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2018年12月24日

【助成事業・No.8】自立生活支援センターフリーダム21

【2016年10月28日付助成決定事業】

◇助成第8号◇
特定非営利活動法人自立生活支援センターフリーダム21(団体・奈良県)

◇申請事業◇
奈良ユニバーサル観光マップ事業

◇助成決定額◇
460,000円

◇目的◇
≪事業を始めるに当たって≫
私はフリーダム21で一番障害当事者として年齢が若く、当事者リーダーとしての経験が浅いのでフリーダム21では若手障害当事者として位置づけられています。その私が京都には京都ユニバーサル観光ナビという障害者が観光に行くための情報があり、京都では障害者が観光に来ている姿をよく見かけるのに対して奈良には障害者が観光に行くための情報が不十分であり、障害者が観光に来る人をあまり見かけないことを残念に思い、観光好きの私がなんとか奈良に障害者がもっと観光に来てもらうための活路を自ら見出したいと始めたのがユニバーサル観光マップ事業です。事業計画書も事業計画を作成した経験がない私が障害当事者の先輩方に何度もアドバイスを受け、試行錯誤しながら、事業計画を作成しました。事業を遂行するのは、初めてでこれからが本番であり、壁にぶつかることも多々あると思いますが、先輩方にアドバイスを受け、事業を進める中で得た経験を糧にしながら、自分の力で何としても事業を成功させるために精進したいと強く思っています。

≪目的・効果≫
奈良は寺院・世界遺産が多数存在する観光都市であり、障害者や高齢者が全国から多数観光に訪れることが明らかです。しかし、奈良には障害者向けの観光コースの情報がなく、観光地に障害者の姿を見かけることが少ないという現状から障害者の目線で車椅子に乗られている方でもスムーズに安心して観光ができるコースを提供することが必要と考えます。また、障害者差別解消法、奈良県障害のある人もない人もともに暮らしやすい社会づくり条例が制定された現在に奈良ユニバーサル観光マップは観光都市として求められる条件でもあると考えます。障害当事者で当事業代表である私自身が奈良の観光地に障害者の姿があまり見られないことを非常に残念に思っており、奈良に障害者がもっと観光に訪れてもらうためには、車椅子で行くことができる観光コースの紹介が必要不可欠であると誰よりも強く感じています。
ユニバーサル観光マップを作成する過程で障害者が観光調査を行い、観光施設や店舗にバリアフリーのアドバイスをすることにより、バリアフリーの意識を高めることができ、バリア改善の機会を設けることができます。また、ボランティアとして地域の方と共に活動を行うことで、障害者のことを理解してもらえる機会を作られることもユニバーサル観光マップ事業のメリットであると考えます。
ユニバーサル観光マップを作成するにあたり、重要であるのは障害当事者の目線で調査を行った上で観光マップを作成し、車椅子使用者の本当に必要な情報を提供することです。フリーダム21は奈良の自立生活センターとして長年に渡り、障害者が主体となって生活相談、情報提供、権利擁護、居宅介護などの事業を行ってきたノウハウをユニバーサル観光マップに生かすことができると考えます。また、奈良の自立生活センター代表としてその責務を果たしたいと考えています。
ユニバーサル観光マップは車椅子で行ける観光コースを紹介するものであり、車椅子で行けるということは誰もが利用することができる観光コースと言い換えることができます。各関西主要駅及び観光案内所、全国の自立生活センターにユニバーサル観光マップを配布し、全国の障害者や高齢者など様々な方に利用してもらうことで、障害者への理解や地域のバリアフリー意識を高めるとともに、奈良への観光客招致にもつながることで社会へ大いに貢献することができます。

≪次世代の障害当事者リーダーの育成≫
若手障害当事者である田中雅人が事業の代表として事業を行い、若手リーダーとして経験を積むことで奈良の若手リーダーを育てることができます。また、今後入ってくる若手リーダーに経験を伝えていくことでそのまた次の世代の若手リーダーを育てることに繋げられます。更に以下の効果が挙げられます。
・寺院、デザイナー、観光協会等と接点を持つことで外部との関係の作り方を学ぶことができる。また、地域の方とボランティアとして共に活動することで地域の方との関係の作り方も学ぶこともできる。
・観光地に出向き調査を行うことで、観光地の課題や問題点を直接知ることができ、その情報を基に障害者運動としてどのように、奈良県や観光地と交渉を行い、バリアフリー可を促進し、より良い観光都市にしていけるかを考えることができる。
・ユニバーサル観光マップを作成することで観光の本当に障害者が必要とする情報が何であるかを学ぶことができる。
・この事業で得た経験を活かし、今後、新たにフリーダム21新規事業及び奈良の観光バリアフリーに関する事業を展開する能力と自信を身に付けることができる。

≪事業概要≫
事業コンセプト
・車椅子の方を対象にスムーズに観光ができるコースを紹介する。
・行きたいと思ってもらえる魅力ある観光コースを設定する。
・障害者の目線で調査を行い、本当に必要な情報を観光マップに載せる。
・電動車椅子、簡易電動車椅子、手動車椅子に応じた情報を載せる。例えば段差があるが手動車
 椅子でお手伝いがあればお寺に入れるが電動車椅子は入場不可など。
・ピクトグラム(絵記号)等を使い、必要な情報をシンプルかつ分かりやすく伝える。

<実施体制>
代表 障害当事者 田中雅人
スタッフ(代表補佐)1名
ボランティア 11名
主に上記のメンバーで事業を展開し、フリーダム21障害当事者4名とスタッフ1名が調査、マップデザインに参加し、当事者主体で事業を実施する。

<実施スケジュール>
4月  第1回高畑エリア、奈良公園エリア調査 ボランティア募集
5月  第2回ならまちエリア調査 第1回調査取りまとめ ボランティア募集
6月  第3回西ノ京エリア調査 表紙デザイン 第2回調査取りまとめ
7月  高畑エリア、奈良公園エリア補足調査 奈良公園エリアデザイン 第3回調査取りまとめ
8月  ならまち、西ノ京エリア補足調査 高畑エリアデザイン
9月  第4回きたまちエリア調査 ならまちエリアデザイン
10月  第5回明日香エリア調査 きたまちエリアデザイン 第4回調査取りまとめ
11月  きたまち、明日香エリア補足調査 明日香エリアデザイン 第5回調査取りまとめ
12月  目次・コンセプト、観光マップの説明、裏表紙デザイン 冊子デザイン完成
1月  冊子デザイン推敲及び校正
2月  印刷発注し冊子完成
3月  冊子郵送



◇事業終了・報告提出予定
実施期間 2016年4月1日〜2017年3月31日まで 
報告書提出予定日:2017年4月30日


◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇


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