました。(略)
再び前を向くきっかけをくれたのは母でした。
それは「目標」の有無でした。
脳腫瘍の治療はたしかに苦しかった。
でも、あのときは明確な目標がありました。
「もう一度大好きな野球をする」
この目標を達成できなければ、死んでも死にきれないと思った。
そのためには、なんとしても病気を治さなければなりません。
それが病気に立ち向かう強いモチベーションになりました。
加えて、あの時は希望もありました。
「治ればもう一度グラウンドで思いっきり野球ができる」
いまはたしかに苦しいけれど、
治ったらもう一度野球ができるという希望があったからこそ、
治療に耐えることができたのです。
でも、今回はそれがない。病気に打ち克つための
モチベーションとなる目標も希望も見つかりませんでした。
たとえ完治しても、
再びプロのグラウンドで野球することは二度とないのです。
さすがに心が折れかけました。(略)
再び前を向くきっかけをくれたのは母でした。
そして、文庫本の最後――
僕自身も一日一日を大切にしながら精一杯生きていきたいと思っています。
文庫本の鳥谷さんの「解説」より――
野球の神様という言葉はよく聞くが、
僕自身はその存在を信じたことはなかった。
僕はいつでも、起こる可能性があるあらゆることを想定したうえで、
それに対して自分は何ができるか、何をすべきかを考えて
試合に臨んでいた。実際、想定外のことが起きたことはなかったし、
想定外のことを自分ができたと感じたこともなかった。だから、
自分を野球の神様が見守ってくれているとか、
後押ししてくれたと感じたことはない。
そもそも、がんばっている人全員に神様が味方したら、
野球というスポーツは成り立たない。
ただ、そんな僕でも、あの光景を目にしたら、
神様の存在を認めざるをえなかった。
「野球の神様は本当にいて、
ちゃんとがんばっている人にはごほうびをくれる」
素直にそう思えた。
やはり、何がなんでももう一度グラウンドに復帰したいという
横田の強い気持ちが、あのバックホームを生んだのだろう。
それと彼の人間性だ。
横田は復帰してから、練習は別メニューで、試合にも出られなかった。
それでもベンチでは誰よりも大きな声を出し、
仲間をサポートしていたと聞く。
僕が同じ状況に置かれて同じようにできたかといえば、正直、わからない。
そんななかでも、横田は前向きな気持ちを忘れず、いつも声を出して、
仲間を応援できるだけの人間性をもっていたからこそ
引退試合が催され、
あれだけ多くの人が駆けつけてくれたのだろうし、
神様も認めてくれたのだと思う。
僕自身はその存在を信じたことはなかった。
僕はいつでも、起こる可能性があるあらゆることを想定したうえで、
それに対して自分は何ができるか、何をすべきかを考えて
試合に臨んでいた。実際、想定外のことが起きたことはなかったし、
想定外のことを自分ができたと感じたこともなかった。だから、
自分を野球の神様が見守ってくれているとか、
後押ししてくれたと感じたことはない。
そもそも、がんばっている人全員に神様が味方したら、
野球というスポーツは成り立たない。
ただ、そんな僕でも、あの光景を目にしたら、
神様の存在を認めざるをえなかった。
「野球の神様は本当にいて、
ちゃんとがんばっている人にはごほうびをくれる」
素直にそう思えた。
やはり、何がなんでももう一度グラウンドに復帰したいという
横田の強い気持ちが、あのバックホームを生んだのだろう。
それと彼の人間性だ。
横田は復帰してから、練習は別メニューで、試合にも出られなかった。
それでもベンチでは誰よりも大きな声を出し、
仲間をサポートしていたと聞く。
僕が同じ状況に置かれて同じようにできたかといえば、正直、わからない。
そんななかでも、横田は前向きな気持ちを忘れず、いつも声を出して、
仲間を応援できるだけの人間性をもっていたからこそ
引退試合が催され、
あれだけ多くの人が駆けつけてくれたのだろうし、
神様も認めてくれたのだと思う。
そして、文庫本の鳥谷さんの「解説」の最後――
横田ほど、物事にまじめに真正面からぶつかって
突破しようとする人間を僕はあまり見たことがない。だから、
何をするにせよ、これからも自分が正しいと思うこと、
やりたいことをまっすぐにやっていってほしい。あのバックホームも、
神様がこう言って横田の背中を押してくれたのではないか。
「これからも、いままでと同じようにまっすぐ、一生懸命に生きていきなさい」
僕にはそんな気がしている。
突破しようとする人間を僕はあまり見たことがない。だから、
何をするにせよ、これからも自分が正しいと思うこと、
やりたいことをまっすぐにやっていってほしい。あのバックホームも、
神様がこう言って横田の背中を押してくれたのではないか。
「これからも、いままでと同じようにまっすぐ、一生懸命に生きていきなさい」
僕にはそんな気がしている。
文庫本に加筆された新章、そして鳥谷さんの解説を読んで魂を揺さぶられ、
リレーフォーライフ神戸のキャンドルラン(チャリティーラン)にエントリー。
当初は単独走の予定でしたが、
横田さんの引退試合をご一緒した小山さんとご一緒しました。

リレーフォーライフ神戸/みなとのもり公園
(2023.6/10〜11)

ミュージックバトンのステージに飛び入り参加
鼻笛で、上を向いて歩こう


「がんばってください」

考えてみれば横田さんとのご縁も含めてすべてのご縁が「奇跡」だし、
もっと言えば、この世に生を受けたこと、
そして今この瞬間に命があることも「奇跡」であり、
これらすべての奇跡が「神様のプレゼント」なのでしょう。
奇跡のバックホーム、奇跡のサブフォー、ミラクル丹後
◆サブフォー達成♪/2019.3.5
◆Miracle on the Tango(丹後の奇跡)/2019.9.17
奇跡は2度起きない、それがなんだ、それがどうした
◆サブフォー達成♪/2019.3.5
◆Miracle on the Tango(丹後の奇跡)/2019.9.17
奇跡は2度起きない、それがなんだ、それがどうした
結果を求めず、自分を信じて今を懸命に真剣に真っ正直に生きる、
そのこと自体が「奇跡」で、「神様のプレゼント」の恩恵にあずかる

「吾唯足知」(ワレタダタルコトヲシル)/龍安寺

「日々是好日」
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「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」

愚直に一歩、一歩、もう一歩

この続きはまたいつか
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。

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会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。