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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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ウィリアム・モリスが説く「芸術の役割」 [2021年08月16日(Mon)]
ティム・ブラウン『デザイン思考が世界を変える』の
第5章「初心にかえる――経験のデザイン」より――
産業革命は、消費者だけでなく消費社会を生み出した。
産業化経済を維持する規模を生み出すには、製品だけでなく、
それに伴うサービスをも標準化する必要があった。
これは価格の低下、品質の向上、生活水準の改善など、
社会に驚くべき利益をもたらした。
しかし、弊害もあった。次第に、
消費者の役割がほとんど受動的になっていたのだ。
19世紀末にモダン・デザインを発明したイギリスの改革者たちは、
この点を痛感していた。
イギリスの工場から大量に流れ出す安価な商品の山は、
もはやそれを作った労働者と何のつながりもなく、
それを購入した消費者にとって何の価値もない
――そんな世界を予見していたのだ。
イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動に
全身全霊を注いだウィリアム・モリスは、
産業革命は世界に想像を超える富をもたらしたと同時に、
世界から感性、情熱、人間の深いかかわりを奪い取ってしまったと
誰よりも強く訴えた。
彼は晩年、こう嘆いた。「考えてもみろよ。
結局、石炭の燃えかすの山のてっぺんに残ったのは
会計事務所だというのか?


William Morris : How I Became a Socialist
Think of it!
Was it all to end in a counting-house on the top of a cinder-heap,

with Podsnap's drawing-room in the offing, and a Whig committee dealing out champagne to the rich and margarine to the poor in such convenient proportions as would make all men contented together, though the pleasure of the eyes was gone from the world, and the place of Homer was to be taken by Huxley?

ウィリアム・モリス『民衆の芸術』/1953.4 より――
「如何にして私は社会主義者になったか」(中橋一夫訳)
まあ、考えてもごらんなさい
こういう一切は結局どんなことになるのだろうか。
それは近くにポッドスナップの応接室がある、
灰殻の上に立てられた事務所といった光景であり、
みんなが一緒に満足するような大変に都合のいい割合で
金持にはシャンペンを、貧乏人にはマーガリンを配給するウィッグ党の
委員会という光景になるにすぎない。
しかも一方では、眼の楽しみはこの世の中から消えてしまい、
ホーマーの位置にハックスレーがとってかわるといった世の中なのだ。

ウィリアム・モリス『素朴で平等な社会のために』/2019.11 より――
「私はいかにして社会主義者になったか」(城下真知子訳)
考えてもみてほしい!
エンジンを燃やし続ける石炭の燃え殻、そのゴミの山に
鎮座する銀行に、なぜ、すべてが吸い上げられなければならないのか

しかもその近くには、
成り上がりポドスナップの居間が控えているとくる。
そして、ホイッグ党執行部は、「金持ちにはシャンパンを、
貧乏人にはバターならぬ俗悪マーガリンを」という都合のよい分配を
編み出し、これですべての人間が満足するという。
美しいものを見る喜びは、世の中から消え失せ、
詩人ホメロスもハクスレーに取って代わられるというのに?

そして本論の最後。ウィリアム・モリスが説く「芸術の役割」に、
「会計事務所」や「銀行」の役割(本分)を自らに問い質す。

William Morris : How I Became a Socialist
It is the province of art to set the true ideal of a full and reasonable life before him, a life to which the perception and creation of beauty, the enjoyment of real pleasure that is, shall be felt to be as necessary to man as his daily bread, and that no man, and no set of men, can be deprived of this except by mere opposition, which should be resisted to the utmost.

ウィリアム・モリス『民衆の芸術』/1953.4 より――
「如何にして私は社会主義者になったか」(中橋一夫訳)
そういう労働者の前に充実した合理的な生活の真の理想をしめす
ということは芸術の仕事なのだ

美の知覚と創造、眼前の真の快楽の享受、こういうことが
日々のパンと同じように人間にとって必要であると
感じられるような生活をいう。
このような生活はいかなる人間からも、
またいかなる一群の人々からも奪いとるわけにはいかない。
ただ反対のための反対といったものに面する場合は別だ。
しかし、そのような反対にはあくまでも反抗しなければならない。

ウィリアム・モリス『素朴で平等な社会のために』/2019.11 より――
「私はいかにして社会主義者になったか」(城下真知子訳)
だからこそ、芸術は、生きるにふさわしい豊かな生活の真の理想を
彼らに指し示し、芸術の本分をまっとうすべきなのだ

美を感じ、創造すること、つまり本当の喜びを堪能することが、
日々のパンと同じように必要だと感じられる人間の暮らし
――誰も、どういう集団も、単に反対ということで、
これを奪われてはならない。
そして、そんな反対意見には徹底的に抵抗すべきだ。


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実家に泊まり、一夜明けて母のお供で朝の散歩に出かけると、
雨上がりの近くの公園に、たわわに実ったみかん。
ぶらり歩くからこそ気づくので、走っていては気づきませんでした。
ゆっくり急げ(Make haste slowly)急がば回れひらめき
そして時には立ち止まるのもいいものです。

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足るを知る「吾唯足知」/龍安寺

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「日々是好日」

mampo.jpg
愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

Thank you very much. この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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