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宮 直史ブログ−“信はたていと、愛はよこ糸”

岡崎嘉平太記念館(岡山・吉備高原)で出会ったメッセージに深い感銘を受けました。
『信はたていと、愛はよこ糸、織り成せ 人の世を美しく』(岡崎嘉平太氏)
・・・私も、皆様方とともに世の中を美しく織りあげていくことを目指して、このブログを立ち上げました。よろしくお願いします。


こんにちは!宮です

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好きこそものの上手なれ [2019年11月22日(Fri)]
大相撲九州場所、私が注目する力士は炎鵬です。
きっかけは11月3日の朝にNHKで放送されたドキュメント番組。
その日、マラソンに出かける準備をしながら時計代わりにテレビをつけていたら、
朝のニュースに続いて放送された番組に見入ってしまいました。
出かける時間が来て最後まで見られなかったので、
家に帰ってから録画をあらためて見直して炎鵬に魅せられました。

幕内最小・最軽量の168センチ・98キロ、信条は「おそれず前へ」。
大相撲に入門して2年半、休場は一度もありません。
5日目の相手は碧山、体重199キロで炎鵬の倍以上あって体重差は101キロですが、
どんなデカい相手でもひるまず強い気持ちで立ち向かいます。
5日目を終わって4勝1敗でしたが、6日目から3連敗して4勝4敗、
9日目に連敗を止めてその後は○●○●で12日目を終えて6勝6敗です。
残り3日、ガンバレ炎鵬exclamation

11月3日放送の番組を見て感じたことが二つ、
まず「好きこそものの上手なれひらめき
好きだから身体が小さくても強くなりたいと願い、
しっかり稽古に励むし、色々と考えたり研究したりするし、身体のケアにも努める。
相撲が好きでなければそんなことはできない。
炎鵬の「柔よく剛を制す」は日々精進努力した結果です。
もう一つは「自分以外の誰かのために戦う者は強いひらめき
番組で、炎鵬のしこ名が本名の友哉ではなく晃である理由が明かされ、
また、病と闘う少年ファンとの触れ合いが紹介されていましたが、
これを大きな励みにし、自分を鼓舞して叱咤激励と受け止めました。「おそれず前へ

松下幸之助『指導者の条件』より――
「好きになる」― 指導者はその仕事が好きでなくてはつとまらない
ことわざにも「好きこそものの上手なれ」ということがあるが、
この「好き」ということは、何をやるにしてもいちばん大切だと思う。
好きでないことをいくらやっても、その道で成功するのは
むずかしい
といってもいいのではないだろうか。
芸術家でも運動選手でも、好きであればこそ、
はげしい練習、きびしい訓練をも苦とせず精進努力するわけである。
それでも一流となり、成功することはなかなかむずかしい。
まして、好きでもない人がやって、それでうまくいくわけがない。
指導者でも結局同じことである。
指導者としての仕事が好きであるということがいちばん大切だと思う。
政治家であれば政治が、経営者であれば経営が好きかどうかということである。
(…)
それを大変だな、苦労だなと思うような人は、指導者になれない。
そういう、他人から見れば大変な苦労でも、
本人は楽しくてしかたがない、疲れを知らない、
いいかえればそのことが好きであるということが必要
なのである。
指導者はまず自分が指導者としての仕事か好きかどうか、
たとえば経営者であれば、経営が好きかどうかというところから
自問自答することが大事だと思う。

事を成功させようと思えば、いろいろな知識が必要になってくる。
しかしその知識は、
好きであればだんだんと吸収できるやろ。
はたからも提供してくれるようになる。材料が集まってくる。
けど好きでなかったら、
目の前に落ちているものでも、それを拾おうとしない。
拾おうとしないということは、気がつかないということや

成功しようと思う人なら、人がすぐに捨てるものでも
ああこれは役に立つと拾うくらいでないとあかん
松下幸之助/江口克彦『成功の法則』

――「得手不得手」と「好き嫌い」は違う

『松下幸之助の哲学』より――
「素直な心は心の眼をひらく」
ことわざに「柔よく剛を制す」という言葉がありますが、
素直な心はいわゆる柔に属するものであります。
剛は一見強いようですが、人知で凝り固まった姿で、もろくて融通が利きません。
剛は柔によって制せられるのであります。また、「水は方円の器に従う」といいますが、
素直な心は水のように融通無碍なものであります。弱いようですが、
実は、あらゆるものに応じて変通し、大きくものをつかむことになります。
したがって結果は非常に強い力になるのであります。
この素直な心が、真理をほんとうにつかむ態度であり、
繁栄と平和と幸福とを生む源泉
なのであります。

松下幸之助『続・道をひらく』より――
「格の上げ下げ」
相撲の世界はずいぶんきびしい。
場所ともなれば、勝てば白星負ければ黒星、一日一日勝負がついて、
一場所ごとに格が上がる、そして下がる。だから、瞬時できまる勝負のために、
毎日朝早くから、血のにじみ出るようなけいこがつづけられている
のである。
芸能人の場合はそれほどでないにしても、それでも人気の消長は過酷なまでにきびしい。
それが半年、一年と、多少の時日があったとしても、
相撲と同じく格が下がる。そして上がる。
だから芸能人の芸を磨く努力は、痛ましいほどの真剣さである。
あれもこれもきびしく苛酷だが、それもつまりは、世間というものが、
十の力は十、五の力は五、実力を実力通りに評価するからである。
十の力を十一だと押しつけてみても、しょせんそれは通用しない。
お互いの仕事についても、格の上げ下げはある。
長い時日の間に、気のつかないうちに、格が上がる、そして下がる。
きびしい世間の評価の前に、お互いに謙虚に油断なく仕事を進めたい。力を養いたい

松下幸之助『道をひらく』より――
「ファンがある」
ファンと言うものはありがたい。相撲でも、それがひいきの力士であったなら、
勝てば勝ったで無性に喜ぶし、負ければ負けたで心から同情する。欲もなし得もなし。
相手のどこかに、自分の好むよさを見つけて、そのよさにただ懸命に応援するのである。
だから、スポーツ人でも芸能人でも、自分のファンはとても大事にするし、
そのファンの期待にこたえるべく、自分のよさをより一層伸ばすために、
日夜精進を重ねる
。そこに、スポーツ人、芸能人の向上の大きな励みがあるのだし、
ひいてはスポーツ界、芸能界の発展の一つの大きな要素がある。
考えてみれば、私たちにもまたファンがある。芸能界だけではない。
個人にも、お店にも、また会社にも、
それぞれにそれぞれのファンというものがあるのである。
そして陰に陽に力強い声援が送られているのである。
おたがいに、この事実を改めて認識し直したい。
そして、このありがたい自分のファンを、もっと大事にし、
その好まれている自分のよさを、精いっぱい伸ばすようにつとめたい

そこに個人の、お店、そして会社の繁栄の鍵がある

失敗する事を恐れるよりも、真剣でない事を恐れたほうがいい
真剣ならば「たとえ失敗してもただは起きぬ」だけの充分な心がまえが出来てくる。
お互いに「転んでもただ起きぬ」よう真剣になりたいものである。
「転んでも」/松下幸之助 『道をひらく』

愚直に一歩、一歩、もう一歩足跡
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この続きはまたいつか四つ葉
会計は算術ではなく、思想である位置情報
会計情報という数字を介して、経営との対話がはじまる。
 
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