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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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正解のない授業 [2020年10月18日(Sun)]
私は、お互い人間はあたかもダイヤモンドの原石のごときものだと考えている。
つまり、ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放つ。しかもそれは、
磨き方いかん、カットの仕方いかんで、
さまざまに異なるさん然とした輝きを放つのである。
それと同じように、人間はだれもが、
磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質をもっている

だから、人を育て、活かすにあたっても
まずそういう人間の本質というものをよく認識して
それぞれの人がもっているすぐれた素質が生きるような配慮をしていく
それがやはり、基本ではないか。もしそういう認識がなければ、
いくらよき人材がそこにあっても、
その人を人材として活かすことはむずかしいと思う。
松下幸之助『人を活かす経営』

中小企業は弱いどころか、ある面では大企業よりも強い
それを、社会も中小企業は弱いと考え、みずからも弱いと考えたのでは
本来のよさが発揮されずに、ほんとうに弱い姿になってしまう
「力強い中小企業」/松下幸之助『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』

「惚れて通えば千里も一里」という諺がある。それくらい
時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるようになったら、
こんな楽しい人生はないんじゃないかな。そうなるには、
一人ひとりが、自分の得手不得手を包み隠さず、ハッキリ表明する。
石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです
そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、
伸ばしてやる、適材適所へ配置してやる。
そうなりゃ、石もダイヤもみんなほんとうの宝になるよ。
企業という船にさ 宝である人間を乗せてさ
舵を取るもの 櫨を漕ぐもの
順風満帆 大海原を 和気あいあいと 一つ目的に向かう
こんな愉快な航海はないと思うよ。
「得手に帆を上げ」/本田宗一郎『夢を力に』

山本つぼみさんの『あたらしい高校生』を読みました。
IMG-8103.jpg

日野田先生の本も読みました。
『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか︎』
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2冊の本から多くの気づきと学びを得ましたが、
その中の一つが、先生と生徒が一緒に創る「正解のない授業」。
箕面高校の時だけでなく、アメリカの大学で学ぶ中でも登場します。

そういえば、二刀流で大リーグで活躍する大谷翔平さんの生き様について
佐々木亨さんが書いた『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』にも、
大谷さんのこんな言葉が紹介されていました。
「両方をやることに対して、自分の気持ちがブレることはなかったですね。
もともとがあまり周りを気にしない性格というのもあるんですが、
どれが正解ということもないですし、たとえ両方をやることが
失敗だったとしても、自分にプラスになると思っていました」
そこには正解がなくて、僕としては『やったことが正解』というだけなんです
そう信じたいという気持ちがありまし、自分がやってきたことを信じたい
僕はそう思っています」

自律して自ら主体的に考えて行動して学んだことだけが「正解」であり、
よって、そこにゴール(完成形)はなく、
「自問自答」を重ね続けて「進歩無限」ということなのでしょう。

正解がないのだから、クイズ王のような知識偏重に価値はなく、
流行り廃りもその時点の答えに過ぎない。

ドラッカー『新しい現実』より
平坦な大地にも、上り下りする峠がある。そのほとんどは、
たんなる地形の変化であって、気候や言葉や生活様式が変わることはない。
しかし、そうではない峠がある。本当の境界がある
とくに高くなるわけでもなく、目をひくわけでもない。たとえば(…)
歴史にも境界がある
目立つこともないし、その時点では気づかれることもない。だが、
ひとたびその境界を越えれば、社会的な風景と政治的な風景が変わり、
気候が変わる。言葉が変わる。新しい現実が始まる
(…)
社会の問題には「唯一の正しい答え」があるとの考えそのものが疑わしくなった。
もちろん、正しくない答えはある。しかし、
今や社会そのもの、さらには社会活動、社会問題のすべてがあまりに複雑である。
唯一の「正しい答え」が、あらゆる問題に通用するはずがない。
答えは複数ある。だが、そのうちかなり正しいと言えるものさえ一つもない

教え方や学び方にしても、唯一の正しい方法がないことは明らかである。
ある生徒にはある方法が正しく、ある生徒には別の方法が正しい。(…)

社会の変化の中でAIやIOTの活用についても、
そこに正解を求めてAIやIOTに使われるのではなく、
「問い」を求めて自分たちが考える道具として使いこなせるかが問われるのかも、、、
仕事においても、正解を求めたところで、社会の問題に正解はないのだから

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.
Albert Einstein


日に新たであるためには、いつも「なぜ」と問わねばならぬ。
そしてその答を、自分でも考え、また他にも教えを求める。
素直で私心なく、熱心で一生懸命ならば、
「なぜ」と問うタネは随所にある。
それを見失って、きょうはきのうの如く、あすもきょうの如く、
十年一日の如き形式に堕したとき、
その人の進歩はとまる。社会の進歩もとまる。
繁栄は「なぜ」と問うところから生まれてくるのである。
「なぜ」/松下幸之助『道をひらく』

いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、
視野を狭めている
それらが、今日の問題解決を阻む最大の障害となっている。
ドラッカー『新しい現実』

私の今年の一文字は「革」
2020革.jpg
◆私の今年の一文字「革」/2020.1.3

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない
おたがいに心を新たにして、
真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。
「真剣勝負」/松下幸之助『道をひらく』

mampo.jpg
愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
立ち止まってはいられない

この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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