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もう間に合わないと諦めてしまう[2008年03月04日(Tue)]
Q:もう間に合わないと諦めてしまう
A:「セカンドウインド」「ワーカーズハイ」まで続けてみる


 もう間に合わないと不安がよぎった時は、人生の小さな分岐点に立っているのです。ここで諦めてしまうか、何とかやりとげてしまうかが分かれ目となります。その積み重ねが、やがて大きな差となって現れます。

 その差は、単に技量や能力だけの問題とも思えません。本人の気質や性格の問題として片付けるのも乱暴すぎます。むしろ「ある特別な『身心』の状態」になれるかどうか、それまで「自分を信じて続けてみる習慣」があるかないかの問題に思えます。

 あえて「心身」ではなく「身心」と書いたのは、心(あたま)よりも身(からだ)の方が大切だと考えているからです。「禅」でも、同じ意味を込めて「身心」と書くように教えています。

 ところが、現代人は、とかく「からだ」よりも「あたま」の方が大切だと考えがちです。「からだ」が悲鳴を上げる前に、「あたま」が悲鳴を上げてしまいます。運動部で練習に耐えたことがある方なら「肉体的な限界」よりも「精神的な限界」の方が先に感じられることを体感しているでしょう。「あたま」でっかちの人ほど、「からだ」が動かず、行動が停滞しがちになるのも同じ理由に思えます。

 間に合わないと諦めてしまう状態も、まさに「頭でっかち」の人によく見られる症状でしょう。まずは、考える前に行動して持続する習慣と、持続して成し遂げた体験に欠けているのです。

 長距離走を楽しむランナーなら、「セカンドウインド」という言葉をよくご存知のはずです。走り始めてしばらくは呼吸が苦しく、とても長くは走れないと感じます。しかし、「長距離のランニングで、走りだして15分ぐらいたつと心搏(しんぱく)数や血圧が安定して楽になる状態(小学館「大辞泉」より)に至るのです。「酸素の需要量と供給量のバランスがとれた状態」になれば「快適にランニングなどを継続することができる(三省堂「大辞林」より)」わけです。

 つまり、「からだ」がその気になるには一定の時間がかかり、そこまでは辛いのが常なのです。しかし、しばらく「からだ」を動かしているうちに、あるところからは、その気になった「からだ」が自然に動いてくれるようになるのです。

 似たようなスポーツ用語で、「ランナーズハイ」という言葉もあります。これは「長時間のランニングなどの際に経験される陶酔状態(大辞泉)」「ランニングの途中で、苦しさが消え、爽快な気分になる現象(大辞林)」を表わします。

 「からだ」がその気になれば、不思議と「こころ」までが爽快になり、ますます長く続けられる。どうやら、私たちの「からだ」と「こころ」は、とてもシンプルで合理的な仕組みで、設計されているようです。

 何より素晴らしいことには、時間や程度の差こそあれ、走り続けさえすれば、誰にでも「セカンドウインド」や「ランナーズハイ」は訪れるということです。そして、その喜びを知れば、さらに走り続けることができますし、さらに爽快な気分も味わえる、楽しいスパイラル効果が生まれるのです。

 これは、もちろん、締め切りのある仕事やライフワークにも通じる話でしょう。「ランナーズハイ」転じて「ワーカーズハイ」と呼んでも良さそうです。

 間に合わないと諦めている人は、「セカンドウインド」や「ランナーズハイ」の状態を知る前に「走るのをやめてしまったランナー」のように見えます。あと5分続けて走るだけで=もう一踏ん張り仕事を続けるだけで、これまで味わったことの無い感覚を知ることができたかもしれないのに、本当にもったいないことです。

 しかし、「ランナーズハイ」を知らない「万年途中リタイアのランナー」が「ランニングの達人」を見れば、「何が楽しくて毎日ランニングしているんだ」としか思えないでしょう。これは「ワーカーズハイ」を知らない人が「仕事の達人」を見れば、「何が楽しくて毎日仕事を繰返しているんだ」と思うのに似ています。

 一方、「ランナーズハイ」を知っている達人から見れば、なぜ「こんなに気持ちが良いのに、毎日走らないでよく我慢をしているな」と、途中リタイア組を可哀想に思っているはずです。

 私が尊敬する縁者には、まさに「仕事が道楽」で毎日楽しくてしょうがないという人生の達人がたくさんいらっしゃいます。いつも、楽しそうに仕事をしていて、いつ寝ているんだと不思議に思うほどです。そして、ここぞという時には、休みもとらず、一晩や二晩の徹夜だって平気です。

 この状態こそ「ワーカーズハイ」です。

 残念ながら「この感覚」は、いくら達人が言葉で伝えたところで伝わりません。本人が「見る前に跳ぶ」感覚で目の前のレースに参加し、最初は苦しくとも、たとえマイペースでも、とにかく「続けること」で初めて実感できるのです。その爽快感や、完走した時の達成感を、「からだ」で実感できれば、途中で諦めてしまう「もったいなさ」を「あたま」も理解することでしょう。


Posted by 久米 信行 at 10:41 | 第一章ルーティン編 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

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Posted by:中国人出会い  at 2009年08月19日(Wed) 14:12

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