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2020年01月27日

【助成事業報告・No11】六モクテキノカイ

日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第11号事業の六モクテキノカイの事業報告書を掲載致します。

◆助成第11号◆
六モクテキノカイ(団体・愛知県)

◆申請事業◆
このmeを守る!その1〜ホーム転落ゼロへのシンポジウムと擬似ホーム体験

◆助成決定額◆
50,000円

◆事業担当者◆
寺西善彦さん(会長)

171205毎日新聞社.PNG
2017年12月5日毎日新聞ウェブ版より

※目的・概要・効果については、報告書(全文)および助成決定記事をご覧ください。

◆事業時期・内容◆
■2017年12月2日(土)
名古屋駅周辺の移動安全調査(概要のB)
■2018年2月10日(土)
イベント「このmeを守る!その1〜ホーム転落ゼロへのシンポジウムと擬似ホーム体験」開催(概要の@A)、参加者へのアンケート依頼。
※シンポジウムのプログラムは、こちら(ワードファイル)。

■2018年5月16日(水)
12月の安全調査、2月配布アンケートの集計結果を踏まえ、関係機関へ要望書を提出。鉄道会社へは、シンポジウムの記録(テープ起こししたもの)を同封。
※アンケート(すべてワードファイル)
鉄道関連
商業施設

要望書提出機関は以下7社(すべてワードファイル)
名古屋市交通局
東海旅客鉄道株式会社
名古屋鉄道株式会社
近畿日本鉄道株式会社
JPビルマネジメント株式会社
三菱地所株式会社
ジェイアールセントラルビル株式会社

◆事業成果◆
 ホームの安全をハード・ソフト両面において総合的に問題提起するイベントを通し、白杖使用者の生の声を集約し、関係機関への要望として社会へ働きかけを行った。また、諸機関との関係を構築することで、より安全で快適な移動環境の確保の重要性を、継続的に広く社会へ発信するための体制作りの一歩とすることが出来た。

◆経費収支内訳◆
□収入: 73,000円
 三澤基金助成金 50,000円
 参加費     23,000円

□支出: 75,327円
 会議費  9,900円(会議室:港区生涯学習センター、市民活動推進センター)
 謝礼  23,564円(シンポジスト3名、司会、会場費見合)
 印刷費 6,499円(チラシ、当日資料、要望書等)
 備品   7,164円(封筒、用紙類、綴じ紐、腕章等)
 交通費 24,000円(シンポジスト3名(1名大阪より)、司会、スタッフ6名、ボランティア4名)
 通信費  2,280円(要望書等送料)
 保険料  1,920円(ボランティア行事保険)

◆今後に向けて◆
視覚障害の二大障害「移動」と「情報取得」の困難の解消、二大障害のために制限される事象の解消のため、ひいては全ての人に住みやすい社会構築のため、会の名称ともなっている下記六つの目的を要し、from the blind(視覚障害者からの発信) の視点による啓蒙活動等を引き続き行う。
1. 気ままに外出(安全で自由に外出できる移動環境の確保)
2. 良質な情報(情報保障)
3. 気さくな人間関係(相互理解)
4. 気楽に娯楽(余暇の充実)
5. 職の安定(就職はもとより、特性を活用した自立した働き方)
6. 触察文化の発信(五感をフル活用)

◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇



┏────────────────────────────────────────┓
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛


2020年01月06日

【助成事業報告・No10】全日本ろう学生懇談会

日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
2020年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

助成第10号事業の全日本ろう学生懇談会の事業報告書を掲載致します。

◆助成第10号◆
全日本ろう学生懇談会(団体・大阪府)

◆申請事業◆
海外研修プロジェクト

◆助成決定額◆
330,000円

◆事業担当者◆
森本 健さん(会長)

※目的・概要・効果、プロジェクト責任者については、報告書(全文)および助成決定記事をご覧ください。

◆事業時期・内容◆
2017年8月26日 日本出発
ハノイろうクラブ定期集会にて.jpg
27日 ハノイろうクラブ定期集会に参加・講演会開催
28日 ハノイろう学校見学・ろう学校にて講演会開催
29日 ダナンへ移動
ダナンろう学校にて.jpg
30日 ダナンろう学校(CDS)見学・授業体験(幼稚部・小学部)
31日 ろう学校で授業体験(幼稚部・小学部)・ろう者が経営するお店の見学(エンパワメント)
2017年9月1日 ホーチミンへ移動・ホーチミンろうクラブと交流
2日 ビンズオンろう学校見学・南部ろうあ者大会打ち合わせ
南部ろうあ者大会.jpg
3日 南部ろうあ者大会開催・日本人講演会と日本人企画開催
4〜5日 戦争証跡博物館などに赴きベトナムの歴史・伝統を学ぶ
6日 帰国 
2018年3月3日 報告会開催(東京)


◆事業成果◆
 今回の海外研修プロジェクトは、責任者3名、研修者5名の計8名で実施した。全日本ろう学生懇談会として初めての試みということもあり、責任者は4月から丹念に準備を進めてきた。具体的には、以下の通りだ。
@研修者の選考(本会会員より公募→面接による選定)
A会計予算案の作成
B期間中のスケジュール決定(現地のろうクラブ・ろう学校との交渉や宿泊地手配など)
Cプロジェクト内容の考案(講演・授業体験・交流内容等を組み立て)
Dポロユニフォーム作成などの準備
E研修者のコーディネート(顔合わせ、企画内容の話し合いなど)
 大まかに述べると以上に分けられる。責任者が全日本ろう学生懇談会で培ってきた知識と経験を活用し、研修者とも力を合わせながら出発当日までにすべての準備を行うことができた。加えて、本会卒業生でもある藤田康平さんにスペシャルアドバイザーとして今回のプロジェクトの準備段階から見て頂いた。それには、私たちが学生であるという点から「プロジェクトの内容に間違いはないか」という不安があったからだ。実際に、改善できる点などご指摘をいただいたことも今回の成功につながったと考えている。
 
 そして、今回のプロジェクトを通して、研修者は大きな成長を遂げることができたと責任者一同強く感じている。ベトナムは日本と比べてろう者に対する社会的支援は少ないことを学び、研修者は、ろう者の社会的現状や就労状況などを深く考えることができた。そして、自分の置かれている環境を変えようと奮闘するベトナムのろうコミュニティの様子を実際に見てみたり、交流を深めたりすることで、ろう活動に対する視野を広げることができた。また、コミュニケーションに関して、ベトナムの手話と日本の手話の違いを感じたり、「話すこと」の楽しさを覚えたりして、研修者自身のコミュニケーション能力を高めることにもつながった。
 さらに、責任者が想定していなかった効果も生まれた。それは、研修者同士の衝突によって集団行動の在り方について考える機会を得られたことだ。今回の海外研修は10日以上にも及び、責任者も含め研修者同士のコミュニケーションや考え方に摩擦が生じる場面が多くあった。しかし、それは一人ひとりの「より良い海外研修プロジェクトにしたい」という思いに連なるものであり、そのような摩擦をむしろ好機と捉え、連夜話し合いの場を持った。「考えをぶつけあう」という経験から、集団行動のためには何が必要かを考え、最後にはお互いに納得し、いい笑顔で本研修を締めることができた。

 ベトナムのろう社会・教育・文化の学び、コミュニケーション能力の育成、集団行動と様々な学習効果を本研修においてもたらすことができ、研修者だけでなく責任者も含めてそれぞれなりの学びを得て無事に帰国することができた。

 なお、3月に実施した「全日本ろう学生懇談会設立20周年記念パーティー」に際して、本研修において交流したベトナムのろうクラブ幹部2名を日本に招き、本研修のお返しとして日本のろう社会・教育・文化を紹介した。相互のろうコミュニティの進歩に繋がったものと考えている。


◆経費収支内訳◆
収入:三澤了基金  330,000円
   研修者集金  160,500円
   団体事業費  300,000円
   ステッカー利益  600円
        計 791,100円

支出:
旅費交通費: 470,128円
(航空券支給、交通費支給、ホテル宿泊費、現地交通費)
会場借用代: 100,000円(南部ろうあ者退会会場費)
報告集製作費: 49,100円
その他事業費:203,954円
計 823,182円

※差引差額分については、団体会計より補填。     
※詳細は報告書(全文)を参照ください。


◆今後に向けて◆
「海外研修プロジェクト」は2018年度も引き続き実施することができ、2019年度も継続して実施する予定である。全日本ろう学生懇談会の役員改選に伴って、「海外研修プロジェクト」の責任者は交代するが、引継ぎを綿密に行い、今後より一層確固たるプロジェクトにしていく所存である。


◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇



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三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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