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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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Be just and fear not [2023年02月27日(Mon)]
『フェアトレードのおかしな真実
――僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た』
原題:Unfair Trade: The Shocking Truth Behind 'Ethical' Business
KIMG3333.JPG

エシカルビジネス(倫理的なビジネス)がテーマですが、
よくある安直な啓蒙本や暴露本の類とは違い、
章(本当に良いビジネスを探す旅)を追って問題意識を高め、
問題の本質から深く考えさせられました。

「最終的には、私たち全員が責任を担うのだ」
『フェアトレードのおかしな真実』

私たちに問われるのは、まやかしや誤魔化しに惑わされず、
正しい「事実認識」と「思考」、そして「行動」

本田宗一郎『夢を力に』より――
(…)
(こういう)愚劣なことをしている経営者が多いようだ。
ふだんは経営者と従業員は一心同体だなどとおだてておいて、
困ってくると旧軍隊のように転進とかなんとか言って
ごまかし通そうとする
私はつねづね従業員は全部経営者である、
だから経営に参加する権利と義務があると言っている。
生産調整をしなくてはならぬようなときにも、
はっきり実情と今後の対策を明示して
全社員がいっしょに困難を克服することにしている。
こういう姿が真の労使一体というのではないかと思う。
(…)
私はアプレ事業家などと言われているが、アプレもアバンもない、
事業というものは、いうまでもなく
世間の多くの人の支持がなければできるものではない

製品をこよなく愛してくれるお客さん、
アドバイスを与えてくれた友人知己、
ピンチの際にもよく力を貸してくれた銀行、協力工場、販売店、
それに若き従業員たちの後ろ盾も忘れることはできない。

弱点の末の末まで隠し得ないことを心得れば
大いに気が澄んで来る

隠さんとする人はただ一人だがこれを見る人は幾千万人ある。
また隠さんと欲する心を示すものは、
目、口、鼻など頭の頂上より足の爪先に至るまで、
一つとして我々の性質を現す機会とならぬものはない。
これを隠さんとするも、これらの機関はほとんど裏切りするかのごとく、
我々の心情を現すものである。かく考えると、あくせくとして、
あるものを無しと言い、無いものを有ると見ても、
とうてい永続せぬものである。早晩その真相は暴露される

むろんこれ(隠さない)がために迷惑を受け、
他人より多く笑われ、他人より一層多く非難されることもある。
しかし常に心に戸閉まりし、つねに隠さんとする重荷がないだけ気軽で、
大なる利益がある。要するに心のうちさえさっぱり晴れているなら、
何事に逢っても怖いことも恐ろしいこともなくなる

ゆえに人の前に出るにあたり怖気が起こったならちょっと退いて、
「己の心に忌しい点があるか」と反問するが肝腎である。
臆病なる僕に一大興奮剤となった教訓は
沙翁(シェイクスピア)Be just and fear not の一言である。
「心に忌しい点あるか」と反問せよ/新渡戸稲造『自警録』

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「吾唯足知」(ワレタダタルコトヲシル)/龍安寺

抑々(そもそも)真の成功は各自内部の建造にあって、
その標準は各自の内面的感情に存するものと思ふ。
内に自ら顧みて恥ずかしくないと思ふならば、
それが即ち成功といふべきものではないか

慾を棄つれば、赤貧が成功である。
名に執着しなければ微賤が成功である。
(…)
意思は須らく堅固なるべし。
然し意思は馬力の如きものであって、
その強さは尊ぶけれども、その御し方、向け方を過れば、
折角生まれた人間も生まれ甲斐なく終わらしめるのみならず、
その害毒を後世にまで残すことは、世の罪悪史を見れば最も明かである。
ゆゑに、我輩の考へでは、
意思は単に強きをのみ以て尊しとするべきではなくして、
意思を左右する動機如何が先決問題であらねばならぬ

「意思の鍛錬」/新渡戸稲造『人生読本』

意思の方向性(動機)を自らに問い「動機善なりや、私心なかりしか
そして、意思の力で「不屈邁進

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「日々是好日」
「今日是好日」
「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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