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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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三式簿記でひらく自主自立の道(3) [2022年05月11日(Wed)]
簿記はどこから来て、どこへ行くのか
〜三式簿記でひらく自主自立の道〜
(昨日のつづき)
2.複式簿記から三式簿記へ
(1) 帳合之法
 福澤諭吉が翻訳した『帳合之法』(11)は、わが国最初の西洋簿記の教科書として明治6年(1873)6月に初編2冊が出版され、翌年6月に二編2冊が出版された。
 漢字カナ交じりで、見返しの上部には天秤秤と黒板、下部に算盤が描かれ、右側には毛筆と3冊の帳簿、左側には天秤棒と3冊の帳簿が描かれて、毛筆には「筆端能ク一世ヲ経緯シ」と、天秤棒には「努力以テ天下ヲ冨実ス」と墨書されている。左右それぞれに配置された3冊の帳簿は、初編の右側は「大帳」「金銀出入帳」「仕入帳」で、左側は「日記帳」「手形帳」「売帳」である。二編では「売帳」が「清書帳」になっている。

 清書帳は「ジョルナル」Journalで仕訳帳のことで、帳合は「ブックキィピング」Bookkeepingで簿記のこと。それ以外では、略式(単記)「シングル・エンタリ」、本式(複記)「ドウブル・エンタリ」、借「デビド」、貸「クレジト」などと訳され、単式簿記から複式簿記まで学べる実学の書である。初編の凡例に記された翻訳の趣旨は、簿記を学ぶ意義が具体的かつ詳細に説かれて現代でも有用である。

(2) 単式簿記から複式簿記へ
 滋賀県豊郷町にある伊藤忠兵衛記念館(12)は、伊藤忠商事や丸紅の創始者である初代伊藤忠兵衛が暮らし、二代忠兵衛が生まれた旧邸で、一般に公開されている。
 玄関を入って右手にある「店の間」の帳場には、実際に使われていた振替伝票や帳簿が展示されていた。「振替伝票」には借方と貸方に分かれて勘定科目を記して複式簿記で仕訳され、連番も付されて、この伝票から転記した証である記入済印も押されていた(横書き)。一方、「帳面」は取引ごとに摘要が記されて金額が借方と貸方に分かれて転記され、残高も記されていた(縦書き)。
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 展示の説明書きには以下の記載があった。
洋式帳簿・洋式伝票―明治27年、初代忠兵衛が使い慣れた大福帳を廃止して採用した洋式帳簿と伝票。洋式簿記の採用は当時の呉服問屋としては極めて革新的なことでした。

 電卓もパソコンもない時代、制度で求められたわけでもないのに、他に先駆けて使い慣れた大福帳(単式簿記)を止め、複式簿記に切り替える。
 現場の抵抗は相当あったと思われるが、自らの商いが繁昌し、持続的に繁栄するために必要と判断したからであろう。手書きの伝票と帳面に魂を揺さぶられた。

 「単式簿記」では、金銭出入帳、得意先別や仕入先別の台帳、在庫出入帳などの複数の帳面を継続的に記録して残高を管理するが、それぞれの帳簿は相互につながっていない。そのため、一定期間の業績を把握するには、財産の棚卸しを行い、すべての帳簿を集計して財産目録を作成し、正味財産の増減で確認することになる。

 しかし、帳簿が相互につながっていないので、記帳の誤りや計算の間違いとか、不正があっても容易に発見できず、数字の信頼性に問題がある。
 そこで、一つの取引の数字を二つの帳簿に記録する「複式簿記」が登場する。
 その結果、記帳ミスや計算間違いのチェックだけでなく、一定時点の財産の増減による業績評価とは別に、一定期間の損益による業績評価が可能になった。
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(11) 慶應義塾大学メディアセンター「デジタルで読む福澤諭吉」『帳合之法』
 https://dcollections.lib.keio.ac.jp/ja/fukuzawa/a19/68
(12) 伊藤忠兵衛記念館 http://toyosatosaibikai.or.jp/

この続きはまた明日四つ葉

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(2022.4.19)
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(2022.5.3)
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(2022.5.7)
巣作りから子作り、そして子育て
順調に育って、お父さんやお母さんは大忙し
巣立ちもそう遠くなさそうです♪

朝に種を蒔き 夕べに手を休めるな
うまくいくのはあれなのか、これなのか あるいは、
そのいずれもなのかあなたは知らないからである。
コヘレトの言葉(11:6)/旧約聖書(日本聖書協会・共同訳)


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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡

会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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