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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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マイノリティデザイン [2021年05月03日(Mon)]
いつも言っているように、最大の敵は自分なんだ。
前に、禅宗の坊さんたちに「己を殺せ」と言った話をしたけれど、
あれは「禅」じゃなくて人生の極意なんだ。
自分を殺すそこから自分が強烈に生きるわけだ。
それがほんとうに生きることなんだ。
岡本太郎『自分の中に毒を持て』

「最大の敵は自分」「自分を殺す」
―― 自分と「命懸けの真剣勝負」で闘って瞬間瞬間に生きる位置情報ということか


瞬間、瞬間に、生きる。岡本太郎
IMG-9281.jpg
岡本太郎『自分の中に毒を持て』

岡本太郎『自分の中に毒を持て』より――
人間だれでもが身体障害者なのだ。
たとえ気どった恰好をしてみても、八頭身であろうが、
それをもし見えない鏡に映してみたら、
それぞれの絶望的な形でひんまがっている。しかし人間は、
切実な人間こそは、自分のゆがみに残酷な対決をしながら、
また撫でいたわりながら、人生の局面を貫いて生き、進んでいくのだ

人間はたしかに他の動物よりも誇りをもっているかもしれない。
しかしその誇りというのは奇怪な曲折を土台にしている。
悲しみ、悔い、恥じる。あるいは無言に、また声をあげて。
しかもそれも人生の一つの歌にすぎない。
自分のひそかな歪みにたえながら、それを貫いて生きるしかない。
そして救われたり、救われなかったり。
目をこらして見れば、それがあらわに
人間生活の無限のいろどりになっているのが見えるだろう。

私が岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を読んだのは2012年のGW、
今から9年前のことです。
同年4月放送の「情熱大陸」に出演された安藤美冬さんが、
集英社を辞めてフリーになるか迷っていた時にこの本に出合って、
「安全な道を取るか、危険な道を取るか、迷ったら、危険な道を選べ」に
背中を押されて辞める決断をしたと語られたのを見たのがきっかけです。

当時55歳だった私は、監査法人を辞めて独立して20年あまりでしたが、
GWの旅の供にこの本を読んで強烈なインパクトを受けました。
こんな甘ちょろい生き方でいいのか、
もっと真剣に命がけで生きないでどうする、
と、厳しい叱咤激励を受け止めて心を入れ替えたはずが…
相変わらず、雑事にかまけて惰眠を貪り、ただ馬齢を重ねるだけ。
お粗末なことです。

そんな私が9年ぶりに岡本太郎さんのこの本を再読したきっかけは、
澤田智洋さんの『マイノリティデザイン』。
IMG-9317.jpg

Weak Is the New Strong
―― あなたが持つマイノリティ性 =
「苦手」や「できないこと」や「障害」や「コンプレックス」は、
克服しなければならないものではなく、生かせるものだ。
だれかの弱さは、だれかの強さを引き出す力だから。
すべての「弱さ」は、社会の「伸びしろ」ぴかぴか(新しい)

今日死んでもいいように、すべてを出し切った「へなちょこ野郎の奮闘記」

表紙カバーには「点字」表記で「マイノリティデザイン」です。
MD_B.jpg
この本の冒頭のカラー写真ページに、
岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』から引用されていて、それが
本日紹介した「人間だれでもが身体障害者なのだ。」から始まる部分です。

実のところ、9年前に読んだ岡本太郎さんの本には、
随所に線引きやしおり代わりの折れがあるのに、
本日紹介した部分には線引きなどなく、
澤田さんの本の引用を読んでも、
えっ?て感じで思い出せませんでした。

本書の「謝辞」より――
働くことがこんなにも楽しいことだなんて
 みなさんと出会うまで知りませんでした。」
「家族が僕を、僕にしてくれました
 一緒に幸せになりましょう。」

読み終えて、澤田さんは「良い仕事をされている」と思いました。
かつてはコピーライターとして
「強いものを、より強くする仕事」をされてきたのが、
息子さんの視覚障害を転機にパラダイム転換
お客様にとって、家族にとって、社会にとって、
そして何より自分自身にとって「良い仕事」をされて、
その仕事で、自分も、そして周りも、みんなが光り輝いている。
まさに「自利利他円満」です。

転機になったのが息子さんの障害ですから
「万事塞翁が馬」、何が良いことか悪いことかわらかない。
日々是好日」です。
IMG-9307.jpg

澤田さんの『マイノリティデザイン』を知ったきっかけは、
フェリシモさんの神戸学校で、
開催案内のメールに記された澤田さんのメッセージに興味を持ち、
澤田さんの『マイノリティデザイン』を買い求めて読みました。

そして、澤田さんの『マイノリティデザイン』を読んだおかげで、
岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を9年ぶりに再読し、
惰眠を貪っていた私の魂は再び激しく揺さぶられて覚醒です。

澤田さんが説く仕事の三つの方向性にも共感し、同意です。
@本業で得た力を、本業以外に生かす
Aだれかではなく、あなたのために
B使い捨てのファストアイデアでなく、持続可能なアイデア
そして、
★「一瞬」より「一生」を。「楽しい」より「うれしい」を。
★「SDGs」の外へ。18番目の目標は自分の中にある。
などなど共感するメッセージ多々あり。

4月24日開催の神戸学校での澤田さんのお話もよかったです。
お話を聞いて「良い仕事をされている」とさらに強く感じました。

★「SMALLの中にALLがある」
名だたる大企業が、ボランティアでなく、
ビジネスとして取り組まれているのも納得です。

★「NIN_NIN」
寝たきりの人が視覚障害者の目になり、
視覚障害者が寝たきりの人の足になるボディシェアリングロボット。
忍者のような格好で肩に乗っているので「忍」かと思っていたら
「人」とのこと。人と人をつないで「人_人」。なるほど!

翌日(4/25)放送のがっちりマンデーに登場の各社も、
いずれも社会の課題に向き合ってがっちりでした。
森永卓郎さんが「WIN WIN WIN」と言われていましたが、
その中身は「人_人_人」ということでしょう。
マス(だれか)ではなく、
特定の個(あなた)が抱える「問題」と向き合って、
「課題」に取り組んで「価値」を高めて輝かせる、と受け止めました。
s-IMG_3501.jpg
渡辺 一史『なぜ人と人は支え合うのか』
◆精神的に自立する/2019.2.19

★「ビジネスの成長より、人間の成長を」
ビジネスの成長は数字を追い求めがちですが、
人間の成長、とくに心を高めて魂を成長させることによって、
その結果としてビジネスが成長する、という図式でないと
持続可能性は果たせない、と受け止めました。
数字の世界に生きる一人として今後の課題です。

★「SPEED」「STRONG」「SHORT」から
 「SLOW」「SMALL」「SUSTAINABLE」へ
このパラダイム転換を受け入れるか、それがとも否定するか、
どう判断して、どう行動するか、が問われる、と受け止めました。

★生産性から「必要性」「波及性」へ
LGBTは生産性がないと主張する国会議員や
知的障害者福祉施設の大量殺人事件の容疑者のような人にとって、
生産性が低かったりなかったりすれば必要性なしになるのでしょうが、
そんな短絡的な話ではありません。

本書の「おわりに」に、澤田さんは
「無駄だと思っていた時間は10年後に効いてきた」と記されていますが、
そのためには、正しい方向に舵を取り、結果を求めることなく、
「日一日の瞬間瞬間を光り輝かせていく」ことが肝要、と受け止めました。


P1030315.jpg
生死事大、光陰可惜、無常迅速、慎勿放逸

明日がある
あさってがあると
思っている間は
なんにも ありはしない

かんじんの「今」さえないんだから。
(東井義雄)

いつかはゴールに達するというような歩き方ではだめだ
一歩一歩がゴールであり、
一歩が一歩としての価値をもたなくてはならない
(坂村真民さんが好きなゲーテの言葉)

Connecting the Dots.(点と点をつなげる)
将来をあらかじめ見据えて、
点と点をつなぎあわせることなどできません

できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
だから、我々は、今やっていることが
いずれ人生のどこかでつながって実を結ぶと信じるしかない。
Stay Hungry. Stay Foolish.(Steve Jobs)

朝に種を蒔き
夕べに手を休めるな

うまくいくのはあれなのか、これなのか 
あるいは、そのいずれもなのか 
あなたは知らないからである。
コヘレトの言葉 11:6/日本聖書協会『共同訳 旧約聖書』

とかく、わたくしどもは、結果を求めることばかり焦って、
脚下がお留守になり、今日のつとめを怠りがちでありますが、
そこに失敗の原因があります
その日その日のつとめを堅実に果たしてゆけば
未来の成功はおのずから席をあけて待っておるのであります。
「太閤さんの心がけ」/山田無文『白隠禅師坐禅和讃講話』

人生においてはカメのような、歩一歩のあゆみが大切だと思う。
速度を多少速めるのはよいが、
二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば往々にして失敗することにもなろう。
「歩一歩の歩み」/松下幸之助『思うまま』
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旧豊郷小学校足跡

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愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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