2014年9月30日に立ち上げた三澤了基金は、
同日より募集を開始した助成事業は、9年目となりました。
2022年10月現在、19事業・助成総額4,420,032円となり、1事業が進行中です。
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
◇これまでの助成支援実績(2014年10月〜2022年10月)◇
助成件数 19事業
応募件数 128事業(助成採択率14.8%)
助成総額 4,420,032円円(平均助成額232,633円)
*2021年度(2021年10月1日〜2022年9月30日)
応募件数 11事業
助成件数 1事業
*2020年度(2020年10月1日〜2021年9月30日)
応募件数 14事業
助成件数 1事業
*2019年度(2019年10月1日〜2020年9月30日)
応募件数 14事業
助成件数 2事業
2022年11月07日
2022年10月31日
【助成事業・No.19】ILサポート merry merry
【2022年10月8日付助成決定事業】
◇助成第19号◇
ILサポート merry merry(団体・山口県)
◇申請事業◇
映画「インディペンデントリビング」上映会&トークイベント
◇助成決定額◇
200,000円
◇事業の目的・概要・効果等◇
<目的>
地域で障害者が自分らしく生活できるように当事者団体を発足させるにあたり、映画「インディペンデントリビング」の上映会を開催し、「自立とは何か?」「地域で生きる大切さ」について考え、知ってもらう。
<背景>
山口県宇部市では地域で自立生活する障害者が少なく、アクセス面はもちろん、自らの力を発揮しにくい街です。
今夏、私は障害者の自立生活と社会参加を目的としたピアサポート団体を立ち上げました。
一人ひとりがエンパワメントできる地域社会を実現するため、この映画の上映を多くの障害当事者、家族、支援者などに呼びかけ見てもらうことで、自立とは何か?地域で生きることはどういうことか?など一人でも多くの人が「自分らしく生きる」きっかけになればと思っています。
また、障害があることでの「生きづらさ」をなくすために、実際に不便を感じている私たち自身の声を届けていく大切さ、運動を地域の若手障害者に伝え、一緒に社会を変えていく仲間を増やしていくことにも繋げていきたいです。
<概要>
映画は会場にて50名(コロナ禍配慮により)を上限として、上映。
会場へ来れない方、またより多くの人に観てもらうためオンラインでの上映もする。
上映後、出演者のトークイベントを実施し、映画制作のことはもちろん、「自立生活」についての生の声を聞き、参加者からの質問、交流を通して、より身近に感じてもらう。


イベントチラシこちらからご覧いただけます(PDF)◇
<実施体制>
本上映会の開催は、先述のピアサポート団体「ILサポート merry merry」のメンバーをそのまま運営委員として実施します。
メンバー構成は下記のとおりです。
運営委員長:松井恵子(merry merry代表) 障害当事者
運営委員 :中原和夜(merry merry副代表)障害当事者
運営委員 :野村和志(merry merry会計 NPO法人きょう・生 代表)障害当事者
運営委員 :近藤鉄浩(merry merry監事 宇部フロンティア大学短期大学部教授)
運営委員 :野村文枝(merry merry監事 NPO法人きょう・生 主任)
運営委員 :山本 葵(merry merry会員)
<実施スケジュール>
6月 当事者団体「ILサポート merry merry」設立準備会
映画「インディペンデントリビング」上映会開催決定
7月 ILサポート merry merry」設立総会
第1回「インディぺ上映会」運営委員会
8月 第2回運営委員会
チラシ、ポスター作成
9月 第3回運営委員会
トークイベント出演者との打ち合わせ
チラシ、ポスター配布
10月 第4回運営委員会
福祉事業者、団体、学校訪問配布
団体のパンフレット作成
11月 第5回運営委員会
メディア各社取材
12月4日 上映会
◇事業終了・報告提出予定◇
実施期間:2022年7月20日〜12月4日まで
報告書提出予定日:2022年12月20日
◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
◇助成第19号◇
ILサポート merry merry(団体・山口県)
◇申請事業◇
映画「インディペンデントリビング」上映会&トークイベント
◇助成決定額◇
200,000円
◇事業の目的・概要・効果等◇
<目的>
地域で障害者が自分らしく生活できるように当事者団体を発足させるにあたり、映画「インディペンデントリビング」の上映会を開催し、「自立とは何か?」「地域で生きる大切さ」について考え、知ってもらう。
<背景>
山口県宇部市では地域で自立生活する障害者が少なく、アクセス面はもちろん、自らの力を発揮しにくい街です。
今夏、私は障害者の自立生活と社会参加を目的としたピアサポート団体を立ち上げました。
一人ひとりがエンパワメントできる地域社会を実現するため、この映画の上映を多くの障害当事者、家族、支援者などに呼びかけ見てもらうことで、自立とは何か?地域で生きることはどういうことか?など一人でも多くの人が「自分らしく生きる」きっかけになればと思っています。
また、障害があることでの「生きづらさ」をなくすために、実際に不便を感じている私たち自身の声を届けていく大切さ、運動を地域の若手障害者に伝え、一緒に社会を変えていく仲間を増やしていくことにも繋げていきたいです。
<概要>
映画は会場にて50名(コロナ禍配慮により)を上限として、上映。
会場へ来れない方、またより多くの人に観てもらうためオンラインでの上映もする。
上映後、出演者のトークイベントを実施し、映画制作のことはもちろん、「自立生活」についての生の声を聞き、参加者からの質問、交流を通して、より身近に感じてもらう。


イベントチラシこちらからご覧いただけます(PDF)◇
<実施体制>
本上映会の開催は、先述のピアサポート団体「ILサポート merry merry」のメンバーをそのまま運営委員として実施します。
メンバー構成は下記のとおりです。
運営委員長:松井恵子(merry merry代表) 障害当事者
運営委員 :中原和夜(merry merry副代表)障害当事者
運営委員 :野村和志(merry merry会計 NPO法人きょう・生 代表)障害当事者
運営委員 :近藤鉄浩(merry merry監事 宇部フロンティア大学短期大学部教授)
運営委員 :野村文枝(merry merry監事 NPO法人きょう・生 主任)
運営委員 :山本 葵(merry merry会員)
<実施スケジュール>
6月 当事者団体「ILサポート merry merry」設立準備会
映画「インディペンデントリビング」上映会開催決定
7月 ILサポート merry merry」設立総会
第1回「インディぺ上映会」運営委員会
8月 第2回運営委員会
チラシ、ポスター作成
9月 第3回運営委員会
トークイベント出演者との打ち合わせ
チラシ、ポスター配布
10月 第4回運営委員会
福祉事業者、団体、学校訪問配布
団体のパンフレット作成
11月 第5回運営委員会
メディア各社取材
12月4日 上映会
◇事業終了・報告提出予定◇
実施期間:2022年7月20日〜12月4日まで
報告書提出予定日:2022年12月20日
◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
┏────────────────────────────────────────┓
三澤了基金は、活動に賛同いただきました皆さまからの寄付金で
助成および運営しております。
助成事業を申請いただいた際には、ひとつひとつ、
基金設立の主旨に立ち返り、審査をしています。
この基金からの助成は、多くの方々からのご支援をお預かりした”資金”であり、
今後の活動や将来へのステップとなるよう
大きな期待を寄せているということを常に意識して、運営して参ります。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金は、活動に賛同いただきました皆さまからの寄付金で
助成および運営しております。
助成事業を申請いただいた際には、ひとつひとつ、
基金設立の主旨に立ち返り、審査をしています。
この基金からの助成は、多くの方々からのご支援をお預かりした”資金”であり、
今後の活動や将来へのステップとなるよう
大きな期待を寄せているということを常に意識して、運営して参ります。
┗────────────────────────────────────────┛
2022年08月15日
【助成事業報告・No18】特定非営利活動法人障害者自立生活センター・スクラム
日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第18号事業の特定非営利活動法人障害者自立生活センター・スクラムの事業報告書を掲載致します。
◆助成第18号◆
特定非営利活動法人障害者自立生活センター・スクラム(団体・大阪府)
◆申請事業◆
ピアスクールオンライン 切り開け!私たちに託された未来 〜障害のある私たちのこれまでとこれからを学ぶ8日間のスクールライフ〜
◆助成支給額◆
300,000円
◆事業担当者◆
川添克己さん(事務職員)
◆事業の目的・概要・効果等◆
全国の若手障害当事者を対象に、自立生活に関するワークショップ(ピアスクール)を開催した。障害者差別解消法や総合支援法などの法律や制度が整備されてきた昨今でも障害者が地域で自分らしく生活を送ることにはまだまだ課題がある。本事業では障害者を取り巻く課題を取り上げ、当事者が主体的に考え、行動できることを目指した。
また、オンラインでの開催により全国からの参加が可能になり、さまざまな障害種をもった当事者が集まった。障害者運動の大切さやピアカンなどの当事者活動の重要性を伝え、一緒に考えることを目的とした。
◆事業時期・内容◆
2022年1月から3月にかけて、全8回のオンラインワークショップ(ピアスクール)を開催した。スケジュールとしては毎週土曜日、13時から16時。
内容としては、「自立生活センターの役割」「自立生活運動の歴史」「ピアカン」「権利擁護」など障害者をとりまく課題を選定した。それぞれについて講師をお呼びしてお話を聞くとともに、グループワークを行った。
◆事業成果◆
日本全国から27名の当事者が受講に応募され、23名が最後までカリキュラムを修了された。様々な障害種別の当事者が意見共有することで、これから先の障害者運動の新たな形を探索できた。オンライン開催のメリットを最大限活かせるような受講システムを試行錯誤しながら構築できた。参加者の意見も取り入れ、合理的配慮も工夫することで、参加しやすいワークショップを運営できた。本事業は若手当事者リーダー育成事業として、仲間づくりや新たな当事者運動を展開するために有意義なものだった。また、障害者運動の歴史や背景を伝え考えることで、若手当事者リーダーの育成として直接的な影響を与えることができたと考える。
※受講生の感想の一部(「卒業文集」として5名の感想を掲載しています)
今までの人たちの運動によって今の僕たちの生活がおくれていることを改めて感じました。昔は電車やバスなども今のように普通ではなかったことを知った。これは昔の人たちが権利を主張してくれたからである。自分自身もわからないことが多かったので、この場で勉強することができて良かったです。(れん)
つづきはこちらからご覧いただけます(PDF)
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 300,000円
■支出:
謝礼金 265,800円
印刷代 29,452円
郵送代 13,884円
合計:309,136円
◆今後に向けて◆
次世代の当事者運動や自立生活、自分らしく生きる障害者リーダー育成のために、事業の継続、ブラッシュアップを検討する。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
助成第18号事業の特定非営利活動法人障害者自立生活センター・スクラムの事業報告書を掲載致します。
◆助成第18号◆
特定非営利活動法人障害者自立生活センター・スクラム(団体・大阪府)
◆申請事業◆
ピアスクールオンライン 切り開け!私たちに託された未来 〜障害のある私たちのこれまでとこれからを学ぶ8日間のスクールライフ〜
◆助成支給額◆
300,000円
◆事業担当者◆
川添克己さん(事務職員)
◆事業の目的・概要・効果等◆
全国の若手障害当事者を対象に、自立生活に関するワークショップ(ピアスクール)を開催した。障害者差別解消法や総合支援法などの法律や制度が整備されてきた昨今でも障害者が地域で自分らしく生活を送ることにはまだまだ課題がある。本事業では障害者を取り巻く課題を取り上げ、当事者が主体的に考え、行動できることを目指した。
また、オンラインでの開催により全国からの参加が可能になり、さまざまな障害種をもった当事者が集まった。障害者運動の大切さやピアカンなどの当事者活動の重要性を伝え、一緒に考えることを目的とした。
◆事業時期・内容◆
2022年1月から3月にかけて、全8回のオンラインワークショップ(ピアスクール)を開催した。スケジュールとしては毎週土曜日、13時から16時。
内容としては、「自立生活センターの役割」「自立生活運動の歴史」「ピアカン」「権利擁護」など障害者をとりまく課題を選定した。それぞれについて講師をお呼びしてお話を聞くとともに、グループワークを行った。
◆事業成果◆
日本全国から27名の当事者が受講に応募され、23名が最後までカリキュラムを修了された。様々な障害種別の当事者が意見共有することで、これから先の障害者運動の新たな形を探索できた。オンライン開催のメリットを最大限活かせるような受講システムを試行錯誤しながら構築できた。参加者の意見も取り入れ、合理的配慮も工夫することで、参加しやすいワークショップを運営できた。本事業は若手当事者リーダー育成事業として、仲間づくりや新たな当事者運動を展開するために有意義なものだった。また、障害者運動の歴史や背景を伝え考えることで、若手当事者リーダーの育成として直接的な影響を与えることができたと考える。
※受講生の感想の一部(「卒業文集」として5名の感想を掲載しています)
今までの人たちの運動によって今の僕たちの生活がおくれていることを改めて感じました。昔は電車やバスなども今のように普通ではなかったことを知った。これは昔の人たちが権利を主張してくれたからである。自分自身もわからないことが多かったので、この場で勉強することができて良かったです。(れん)
つづきはこちらからご覧いただけます(PDF)
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 300,000円
■支出:
謝礼金 265,800円
印刷代 29,452円
郵送代 13,884円
合計:309,136円
◆今後に向けて◆
次世代の当事者運動や自立生活、自分らしく生きる障害者リーダー育成のために、事業の継続、ブラッシュアップを検討する。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
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三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2022年05月09日
【助成事業報告・No17】一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部
日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第17号事業の一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部の事業報告書を掲載致します。
◆助成第17号◆
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部(団体・神奈川県)
◆申請事業◆
ろう塾事業
◆助成支給額◆
292,000円
◆事業担当者◆
大橋 翼さん(事務局長)
◆事業の目的・概要・効果等◆
<概要>
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟は神奈川県内のろう・難聴者の会員で構成された当事者団体である。その中の青年部(以下神聴連青年部)は、若手会員を中心とし、「仲間づくり」「学習づくり」「自己啓発」の三本柱を軸に会員同士の交流や聴覚障害に関わる情報交換などの目的をもとに1994年(平成6年)から活動してきた団体である。
特に手話を第一言語とする現在のろう者の多くは、成人ろう者として見習うべきロールモデルが周りにいない状況にある。このことは、日常生活における周囲の聴者からの聴覚障害への無理解に伴った社会生活上の困難に向き合う際に、彼ら自身の自己肯定感を著しく低め、結果的にろう者であることに自信が持てない様子を生み出している状態であるといえる。
そんな若手のろう者に対して、2019年度より開始した「ろう塾事業」は、ろう者のロールモデルと触れ合う場や若手ろう者同士のコミュニティー形成の場を提供している。これらの場の提供は、彼らのそれぞれのアイデンティティをより強固にするだけでなく、社会生活への適応を見据え、青年期に獲得することが期待されるリーダーシップやマネジメント能力の獲得を志向した取り組みともなっており、今後の社会へ貢献できる人材育成を目的とした事業である。
<背景と目的>
〜「若手のろう者の人材育成」と「指導者育成」〜
ろう・難聴者の中には青年期に手話を第一言語とするろう者としてのアイデンティを萌芽させる者が多いことが知られている。しかし、この萌芽は障害のない者と比較しても遅く、ここには、ろう・難聴者自体の出生率の少なさや、それらに伴う彼らのコミュニティーが形成しづらいことが大きく影響している。
即ち、ろう者の多くは幼少期の段階で自身と同じ障害を持つろう・難聴者や、特に手話を用いるろう者との出会いが物理的に制限されている状態にあるといえ、その言語的・文化的アイデンティティの萌芽が遅れがちな状況を招いている。
一部の高等教育機関への進学を果たしたろう・難聴者では、手話を用いるろう者との出会いを果たすことで、その言語的・文化的アイデンティティの獲得を果たす様子も観測されるが、そのような機会に青年期に出会うろう者は未だに少ない様子がある。
更に、幼少の頃からの未熟な自己肯定感を獲得してきた彼らにとって、聴者と同等の自己肯定感を獲得することは難しい状況にあるが、これらの心理的な発達の課題は、彼らの社会的な発達にも影響を与えており、青年期に獲得することが望ましいリーダーシップやマネジメント能力を獲得しないまま青年期を過ごすことも少なくない。
そこで、ろう塾では、2つの取り組みを実践している。1つは、特に聴者と対等に社会生活を送るろう者(以下、ロールモデル)とろう・難聴の高校生や大学生、それから若手ろう者らが交流する場を提供している。2つは、これらの交流の場を作る際に、今後の社会で活躍できるろう者を養成する観点から、彼らろう・難聴の高校生〜青年までを運営スタッフとして集い、リーダーシップとマネジメント能力の涵養を図っている。
◆事業時期・内容◆
事業報告書をこちらからダウンロードできます(PDF・全22ページ)
◆事業成果◆
@講義・ワークショップ・オンライン対談を通して、アイデンティティを高め、必要なリーダーシップを学べる場となった。企画ごとに学生スタッフが主体となり、企画運営を進めることができた
A学生スタッフのうち社会に貢献できる人材登用をおこなうことができたスタッフのうち3名がしかく広場の講師となった
B学生スタッフ7名から13名となり、うち4名が高校生となり、スタッフの底上げができた。
C2021年12月にHPを開設することができた。
DSNS配信を積極的におこなったことにより、フォロワーを増やすことができた
・Facebook:300→753フォロワー
・Instagram:200→1035フォロワー
・Twitter(2021年5月に開設):0→613フォロワー
Eコロナウイルスで十分な講義ができなかったその代替として学生スタッフが中心としたオンライン企画を実施することができ多くの参加があった
・5月29日(講義)→6名
・6月27日(講義)→17名
・7月17日(オンライン)→72名
・12月12日(オンライン)→136名
・12月19日(講義)→20名
・1月7日(オンライン)→220名
・2月27日(オンライン)→210名
・3月5日(オンライン)→170名
・3月20日(オンライン)→100名 ※3月16日時点
※講義は20名定員

感想動画は、ろう塾Youtubeチャンネルでご覧いただくことができます。
こちら
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 292,000円
自己資金 50,000円
参加費 132,100円
合計:474,100円
■支出:
会場費 7,850円
講師謝金・託児謝金 254,000円
会議費 19,079円
事務費 18,684円
保険料 1,120円
交通費 21,307円
合計:362,040円
◆今後に向けて◆
日本手話やろう文化等を学ぶことでアンデンティの確立を図りつつ、青年期に獲得することが期待されるリーダーシップやマネジメント能力の獲得が出来る場を構築することの重要性について改めて確認された。次年度はこれを踏まえ、次年度は今年度以上に学生スタッフに主体的な企画運営への参加を求めることで、更なる学びの場の提供を図りたい。
なお、今後はこれらの社会的な必要性の高さから、神奈川県内のみでなく、その対象となる射程を拡大し、全国的なろう者の人材育成に取り組んでいくために、本事業について別法人の設立を予定している。法人化を機会とし、青年期のみならず、幼児期や学齢期からの言語的・文化的なアイデンティティの涵養についての取り組みについても行っていきたい。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
助成第17号事業の一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部の事業報告書を掲載致します。
◆助成第17号◆
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部(団体・神奈川県)
◆申請事業◆
ろう塾事業
◆助成支給額◆
292,000円
◆事業担当者◆
大橋 翼さん(事務局長)
◆事業の目的・概要・効果等◆
<概要>
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟は神奈川県内のろう・難聴者の会員で構成された当事者団体である。その中の青年部(以下神聴連青年部)は、若手会員を中心とし、「仲間づくり」「学習づくり」「自己啓発」の三本柱を軸に会員同士の交流や聴覚障害に関わる情報交換などの目的をもとに1994年(平成6年)から活動してきた団体である。
特に手話を第一言語とする現在のろう者の多くは、成人ろう者として見習うべきロールモデルが周りにいない状況にある。このことは、日常生活における周囲の聴者からの聴覚障害への無理解に伴った社会生活上の困難に向き合う際に、彼ら自身の自己肯定感を著しく低め、結果的にろう者であることに自信が持てない様子を生み出している状態であるといえる。
そんな若手のろう者に対して、2019年度より開始した「ろう塾事業」は、ろう者のロールモデルと触れ合う場や若手ろう者同士のコミュニティー形成の場を提供している。これらの場の提供は、彼らのそれぞれのアイデンティティをより強固にするだけでなく、社会生活への適応を見据え、青年期に獲得することが期待されるリーダーシップやマネジメント能力の獲得を志向した取り組みともなっており、今後の社会へ貢献できる人材育成を目的とした事業である。
<背景と目的>
〜「若手のろう者の人材育成」と「指導者育成」〜
ろう・難聴者の中には青年期に手話を第一言語とするろう者としてのアイデンティを萌芽させる者が多いことが知られている。しかし、この萌芽は障害のない者と比較しても遅く、ここには、ろう・難聴者自体の出生率の少なさや、それらに伴う彼らのコミュニティーが形成しづらいことが大きく影響している。
即ち、ろう者の多くは幼少期の段階で自身と同じ障害を持つろう・難聴者や、特に手話を用いるろう者との出会いが物理的に制限されている状態にあるといえ、その言語的・文化的アイデンティティの萌芽が遅れがちな状況を招いている。
一部の高等教育機関への進学を果たしたろう・難聴者では、手話を用いるろう者との出会いを果たすことで、その言語的・文化的アイデンティティの獲得を果たす様子も観測されるが、そのような機会に青年期に出会うろう者は未だに少ない様子がある。
更に、幼少の頃からの未熟な自己肯定感を獲得してきた彼らにとって、聴者と同等の自己肯定感を獲得することは難しい状況にあるが、これらの心理的な発達の課題は、彼らの社会的な発達にも影響を与えており、青年期に獲得することが望ましいリーダーシップやマネジメント能力を獲得しないまま青年期を過ごすことも少なくない。
そこで、ろう塾では、2つの取り組みを実践している。1つは、特に聴者と対等に社会生活を送るろう者(以下、ロールモデル)とろう・難聴の高校生や大学生、それから若手ろう者らが交流する場を提供している。2つは、これらの交流の場を作る際に、今後の社会で活躍できるろう者を養成する観点から、彼らろう・難聴の高校生〜青年までを運営スタッフとして集い、リーダーシップとマネジメント能力の涵養を図っている。
◆事業時期・内容◆
事業報告書をこちらからダウンロードできます(PDF・全22ページ)
◆事業成果◆
@講義・ワークショップ・オンライン対談を通して、アイデンティティを高め、必要なリーダーシップを学べる場となった。企画ごとに学生スタッフが主体となり、企画運営を進めることができた
A学生スタッフのうち社会に貢献できる人材登用をおこなうことができたスタッフのうち3名がしかく広場の講師となった
B学生スタッフ7名から13名となり、うち4名が高校生となり、スタッフの底上げができた。
C2021年12月にHPを開設することができた。
DSNS配信を積極的におこなったことにより、フォロワーを増やすことができた
・Facebook:300→753フォロワー
・Instagram:200→1035フォロワー
・Twitter(2021年5月に開設):0→613フォロワー
Eコロナウイルスで十分な講義ができなかったその代替として学生スタッフが中心としたオンライン企画を実施することができ多くの参加があった
・5月29日(講義)→6名
・6月27日(講義)→17名
・7月17日(オンライン)→72名
・12月12日(オンライン)→136名
・12月19日(講義)→20名
・1月7日(オンライン)→220名
・2月27日(オンライン)→210名
・3月5日(オンライン)→170名
・3月20日(オンライン)→100名 ※3月16日時点
※講義は20名定員
感想動画は、ろう塾Youtubeチャンネルでご覧いただくことができます。
こちら
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 292,000円
自己資金 50,000円
参加費 132,100円
合計:474,100円
■支出:
会場費 7,850円
講師謝金・託児謝金 254,000円
会議費 19,079円
事務費 18,684円
保険料 1,120円
交通費 21,307円
合計:362,040円
◆今後に向けて◆
日本手話やろう文化等を学ぶことでアンデンティの確立を図りつつ、青年期に獲得することが期待されるリーダーシップやマネジメント能力の獲得が出来る場を構築することの重要性について改めて確認された。次年度はこれを踏まえ、次年度は今年度以上に学生スタッフに主体的な企画運営への参加を求めることで、更なる学びの場の提供を図りたい。
なお、今後はこれらの社会的な必要性の高さから、神奈川県内のみでなく、その対象となる射程を拡大し、全国的なろう者の人材育成に取り組んでいくために、本事業について別法人の設立を予定している。法人化を機会とし、青年期のみならず、幼児期や学齢期からの言語的・文化的なアイデンティティの涵養についての取り組みについても行っていきたい。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
┏────────────────────────────────────────┓
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
2022年02月14日
【助成事業報告・No16】NPO法人沖縄県自立生活センター・イルカ&仲村伊織
日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第16号事業のNPO法人沖縄県自立生活センター・イルカ&仲村伊織さんの事業報告書を掲載致します。
◆助成第16号◆
NPO法人沖縄県自立生活センター・イルカ&仲村伊織(団体・沖縄県)
◆申請事業◆
おっきいがっこう(高校)にいくためのシンポジウム
◆助成支給額◆
200,000円
◆事業担当者◆
代表 長位鈴子さん
◆事業の目的・概要・効果等◆
<目的>
ぼくはおっきいがっこう(高校)にいきたい。テスト(入試)うけたらいけるときいたからテストを2回受けた。でも障害があるから、テストでいい点がとれないから、コミュニケーション能力がないからいけないっていわれる。どうして。どうしたらぼくが高校に行けるか、みんなで考えてもらうため、みんなで話し合いたい
<概要>
@ 「おっきいがっこう(高校)いく」子どもの声を社会へ〜学びと育ちを考える学習会 ちゃんぷる〜キョウ育(一般市民向け)
A 「おっきいがっこう(高校)いく」障害者権利条約に則ったインクルーシブなきょう育セミナー(行政、議員、教育関係者向け)
B モーショングラフィック「インクルーシブきょう育って何?」の作成
◆事業時期・内容◆
@7月27日(土)13時〜16時 県内ケースを多くの人と共有し、だれ一人取り残さない、一人一人が主体となっておいしい「ちゃんぷるーきょういく」を目指すための市民が参加する学習会
※学習会報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)

参加者の皆さんの思いでサクラサク
A8月9日(金)13時〜16時50分 障害者権利条約の理念と体系、先進地の実践を知り、沖縄の子ども支援ときょう育施策、特に後期中等教育についてよりよい施策を考えるセミナー
※各資料は、以下からご覧いただけます。
○学習会報告書こちら(PDF)
○セミナー講演録 こちら(PDF)
○配布資料(大阪府立西成高校での取り組み)こちら(PDF)
Bインクルーシブ教育について多くの人に分かりやすく伝えるモーショングラフィックを作る
こちら(Youtube)

モーショングラフィックの一場面
※その他関連活動
2019年12月23日、沖縄県教育長に対し、県内の障害当事者団体6団体連名により、「重度知的障害者の県立高校受け入れ拒否に関する抗議」文章を提出。
こちら(PDF)
○2019年12月24日琉球新報記事
こちら(JPEG)
○2019年12月24日沖縄タイムス記事
こちら(JPEG)
◆事業成果◆
@これまで別で考えられてきた子ども支援と教育についてつなげることができた。一般の参加者も含めて書いてくれた「桜咲く思い」にあらわされるように、多くの人が共に学び、共に生きることをどうしたらいいかを考え、共有することができた。
A後援を主要な機関や団体からいただくことができ、つながりを作ることができた。現在進行形の重度知的障害者の後期中等教育保障という問題の解決の道筋を示すことができた。
B県内専門学校の協力を得て、学生たちにインクルーシブ教育について知ってもらいながら制作を進めた。12月14日の当団体20周年記念パーティーや12月22日の学園祭でも紹介することができ、今後この問題を多くの人に知ってもらうためのツールのひとつができた。
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 200,000円
沖縄県補助金 199,817円
自己資金 12,763円
合計:412,580円
■支出:
講師謝金・旅費 154,000円
グラフィック制作謝金 15,000円
広告費 19,659円
情報保障費 193,398円
印刷通信費 18,824円
その他経費 11,699円
合計:412,580円
◆今後に向けて◆
モーショングラフィックは4部構成の第3部であるので、これから残りの3部をつくれる
ような体制を作りたい。
沖縄における後期中等教育保障を獲得できるように今後も県教育委員会をはじめとして関
係機関に働きかけを続けていく。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
助成第16号事業のNPO法人沖縄県自立生活センター・イルカ&仲村伊織さんの事業報告書を掲載致します。
◆助成第16号◆
NPO法人沖縄県自立生活センター・イルカ&仲村伊織(団体・沖縄県)
◆申請事業◆
おっきいがっこう(高校)にいくためのシンポジウム
◆助成支給額◆
200,000円
◆事業担当者◆
代表 長位鈴子さん
◆事業の目的・概要・効果等◆
<目的>
ぼくはおっきいがっこう(高校)にいきたい。テスト(入試)うけたらいけるときいたからテストを2回受けた。でも障害があるから、テストでいい点がとれないから、コミュニケーション能力がないからいけないっていわれる。どうして。どうしたらぼくが高校に行けるか、みんなで考えてもらうため、みんなで話し合いたい
<概要>
@ 「おっきいがっこう(高校)いく」子どもの声を社会へ〜学びと育ちを考える学習会 ちゃんぷる〜キョウ育(一般市民向け)
A 「おっきいがっこう(高校)いく」障害者権利条約に則ったインクルーシブなきょう育セミナー(行政、議員、教育関係者向け)
B モーショングラフィック「インクルーシブきょう育って何?」の作成
◆事業時期・内容◆
@7月27日(土)13時〜16時 県内ケースを多くの人と共有し、だれ一人取り残さない、一人一人が主体となっておいしい「ちゃんぷるーきょういく」を目指すための市民が参加する学習会
※学習会報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)
参加者の皆さんの思いでサクラサク
A8月9日(金)13時〜16時50分 障害者権利条約の理念と体系、先進地の実践を知り、沖縄の子ども支援ときょう育施策、特に後期中等教育についてよりよい施策を考えるセミナー
※各資料は、以下からご覧いただけます。
○学習会報告書こちら(PDF)
○セミナー講演録 こちら(PDF)
○配布資料(大阪府立西成高校での取り組み)こちら(PDF)
Bインクルーシブ教育について多くの人に分かりやすく伝えるモーショングラフィックを作る
こちら(Youtube)
モーショングラフィックの一場面
※その他関連活動
2019年12月23日、沖縄県教育長に対し、県内の障害当事者団体6団体連名により、「重度知的障害者の県立高校受け入れ拒否に関する抗議」文章を提出。
こちら(PDF)
○2019年12月24日琉球新報記事
こちら(JPEG)
○2019年12月24日沖縄タイムス記事
こちら(JPEG)
◆事業成果◆
@これまで別で考えられてきた子ども支援と教育についてつなげることができた。一般の参加者も含めて書いてくれた「桜咲く思い」にあらわされるように、多くの人が共に学び、共に生きることをどうしたらいいかを考え、共有することができた。
A後援を主要な機関や団体からいただくことができ、つながりを作ることができた。現在進行形の重度知的障害者の後期中等教育保障という問題の解決の道筋を示すことができた。
B県内専門学校の協力を得て、学生たちにインクルーシブ教育について知ってもらいながら制作を進めた。12月14日の当団体20周年記念パーティーや12月22日の学園祭でも紹介することができ、今後この問題を多くの人に知ってもらうためのツールのひとつができた。
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 200,000円
沖縄県補助金 199,817円
自己資金 12,763円
合計:412,580円
■支出:
講師謝金・旅費 154,000円
グラフィック制作謝金 15,000円
広告費 19,659円
情報保障費 193,398円
印刷通信費 18,824円
その他経費 11,699円
合計:412,580円
◆今後に向けて◆
モーショングラフィックは4部構成の第3部であるので、これから残りの3部をつくれる
ような体制を作りたい。
沖縄における後期中等教育保障を獲得できるように今後も県教育委員会をはじめとして関
係機関に働きかけを続けていく。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
┏────────────────────────────────────────┓
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
2021年12月06日
【助成事業・No.18】NPO法人障害者自立生活センター・スクラム
【2021年11月23日付助成決定事業】
◇助成第17号◇
NPO法人沖縄県障害者自立生活センター・スクラム(団体・大阪府)
◇申請事業◇
ピアスクールオンライン 切り開け!私たちに託された未来 〜障害のある私たちのこれまでとこれからを学ぶ8日間のスクールライフ〜
◇助成決定額◇
300,000円
◇事業の目的・概要・効果等◇
<目的>
地域で生きる障害者を対象に、障害当事者が地域生活を送るうえで必要な知識や工夫を先輩当事者と一緒に学び、また障害者運動の歴史や現在を伝え、誰もが生活しやすい社会について問題意識をもって考える講座を実施します。参加者が、自立実現や障害者運動に携わるきっかけとなることが最大の目的です。オンライン開催の強みを活かし、全国から参加者を募集することで、開催地域に限定されることのない講座を目指します。また、文字通訳や副音声など情報保障を整備することで、障害の種類や程度に関係なく誰もが参加しやすい講座を目指します。講座内で障害当事者どうしでのサポート(ピアサポート)を実践することで、今後の自立生活センターの中心を担うスタッフの育成を目指します。

参加者募集チラシこちらからご覧いただけます(PDF)◇
<実施体制>
各日、外部から講師を1〜2人お呼びし、スタッフ3名ほどと共にオンライン会議ツールのZoomを用いて行う。
文字通訳は外部(調整中)に委託する。
<実施スケジュール>
12月中旬参加者含めたリハーサル(日程調整中)
1月15日、22日、29日
2月5日、19日、26日
3月5日、12日
全8回
時間 13:00〜16:00
◇事業終了・報告提出予定◇
実施期間:2021年12月中旬〜2022年3月16日まで
報告書提出予定日:2022年3月31日
◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
◇助成第17号◇
NPO法人沖縄県障害者自立生活センター・スクラム(団体・大阪府)
◇申請事業◇
ピアスクールオンライン 切り開け!私たちに託された未来 〜障害のある私たちのこれまでとこれからを学ぶ8日間のスクールライフ〜
◇助成決定額◇
300,000円
◇事業の目的・概要・効果等◇
<目的>
地域で生きる障害者を対象に、障害当事者が地域生活を送るうえで必要な知識や工夫を先輩当事者と一緒に学び、また障害者運動の歴史や現在を伝え、誰もが生活しやすい社会について問題意識をもって考える講座を実施します。参加者が、自立実現や障害者運動に携わるきっかけとなることが最大の目的です。オンライン開催の強みを活かし、全国から参加者を募集することで、開催地域に限定されることのない講座を目指します。また、文字通訳や副音声など情報保障を整備することで、障害の種類や程度に関係なく誰もが参加しやすい講座を目指します。講座内で障害当事者どうしでのサポート(ピアサポート)を実践することで、今後の自立生活センターの中心を担うスタッフの育成を目指します。

参加者募集チラシこちらからご覧いただけます(PDF)◇
<実施体制>
各日、外部から講師を1〜2人お呼びし、スタッフ3名ほどと共にオンライン会議ツールのZoomを用いて行う。
文字通訳は外部(調整中)に委託する。
<実施スケジュール>
12月中旬参加者含めたリハーサル(日程調整中)
1月15日、22日、29日
2月5日、19日、26日
3月5日、12日
全8回
時間 13:00〜16:00
◇事業終了・報告提出予定◇
実施期間:2021年12月中旬〜2022年3月16日まで
報告書提出予定日:2022年3月31日
◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
┏────────────────────────────────────────┓
三澤了基金は、活動に賛同いただきました皆さまからの寄付金で
助成および運営しております。
助成事業を申請いただいた際には、ひとつひとつ、
基金設立の主旨に立ち返り、審査をしています。
この基金からの助成は、多くの方々からのご支援をお預かりした”資金”であり、
今後の活動や将来へのステップとなるよう
大きな期待を寄せているということを常に意識して、運営して参ります。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金は、活動に賛同いただきました皆さまからの寄付金で
助成および運営しております。
助成事業を申請いただいた際には、ひとつひとつ、
基金設立の主旨に立ち返り、審査をしています。
この基金からの助成は、多くの方々からのご支援をお預かりした”資金”であり、
今後の活動や将来へのステップとなるよう
大きな期待を寄せているということを常に意識して、運営して参ります。
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2021年08月30日
【助成事業報告・No15】藤本あさみ
日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第15号事業の藤本あさみさんの事業報告書を掲載致します。
【2019年5月26日付助成決定事業】
◆助成第14号◆
藤本あさみ(個人・兵庫県)
◆申請事業◆
2019年度(第7回)障害平等研修(DET)ファシリテーター養成講座
◆助成支給額◆
200,080円
◆事業担当者◆
藤本あさみさん
◆事業の目的・概要・効果等◆
助成決定記事をご覧ください。
◆事業時期・内容◆
養成講座全体の
日程は 、 2019年5月18日〜11月24日。
この間にオンデマンド型学習(35時間)課題提出、 スクーリング (35 時間、実習2回(3時間× 2回)を行った。
スクーリングは計6日間(6/29・30、8/3・4、11/23・24。全日程とも 10〜18時 。
会場は六郷集会室(六郷地域力推進センター5階)東京都大田区仲六郷2-44-11 。
参考:障害平等研修フォーラム
<スクーリングの様子〉

3回目

講師・チューターと修了生
◆事業成果◆
DET養成講座の 全日程を修了し、登録ファシリテーターとなった。これはあくまでもスタ ート地点に立ったということであり、これから更に練習と経験を積み、実績と知識を増やし 、障害平等研修の質を保証できる認定ファシリテーターとなる必要がある。
DETフォーラムがすすめるDETの特色の一つは 、ファシリテーターが全員、何らかの機能障害がある障害当事者という点である。当事者が進行役となって、参加者が「障害とは何か」を自ら発見していく発見型学習を進めていくからこそ、当事者の声を聞きながら社会環境を 変えていこうというテーマが際立ってくることを、数回の実習を通して体感した。
養成講座の中で、自らがDET実習を2回企画し参加者を集めて行うプログラムがあった。 DETは、主に非障害者(健常者)に対して行うのが社会変革に繋げていくのに効果的であるが、障害当事者達にも、エンパワメントの観点から非常に有意義な時間になると実感した。
また、知人の行政職員達にもDET実習を行った。障害とは「他の者と平等に社会参加が出来ない差別や排除されている環境や人々の態度のこと」であり、その視点を参加者自らが気 づき獲得し、解決行動を作り上げた。行政機関にとって合理的配慮の提供は、障害者差別解消法にも謳われているように義務となる。しかしながら、障害の「社会モデルの視点」なくしては、彼らにとって合理的配慮の提供は、ただの「思いやり」や「配慮」の観点からでは 【義務でやらされている感】になるのではと危惧するが、差別や排除であると気づく発見型 学習は、非常に効果的であった。
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 200,080円
自己資金 60,000円
合計:260,080円
■支出:
受講料 60,000円(DETファシリテーター養成講座)
旅費交通費 200,080円(スクーリング3回分)
合計:260,080円
◆今後に向けて◆
2020年2月〜4月予定で、居住圏域内にて障害平等研修の初回開催を目指す。
まず、有志の会主催で、居住圏域を対象として企画する勉強会やイベント等でDETを実施したいと考えている。有志のメンバーには相談支援専門員や社会福祉士または事業所職員等、福祉関係者が多いため、そのコネクションを活用し、地元の障害者相談支援センターや福祉系事業所等と協力・連携し、DET実施に繋げていきたい。また、圏域の市議会議員等にも実施に向 けて積極的に発信したり、地元行政や社協等に提案をし、研修実施に繋げたい。
そして地域に根ざした活動をしていくために、DETフォーラムでは、各地のDETファシリテーターと「DETパートナー制度」を進めている。その中で「DET関西」が発足している。その 仲間達と共に、関西圏でDETを広めていきたい 。
自らのファシリテーターの姿を見てもらい、若い障害当事者達がDETファシリテーターを目指し、関西で更に広がっていくことを期待し、活動を展開したいと考える 。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
助成第15号事業の藤本あさみさんの事業報告書を掲載致します。
【2019年5月26日付助成決定事業】
◆助成第14号◆
藤本あさみ(個人・兵庫県)
◆申請事業◆
2019年度(第7回)障害平等研修(DET)ファシリテーター養成講座
◆助成支給額◆
200,080円
◆事業担当者◆
藤本あさみさん
◆事業の目的・概要・効果等◆
助成決定記事をご覧ください。
◆事業時期・内容◆
養成講座全体の
日程は 、 2019年5月18日〜11月24日。
この間にオンデマンド型学習(35時間)課題提出、 スクーリング (35 時間、実習2回(3時間× 2回)を行った。
スクーリングは計6日間(6/29・30、8/3・4、11/23・24。全日程とも 10〜18時 。
会場は六郷集会室(六郷地域力推進センター5階)東京都大田区仲六郷2-44-11 。
参考:障害平等研修フォーラム
<スクーリングの様子〉

3回目

講師・チューターと修了生
◆事業成果◆
DET養成講座の 全日程を修了し、登録ファシリテーターとなった。これはあくまでもスタ ート地点に立ったということであり、これから更に練習と経験を積み、実績と知識を増やし 、障害平等研修の質を保証できる認定ファシリテーターとなる必要がある。
DETフォーラムがすすめるDETの特色の一つは 、ファシリテーターが全員、何らかの機能障害がある障害当事者という点である。当事者が進行役となって、参加者が「障害とは何か」を自ら発見していく発見型学習を進めていくからこそ、当事者の声を聞きながら社会環境を 変えていこうというテーマが際立ってくることを、数回の実習を通して体感した。
養成講座の中で、自らがDET実習を2回企画し参加者を集めて行うプログラムがあった。 DETは、主に非障害者(健常者)に対して行うのが社会変革に繋げていくのに効果的であるが、障害当事者達にも、エンパワメントの観点から非常に有意義な時間になると実感した。
また、知人の行政職員達にもDET実習を行った。障害とは「他の者と平等に社会参加が出来ない差別や排除されている環境や人々の態度のこと」であり、その視点を参加者自らが気 づき獲得し、解決行動を作り上げた。行政機関にとって合理的配慮の提供は、障害者差別解消法にも謳われているように義務となる。しかしながら、障害の「社会モデルの視点」なくしては、彼らにとって合理的配慮の提供は、ただの「思いやり」や「配慮」の観点からでは 【義務でやらされている感】になるのではと危惧するが、差別や排除であると気づく発見型 学習は、非常に効果的であった。
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 200,080円
自己資金 60,000円
合計:260,080円
■支出:
受講料 60,000円(DETファシリテーター養成講座)
旅費交通費 200,080円(スクーリング3回分)
合計:260,080円
◆今後に向けて◆
2020年2月〜4月予定で、居住圏域内にて障害平等研修の初回開催を目指す。
まず、有志の会主催で、居住圏域を対象として企画する勉強会やイベント等でDETを実施したいと考えている。有志のメンバーには相談支援専門員や社会福祉士または事業所職員等、福祉関係者が多いため、そのコネクションを活用し、地元の障害者相談支援センターや福祉系事業所等と協力・連携し、DET実施に繋げていきたい。また、圏域の市議会議員等にも実施に向 けて積極的に発信したり、地元行政や社協等に提案をし、研修実施に繋げたい。
そして地域に根ざした活動をしていくために、DETフォーラムでは、各地のDETファシリテーターと「DETパートナー制度」を進めている。その中で「DET関西」が発足している。その 仲間達と共に、関西圏でDETを広めていきたい 。
自らのファシリテーターの姿を見てもらい、若い障害当事者達がDETファシリテーターを目指し、関西で更に広がっていくことを期待し、活動を展開したいと考える 。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
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三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
2021年07月12日
【助成事業・No.17】一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部
【2021年6月29日付助成決定事業】
◇助成第17号◇
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部(団体・神奈川県)
◇申請事業◇
ろう塾事業

○ろう塾のコンセプト
◇助成決定額◇
292,000円
◇事業の目的・概要・効果等◇
【概要】
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部(以下神聴連青年部)は、仲間づくり・学習づくり・自己啓発の三本柱をもとに活動している。
現在のろう青年層は、ろうアイデンティに明確な指標がなく、見習うべきロールモデルが周りにいない中で、自分の理想と現代社会とのギャップに苦しみ、ろう者であることに自信が持てない状況に置かれている。
そんな若手のろう者に対して、「ろう塾事業」は、ろう者のロールモデルと触れ合う場・若手ろう者同士のコミュニティを提供し、自身のアイデンティティを高めさせることで今後の社会へ貢献できる人材の育成を目標に、2019年度から始めている事業である。
ろう塾SNS
★Facebook:https://www.facebook.com/roujyuku/
★Twitter:https://twitter.com/deaf_roujyuku
★Instagram:https://www.instagram.com/deaf_roujyuku
【目的】
「若手のろう者の人材育成」と「指導者育成」
※資料「ろう塾シラバス」参照
【効果】
日本手話やろう文化等を学びながら企画運営のノウハウを身につけることで、現代社会に貢献できる人材を輩出する。
例:手話講師・講演者・経営者・政治家
<実施体制>
★事業責任者:神聴連青年部役員
・吉田 麻莉(よしだ まり) :代表
・大橋 翼 (おおはし つばさ) :事務局
・村松 佳奈(むらまつ かな) :財務
・近藤 智洋(こんどう ともひろ):広報
・生井 雄大(なまい ゆうだい):学生統括
★ろう学生スタッフ
・河野 赳大(こうの たけひろ):東洋大学
・大石 周 (おおいし めぐる) :筑波技術大学
・鎌本 美涼(かまもと みすず) :鎌倉女子大学
・西脇 将伍(にしわき しょうご):日本社会事業大学
・小間 拓海(こま たくみ) :東北福祉大学
・國富 浩人(くにとみ ひろと) :愛媛大学
・岡 奈々花(おか ななか) :筑波技術大学
一般応募より学生協力スタッフを募集し、企画参加を経て、ろう学生スタッフを選抜した。ろう塾参加者とともに講義等を受けながら企画運営のノウハウを学ぶ。(受付補助、司会・進行、設営補助、撮影補助)
※適宜追加募集を行う
★ろう塾講義・ろう塾ワークショップ
ろう塾のコンセプト(タメル、タカメル・ツヨメル)に沿ったテーマの講師をお呼びし、対面型の講義・グループワークを行う。ろう塾参加者はろうリーダーとしての生き方を学ぶ。
※コロナウイルスの発生状況や自粛要請に応じて、オンラインzoomの開催も検討する
★ろう塾広報
学生スタッフの感想動画・参加者の感想動画を撮影し、S N S(Facebook・Instagram・YouTube・Twitter)で配信することで、ろう塾の事業の紹介を行う。
また、この機会を通して、宣伝効果を高める方法を学生スタッフ自ら思案し実践させ、必要に応じてろう塾スタッフからも助言もすることで、若手ろう者の育成に貢献している。
★人材登用の斡旋・手話指導の場の提供
手話学習者と交流する場にサブ講師として登壇させることで、手話指導の場を設ける。
例 しかく広場(楽しく交流しながらカジュアルに手話を学べる場)
(H P https://place.shikaku.in/)
<実施スケジュール>
※資料「ろう塾シラバス」参照
2021年5月〜2022年3月まで、講義等を開催

○6月25日開催時の写真
◇事業終了・報告提出予定◇
実施期間:2021年4月1日〜2022年3月31日まで
報告書提出予定日:2022年3月31日
◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
◇助成第17号◇
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部(団体・神奈川県)
◇申請事業◇
ろう塾事業
○ろう塾のコンセプト
◇助成決定額◇
292,000円
◇事業の目的・概要・効果等◇
【概要】
一般社団法人神奈川県聴覚障害者連盟青年部(以下神聴連青年部)は、仲間づくり・学習づくり・自己啓発の三本柱をもとに活動している。
現在のろう青年層は、ろうアイデンティに明確な指標がなく、見習うべきロールモデルが周りにいない中で、自分の理想と現代社会とのギャップに苦しみ、ろう者であることに自信が持てない状況に置かれている。
そんな若手のろう者に対して、「ろう塾事業」は、ろう者のロールモデルと触れ合う場・若手ろう者同士のコミュニティを提供し、自身のアイデンティティを高めさせることで今後の社会へ貢献できる人材の育成を目標に、2019年度から始めている事業である。
ろう塾SNS
★Facebook:https://www.facebook.com/roujyuku/
★Twitter:https://twitter.com/deaf_roujyuku
★Instagram:https://www.instagram.com/deaf_roujyuku
【目的】
「若手のろう者の人材育成」と「指導者育成」
※資料「ろう塾シラバス」参照
【効果】
日本手話やろう文化等を学びながら企画運営のノウハウを身につけることで、現代社会に貢献できる人材を輩出する。
例:手話講師・講演者・経営者・政治家
<実施体制>
★事業責任者:神聴連青年部役員
・吉田 麻莉(よしだ まり) :代表
・大橋 翼 (おおはし つばさ) :事務局
・村松 佳奈(むらまつ かな) :財務
・近藤 智洋(こんどう ともひろ):広報
・生井 雄大(なまい ゆうだい):学生統括
★ろう学生スタッフ
・河野 赳大(こうの たけひろ):東洋大学
・大石 周 (おおいし めぐる) :筑波技術大学
・鎌本 美涼(かまもと みすず) :鎌倉女子大学
・西脇 将伍(にしわき しょうご):日本社会事業大学
・小間 拓海(こま たくみ) :東北福祉大学
・國富 浩人(くにとみ ひろと) :愛媛大学
・岡 奈々花(おか ななか) :筑波技術大学
一般応募より学生協力スタッフを募集し、企画参加を経て、ろう学生スタッフを選抜した。ろう塾参加者とともに講義等を受けながら企画運営のノウハウを学ぶ。(受付補助、司会・進行、設営補助、撮影補助)
※適宜追加募集を行う
★ろう塾講義・ろう塾ワークショップ
ろう塾のコンセプト(タメル、タカメル・ツヨメル)に沿ったテーマの講師をお呼びし、対面型の講義・グループワークを行う。ろう塾参加者はろうリーダーとしての生き方を学ぶ。
※コロナウイルスの発生状況や自粛要請に応じて、オンラインzoomの開催も検討する
★ろう塾広報
学生スタッフの感想動画・参加者の感想動画を撮影し、S N S(Facebook・Instagram・YouTube・Twitter)で配信することで、ろう塾の事業の紹介を行う。
また、この機会を通して、宣伝効果を高める方法を学生スタッフ自ら思案し実践させ、必要に応じてろう塾スタッフからも助言もすることで、若手ろう者の育成に貢献している。
★人材登用の斡旋・手話指導の場の提供
手話学習者と交流する場にサブ講師として登壇させることで、手話指導の場を設ける。
例 しかく広場(楽しく交流しながらカジュアルに手話を学べる場)
(H P https://place.shikaku.in/)
<実施スケジュール>
※資料「ろう塾シラバス」参照
2021年5月〜2022年3月まで、講義等を開催

○6月25日開催時の写真
◇事業終了・報告提出予定◇
実施期間:2021年4月1日〜2022年3月31日まで
報告書提出予定日:2022年3月31日
◇助成申請書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
┏────────────────────────────────────────┓
三澤了基金は、活動に賛同いただきました皆さまからの寄付金で
助成および運営しております。
助成事業を申請いただいた際には、ひとつひとつ、
基金設立の主旨に立ち返り、審査をしています。
この基金からの助成は、多くの方々からのご支援をお預かりした”資金”であり、
今後の活動や将来へのステップとなるよう
大きな期待を寄せているということを常に意識して、運営して参ります。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金は、活動に賛同いただきました皆さまからの寄付金で
助成および運営しております。
助成事業を申請いただいた際には、ひとつひとつ、
基金設立の主旨に立ち返り、審査をしています。
この基金からの助成は、多くの方々からのご支援をお預かりした”資金”であり、
今後の活動や将来へのステップとなるよう
大きな期待を寄せているということを常に意識して、運営して参ります。
┗────────────────────────────────────────┛
2021年02月22日
【助成事業報告・No14】新潟市精神障害者自助グループ ココカラ
日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第14号事業の新潟市精神障害者自助グループ ココカラの事業報告書を掲載致します。
◆助成第14号◆
新潟市精神障害者自助グループ ココカラ(団体・新潟県)

パンフレットに掲載されたココカラの紹介
◆申請事業◆
「もうすぐ退院するあなたへ」パンフレット配布及びアンケートト
◆助成支給額◆
189,000円
◆事業担当者◆
内藤 織恵さん(代表)
※申請内容については、助成決定記事をご覧ください。
◆事業の目的・概要・効果等◆
・精神障害当事者目線で作成する「退院の手引き書」について、アンケートを行い、更に良いものを作成する。
・各関係団体に配布する。
・ただ配布しただけでは伝わらないという事が配布してわかっていたので、講演やシンポジウムを行うと効果的であった。(資料としてパンフレットを配布する)
■パンフレット「もうすぐ退院するあなたへ」はこちらからダウンロードできます(PDF)

パンフレット表紙
■アンケート結果こちらからご覧いただけます(PDF)

アンケート結果1ページめ
◆事業時期・内容◆
4月 助成決定
5月 アンケート実施
9月 アンケート結果まとめ
10月 改訂版パンフレット完成
11月 シンポジウム開催
11〜12月 各病院配布・行政へ配布
1月 新潟医療福祉大ゲストティーチャー、ピアサポートについて講演会
◆事業成果◆
どんなに意義のある事をしても、説明しなくては伝わらない事を痛感した。このパンフレットは当事者主体で作成しており、「ピアサポート」の一環である。ピアサポートや相談事業のイベントにて配布する事によってパンフレットの意義をよく理解してもらう事ができた。また、「リカバリーストーリー発表」と一緒にパンフレットを配布するのも効果があった。
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 189,000円
自己資金 840円
合計:189,840円
■支出:
パンフレット印刷代 60,500円(1,000部)
事務用品 21,811円
郵送料 85,529円
ガソリン代 7,000円
配布日当 10,000円
雑費 5,000円
合計:189,840円
◆今後に向けて◆
半分以上は配布済みだが、残っているものを効果的に使いたい。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
助成第14号事業の新潟市精神障害者自助グループ ココカラの事業報告書を掲載致します。
◆助成第14号◆
新潟市精神障害者自助グループ ココカラ(団体・新潟県)

パンフレットに掲載されたココカラの紹介
◆申請事業◆
「もうすぐ退院するあなたへ」パンフレット配布及びアンケートト
◆助成支給額◆
189,000円
◆事業担当者◆
内藤 織恵さん(代表)
※申請内容については、助成決定記事をご覧ください。
◆事業の目的・概要・効果等◆
・精神障害当事者目線で作成する「退院の手引き書」について、アンケートを行い、更に良いものを作成する。
・各関係団体に配布する。
・ただ配布しただけでは伝わらないという事が配布してわかっていたので、講演やシンポジウムを行うと効果的であった。(資料としてパンフレットを配布する)
■パンフレット「もうすぐ退院するあなたへ」はこちらからダウンロードできます(PDF)

パンフレット表紙
■アンケート結果こちらからご覧いただけます(PDF)

アンケート結果1ページめ
◆事業時期・内容◆
4月 助成決定
5月 アンケート実施
9月 アンケート結果まとめ
10月 改訂版パンフレット完成
11月 シンポジウム開催
11〜12月 各病院配布・行政へ配布
1月 新潟医療福祉大ゲストティーチャー、ピアサポートについて講演会
◆事業成果◆
どんなに意義のある事をしても、説明しなくては伝わらない事を痛感した。このパンフレットは当事者主体で作成しており、「ピアサポート」の一環である。ピアサポートや相談事業のイベントにて配布する事によってパンフレットの意義をよく理解してもらう事ができた。また、「リカバリーストーリー発表」と一緒にパンフレットを配布するのも効果があった。
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 189,000円
自己資金 840円
合計:189,840円
■支出:
パンフレット印刷代 60,500円(1,000部)
事務用品 21,811円
郵送料 85,529円
ガソリン代 7,000円
配布日当 10,000円
雑費 5,000円
合計:189,840円
◆今後に向けて◆
半分以上は配布済みだが、残っているものを効果的に使いたい。
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
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三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
┗────────────────────────────────────────┛
三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2020年08月10日
【助成事業報告・No13】車いす登山&アクティビティプロジェクト実行委員会
日頃より、三澤基金の運営へのご協力ありがとうございます。
助成第13号事業の車いす登山&アクティビティプロジェクト実行委員会の事業報告書を掲載致します。
◆助成第13号◆
車いす登山&アクティビティプロジェクト実行委員会(団体・大分県)
◆申請事業◆
車いす登山&アクティビティプロジェクト
◆助成支給額◆
56,072円
◆事業担当者◆
橋本 剛さん(代表)
※申請内容については、助成決定記事をご覧ください。
◆事業の目的・概要・効果等◆
助成決定記事をご覧ください。
◆事業時期・内容◆
助成報告書をご覧ください。
こちら(PDF)
◆事業成果◆
実際に車いすでの登山を行い無事安全に久住山頂まで行くという日本では前代未聞の挑戦(頸髄損傷者では異例)のことを実現する事ができました。
多くの方にご協力いただき障がいがあっても山登りやアクティビティを諦めることなく楽しめるということを大分県の方々に知ってもらいOBS大分放送さんや各新聞社さん等の協力のもと、車いす登山風景や素晴しいドローン映像を放送していただき多くの人に感動を与えることができました。また、事業を通して障がいに対しての理解や協力者も多く増え、今後も九州にて車いすアクティビティを普及していく為、の第一歩を踏み出すことができました。

写真:OBS大分放送の密着映像より
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 56,072円
(70,000円の助成だったが、残金を返金)
■支出:
@車いすで久住山 山頂へ!
2018年10月08日(月)本番当日HIPPOcampレンタル費用
・HIPPOcampeレンタル費用:15,000円
・消費税:1,200円
・往送料:4,752円
・復送料 4,752円
合計:25,704円
AOBS大分放送(旬感3ch)へのPR出演時
2018年10月24日(水)HIPPOcampeレンタルにかかる往復送料
・HIPPOcampeレンタル費用:無料
・往送料:4,752円
・復送料:5,616円
合計:10,368円
Bイベントチラシ原稿作成費
・2,000円×2P×5H=20,000円
合計:20,000円
支出合計:@+A+B=56,072円
◆今後に向けて◆
現在、平成30年度 観光庁受託事業「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化事業」 山岳観光資源を活かしたユニバーサルツーリズム(UT)推進人材育成事業へ参加受講し、長野県や世界の取り組みを大分県、九州全域で広め活動するために自費経費で毎月長野へ出張し、勉強させていただいています。
今後も多くの障がいをお持ちの方々が楽しめる車いすアクティビティの普及活動に力を入れていきたいと思います。また、若手当事者リーダーとしても成長できるよう精進していきたいと思います。
■地域の観光産業を担う中核人材育成講座を全国10大学で開講!
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/jinzai/ikusei-kouza.html
■ユニバーサルフィールド・コンシェルジュ(UFC) の養成講座
https://www.shinshu-u.ac.jp/project/ufc/
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
助成第13号事業の車いす登山&アクティビティプロジェクト実行委員会の事業報告書を掲載致します。
◆助成第13号◆
車いす登山&アクティビティプロジェクト実行委員会(団体・大分県)
◆申請事業◆
車いす登山&アクティビティプロジェクト
◆助成支給額◆
56,072円
◆事業担当者◆
橋本 剛さん(代表)
※申請内容については、助成決定記事をご覧ください。
◆事業の目的・概要・効果等◆
助成決定記事をご覧ください。
◆事業時期・内容◆
助成報告書をご覧ください。
こちら(PDF)
◆事業成果◆
実際に車いすでの登山を行い無事安全に久住山頂まで行くという日本では前代未聞の挑戦(頸髄損傷者では異例)のことを実現する事ができました。
多くの方にご協力いただき障がいがあっても山登りやアクティビティを諦めることなく楽しめるということを大分県の方々に知ってもらいOBS大分放送さんや各新聞社さん等の協力のもと、車いす登山風景や素晴しいドローン映像を放送していただき多くの人に感動を与えることができました。また、事業を通して障がいに対しての理解や協力者も多く増え、今後も九州にて車いすアクティビティを普及していく為、の第一歩を踏み出すことができました。
写真:OBS大分放送の密着映像より
◆経費収支内訳◆
■収入:三澤基金助成金 56,072円
(70,000円の助成だったが、残金を返金)
■支出:
@車いすで久住山 山頂へ!
2018年10月08日(月)本番当日HIPPOcampレンタル費用
・HIPPOcampeレンタル費用:15,000円
・消費税:1,200円
・往送料:4,752円
・復送料 4,752円
合計:25,704円
AOBS大分放送(旬感3ch)へのPR出演時
2018年10月24日(水)HIPPOcampeレンタルにかかる往復送料
・HIPPOcampeレンタル費用:無料
・往送料:4,752円
・復送料:5,616円
合計:10,368円
Bイベントチラシ原稿作成費
・2,000円×2P×5H=20,000円
合計:20,000円
支出合計:@+A+B=56,072円
◆今後に向けて◆
現在、平成30年度 観光庁受託事業「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化事業」 山岳観光資源を活かしたユニバーサルツーリズム(UT)推進人材育成事業へ参加受講し、長野県や世界の取り組みを大分県、九州全域で広め活動するために自費経費で毎月長野へ出張し、勉強させていただいています。
今後も多くの障がいをお持ちの方々が楽しめる車いすアクティビティの普及活動に力を入れていきたいと思います。また、若手当事者リーダーとしても成長できるよう精進していきたいと思います。
■地域の観光産業を担う中核人材育成講座を全国10大学で開講!
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/jinzai/ikusei-kouza.html
■ユニバーサルフィールド・コンシェルジュ(UFC) の養成講座
https://www.shinshu-u.ac.jp/project/ufc/
◇助成報告書はこちらからご覧いただけます(PDF)◇
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三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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三澤了基金では、多くの方々の賛同と支援をいただきながら、
新しい時代を担う次世代の障害者リーダーを育てるための事業を募集しております。
今後とも皆様のご支援、そして積極的なご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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