銀閣寺・研修道場の
坐禅会本日の「禅の言葉」より――
これ汝、今、与麼
(さよう)に聴法する底の人、
作麼生
(いかにして)か、他を修し、他を証し、他を荘厳せんと擬す?
かれは、これ
修する底の物にあらず、これ
荘厳し得る底の物にあらず。
もし他をして、荘厳せしめば、一切の物を、即ち、荘厳し得ん。
汝、錯
(あやま)ること莫
(なか)れ。
『臨済録』示衆9
まさに「随所に主となる」ということか
「坐る姿勢」に囚われず、自らの「生きる姿勢」を正す
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坐禅会からの帰り、鹿ケ谷の
法然院さんに
山門を入って両側の白砂壇(びゃくさだん)も時節柄、紅葉です