目黒たたみ一畳農園へ見学 [2008年10月25日(Sat)]
目黒駅の屋上に、NPO PLANT A TREEが運営する、
たたみ一畳の農園があるときき、 有志で見学してきました。 駅の屋上は、 ほんわりと階下のイタリアンレストランからの にんにくスパゲティの香りが漂う、 いわゆる屋上庭園です。 ここに、まさに畳一畳分の車輪付きのプランターを 並べた市民の農園がありました。 これなら、屋上でコンサートなどのイベントがあった場合に、ゴロゴロと移動できます。 今日は、種蒔きイベントの日でした。 日常的にこの畑にかかわっている小さな子どもたちや、 目黒駅を観劇やお買物のたびに経由しているマダム、 そして中高生のボランティアさんが、集まっての 種まきの会です。 蒔くのは、めずらしい江戸野菜。 江戸野菜に興味を持ち、地場の野菜を広めようと活動を していらっしゃる、品川区の八百屋さんと築地の卸の旦那から、 今日うえる「品川カブ」についてのお話を聞きました。 江戸の頃には、品川をはじめ、練馬や江戸川など、地名の付いた 野菜が、たくさんつくられて、江戸の庶民の食卓にのぼっていたそうです。 この品川カブと名付けた江戸のカブを発見し、小平の農家で栽培したり、 小学校の給食にとりいれたりと、 努力の結果、だいぶ広まってきたそうです。 そういえば、区役所との懇談会の際に、 このカブの種をいただいて、菜園の仲間でまいてみましたね。 そんな話ももりあがり、代表のスドウさんに、次回は、 美竹にも遊びに来ていただけるというお約束をして、 ちゃっかり間引きした分を分けていただいて帰路につきました。 雨水利用や、小さなロッカーなども参考になりました。 |