柳はみどり 花はくれなゐ
[2023年02月23日(Thu)]
椿が二輪、花を咲かせ、その手前にはつぼみが二輪。
雪が舞う中、花は語らず。
北側の庭に続いて、南側の庭でもツボミを膨らませてきました。
北側の庭の椿(↓)は紅一色ですが、南側の椿(↑)は斑入りだったような…
元は同じツバキの株分けなのに不思議です。
新渡戸稲造『人生読本』より――
「正直の根本観念」
「日々是好日」
「今日是好日」
「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」
愚直に一歩、一歩、もう一歩
雪が舞う中、花は語らず。
「花語らず」柴山全慶老師
花は黙って咲き
黙って散って行く
そうしてふたたび枝に帰らない
けれども
その一時一処に
この世のすべてを托している
一輪の花の声であり
一輪の花の真である
永遠にほろびぬ生命のよろこびが
悔なくそこに輝いている
黙って散って行く
そうしてふたたび枝に帰らない
けれども
その一時一処に
この世のすべてを托している
一輪の花の声であり
一輪の花の真である
永遠にほろびぬ生命のよろこびが
悔なくそこに輝いている
「無為自然」
「人は地に法り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る」
(人法地、地法天、天法道、道法自然)
「人は地に法り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る」
(人法地、地法天、天法道、道法自然)
北側の庭に続いて、南側の庭でもツボミを膨らませてきました。
北側の庭の椿(↓)は紅一色ですが、南側の椿(↑)は斑入りだったような…
元は同じツバキの株分けなのに不思議です。
「不審花開今日春」
「そめ色の 山もなき世に おのづから
柳はみどり 花はくれなゐ」
「人住まぬ 山里なれど 春くれば
柳はみどり 花はくれなゐ」
(いぶかし はなひらく こんにちのはる)
―― 不審は「いぶかしい」という意味で、
―― 不審とは、いぶかしく思う心、不思議だなぁ…と思う心なわけですが、
―― 不審は「いぶかしい」という意味で、
この語は人智を超えた自然の偉大さ、不思議さに感動する心
―― 不審とは、いぶかしく思う心、不思議だなぁ…と思う心なわけですが、
「そめ色の 山もなき世に おのづから
柳はみどり 花はくれなゐ」
「人住まぬ 山里なれど 春くれば
柳はみどり 花はくれなゐ」
(新渡戸稲造『自警録』より)
新渡戸稲造『人生読本』より――
「正直の根本観念」
(…)
柳は己れに正直を尽くしてみどりなるべく、
花は己れに対して正直を守りて紅なるべく、
人各々天賦の性質と技能を有する。
これを名づけて使命といふ。
この使命を果たすのが、即ち己れに正直なる所以である。
己れに顧みて潔よくば、千万人と雖も我往かんと力むる所に、
正直者の偉大さがある。
たゞこの力を致すにしても、一応顧慮せざるべからざることは、
これがため世を害するや、他人に迷惑を掛けるや、
却って誤解を醸して自己の目的を達するを損ずるや、
実行に先たちて篤と思慮分別を費やさねばならぬ。
正直の根本義は己れに対する義務で、天賦の使命を完ふするにあるが、
その実施の途は社会を通らずしては行はれぬ。
一本調子の正直者は愛すべきも、
婉曲的な周囲の状況に順応して己れの天命を尽くす者も
必ず不正直とは呼び難い、
人を量るにこれらの点に気を付けざれば人を過まり己れを過まる。
柳は己れに正直を尽くしてみどりなるべく、
花は己れに対して正直を守りて紅なるべく、
人各々天賦の性質と技能を有する。
これを名づけて使命といふ。
この使命を果たすのが、即ち己れに正直なる所以である。
己れに顧みて潔よくば、千万人と雖も我往かんと力むる所に、
正直者の偉大さがある。
たゞこの力を致すにしても、一応顧慮せざるべからざることは、
これがため世を害するや、他人に迷惑を掛けるや、
却って誤解を醸して自己の目的を達するを損ずるや、
実行に先たちて篤と思慮分別を費やさねばならぬ。
正直の根本義は己れに対する義務で、天賦の使命を完ふするにあるが、
その実施の途は社会を通らずしては行はれぬ。
一本調子の正直者は愛すべきも、
婉曲的な周囲の状況に順応して己れの天命を尽くす者も
必ず不正直とは呼び難い、
人を量るにこれらの点に気を付けざれば人を過まり己れを過まる。
「日々是好日」
「今日是好日」
「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」
愚直に一歩、一歩、もう一歩
この続きはまたいつか
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
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