松阪マラソン2022
[2022年12月19日(Mon)]
ぶらり松阪(2022.12.12)

松阪神社

本居宣長ノ宮


「しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花」



三圍(みめぐり)稲荷神社

そして、昨日(12/18)、第一回みえ松阪マラソン

近鉄の大阪難波駅、5時45分発の松阪行の臨時特急。
1号車の1番A席です。
指定席を手配した時は、あわよくば奇跡再現と欲まるだしでした(笑)
しかし、予期せぬことは起きるというか、
何事も思い通りにいかないというか、、、
そもそも、なぜ松阪なのか?
加古川の方が近いし、コース的にタイムも狙えます。
あるいは、先週の奈良でもよかったのに、なぜ松阪なのか?
2020年の6月末で独立30年を機に事務所を自宅に移したタイミングで、
近くに住むブラインドアスリートからお声がけいただき、
服部緑地での伴走練習が始まりました。
その彼が昨年6月に脳腫瘍で入院。
そこで、病と闘う彼(松阪高校の卒業生)に
松阪マラソンの完走メダルと完走タオルを届けたいとエントリーしました。
実のところ、先月23日の夜に自転車の転倒で怪我した後、
足の痛みや腫れが引かないコンディションだったので、
完走メダルや完走タオルを届ける目標がなければ、
スタートラインに立つことはなかったです。
その意味では、己れのコンディションや記録(利己)より、
誰かのために(利他)が強いと言えるのでしょうが、
さらに言えば、単独走なのに伴走Tシャツを着て
彼と同行二人で走り切ったおかげで私は強くなれました(自利)。
まさに「自利利他円満」であり、「利己」と「自利」の違いを実感。
「己を忘れて他を利するは慈悲の極み、忘己利他」も、
結果的に自分のためになり、その意味では
「自利とは利他をいう」より「利他とは自利をいう」かも。
「先義後利」「サービスが先、利益は後」に納得です。
どんな状況でも自分のベストを尽くす
言い訳無用で自分の敵は自分とよく言われますが、
その一方で、自分の一番の味方は自分であり、
自分を敵にするか味方にするか
三越や三井グループの三井家やK&Kの国分家など
伊勢松阪商人のお屋敷を巡りながらの松阪マラソン、
おかげで色々と学びや気づきが多く、とても有意義でした。

私も含めて全員が素晴らしい笑顔です。
それぞれに走り切った満足感というか達成感が伝わってきます。
心から楽しく幸せ、まさに至福。
松下幸之助『道をひらく』より――
「一陽来復」
松下幸之助『続・道をひらく』より――
「年の暮れ」

「吾唯足知」(ワレタダタルコトヲシル)/龍安寺

「日々是好日」
「今日是好日」
「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」

愚直に一歩、一歩、もう一歩

松阪神社

本居宣長ノ宮


「しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花」



三圍(みめぐり)稲荷神社

そして、昨日(12/18)、第一回みえ松阪マラソン


近鉄の大阪難波駅、5時45分発の松阪行の臨時特急。
1号車の1番A席です。
指定席を手配した時は、あわよくば奇跡再現と欲まるだしでした(笑)
しかし、予期せぬことは起きるというか、
何事も思い通りにいかないというか、、、
そもそも、なぜ松阪なのか?
加古川の方が近いし、コース的にタイムも狙えます。
あるいは、先週の奈良でもよかったのに、なぜ松阪なのか?
2020年の6月末で独立30年を機に事務所を自宅に移したタイミングで、
近くに住むブラインドアスリートからお声がけいただき、
服部緑地での伴走練習が始まりました。
その彼が昨年6月に脳腫瘍で入院。
そこで、病と闘う彼(松阪高校の卒業生)に
松阪マラソンの完走メダルと完走タオルを届けたいとエントリーしました。
実のところ、先月23日の夜に自転車の転倒で怪我した後、
足の痛みや腫れが引かないコンディションだったので、
完走メダルや完走タオルを届ける目標がなければ、
スタートラインに立つことはなかったです。
その意味では、己れのコンディションや記録(利己)より、
誰かのために(利他)が強いと言えるのでしょうが、
さらに言えば、単独走なのに伴走Tシャツを着て
彼と同行二人で走り切ったおかげで私は強くなれました(自利)。
まさに「自利利他円満」であり、「利己」と「自利」の違いを実感。
「己を忘れて他を利するは慈悲の極み、忘己利他」も、
結果的に自分のためになり、その意味では
「自利とは利他をいう」より「利他とは自利をいう」かも。
「先義後利」「サービスが先、利益は後」に納得です。
どんな状況でも自分のベストを尽くす

言い訳無用で自分の敵は自分とよく言われますが、
その一方で、自分の一番の味方は自分であり、
自分を敵にするか味方にするか
三越や三井グループの三井家やK&Kの国分家など
伊勢松阪商人のお屋敷を巡りながらの松阪マラソン、
おかげで色々と学びや気づきが多く、とても有意義でした。

私も含めて全員が素晴らしい笑顔です。
それぞれに走り切った満足感というか達成感が伝わってきます。
心から楽しく幸せ、まさに至福。
松下幸之助『道をひらく』より――
「一陽来復」
ひろい世の中、長い人生、
いつも心楽しいことばかりではない。
何の苦労もなく何の心配もなく、ただ凡々と泰平を楽しめれば、
これはこれでまことに結構なことであるけれど、
なかなかそうは事が運ばない。
ときには悲嘆にくれ、絶体絶命、
思案にあまる窮境に立つこともしばしばあるであろう。
しかし、それまたよし。
悲嘆のなかから、人ははじめて人生の深さを知り、
窮境に立って、はじめて世間の味わいを
学びとることができるのである。
頭で知ることも大事だが、
身をもって知るということが何よりも大事。
塩の辛さはなめてみてはじめてわかる。
知るということにも、いろいろあるのである。
窮境に立つということは、
身をもって知る尊いチャンスではあるまいか。
得難い体得の機会ではあるまいか。
そう考えれば、
苦しいなかにも勇気が出る。元気が出る。
思い直した心のなかに新しい知恵がわいてくる。
そして、禍いを転じて福となす、つまり一陽来復、
暗雲に一すじの陽がさしこんで、
再び春を迎える力強い再出発への道がひらけてくると思うのである。
いつも心楽しいことばかりではない。
何の苦労もなく何の心配もなく、ただ凡々と泰平を楽しめれば、
これはこれでまことに結構なことであるけれど、
なかなかそうは事が運ばない。
ときには悲嘆にくれ、絶体絶命、
思案にあまる窮境に立つこともしばしばあるであろう。
しかし、それまたよし。
悲嘆のなかから、人ははじめて人生の深さを知り、
窮境に立って、はじめて世間の味わいを
学びとることができるのである。
頭で知ることも大事だが、
身をもって知るということが何よりも大事。
塩の辛さはなめてみてはじめてわかる。
知るということにも、いろいろあるのである。
窮境に立つということは、
身をもって知る尊いチャンスではあるまいか。
得難い体得の機会ではあるまいか。
そう考えれば、
苦しいなかにも勇気が出る。元気が出る。
思い直した心のなかに新しい知恵がわいてくる。
そして、禍いを転じて福となす、つまり一陽来復、
暗雲に一すじの陽がさしこんで、
再び春を迎える力強い再出発への道がひらけてくると思うのである。
もちろん中小企業の弱体性というものはあります。
けれども弱体性だけを認識して悲観するのと、
中小企業の長所というものを認識して勇気をもつというのと、
2つあるわけです。
前のほうはやっぱりうまくいかない。
景気に非常に押されるわけです。
あとのほうはむしろ面白くやっている。
だから認識いかんですよ。
「経営の醍醐味が味わえるという中小企業のよさ」
『松下幸之助・経営の真髄』より
けれども弱体性だけを認識して悲観するのと、
中小企業の長所というものを認識して勇気をもつというのと、
2つあるわけです。
前のほうはやっぱりうまくいかない。
景気に非常に押されるわけです。
あとのほうはむしろ面白くやっている。
だから認識いかんですよ。
「経営の醍醐味が味わえるという中小企業のよさ」
『松下幸之助・経営の真髄』より
松下幸之助『続・道をひらく』より――
「年の暮れ」
何となく心せわしくなってきた。
毎年のことで、別にどうということはないようにも思うのだが、
やはり年の暮れというと落ち着かない。
あれもかたづけておきたい。これも始末をしておきたい。
別にウカウカすごしてきたつもりではないけれども、それでも
何となくその日その日をウカウカすごしてしまったような
悔いにおそわれるこの年の暮れである。
だがしかし、こんな思いがあればこそ、
この一年のしめくくりもできるのであろう。
年内余日もないきょうこのごろではあるけれど、
今からでもおそくない。できる限りのことはしておこう。
及ばずながらもやってみよう。
今や一日が尊く、一時間が貴重なのである。
そんななかでも、世と人に対する感謝の気持ちだけは忘れまい。
この一年、ともかくもすごし得たのは、自分ひとりの力ではない。
あの人のおかげ、この人のおかげ、
たくさんの人のたくさんの善意と好意のおかげである。
時にやり切れない思いに立ったこともあろうけれど、
最後はやっぱりこの感謝の思いにかえりたい。
それでこそのこの年の暮れである。
毎年のことで、別にどうということはないようにも思うのだが、
やはり年の暮れというと落ち着かない。
あれもかたづけておきたい。これも始末をしておきたい。
別にウカウカすごしてきたつもりではないけれども、それでも
何となくその日その日をウカウカすごしてしまったような
悔いにおそわれるこの年の暮れである。
だがしかし、こんな思いがあればこそ、
この一年のしめくくりもできるのであろう。
年内余日もないきょうこのごろではあるけれど、
今からでもおそくない。できる限りのことはしておこう。
及ばずながらもやってみよう。
今や一日が尊く、一時間が貴重なのである。
そんななかでも、世と人に対する感謝の気持ちだけは忘れまい。
この一年、ともかくもすごし得たのは、自分ひとりの力ではない。
あの人のおかげ、この人のおかげ、
たくさんの人のたくさんの善意と好意のおかげである。
時にやり切れない思いに立ったこともあろうけれど、
最後はやっぱりこの感謝の思いにかえりたい。
それでこそのこの年の暮れである。

「吾唯足知」(ワレタダタルコトヲシル)/龍安寺

「日々是好日」
「今日是好日」
「一日一生」
「生死事大」
「一期一会」
「脚下照顧」
「格致日新」

愚直に一歩、一歩、もう一歩

この続きはまたいつか
会計は算術ではなく、思想である
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。

会計は算術ではなく、思想である

会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。