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経済的な理由で行動できない[2008年06月29日(Sun)]
Q:経済的な理由で行動できない
A:経済は大切。しかし今ほどお金に困らない時代はない。


「教育など、自分に投資したくともお金が」
「転職するにも、起業するにも元手がいる」

 何をするにもお金は必要です。やりたいことを始めるために必要なお金を工面することが重要なことは疑うまでもありません。

 しかし、今の日本は、お金の面でも大変恵まれているのです。戦後、焼け野原から、学歴も資金もないままに裸一貫で商売を始めた先人が見たら、現代は「自己実現の楽園」に見えるでしょう。

 まずは、教育と自己投資に必要なお金について考えてみましょう。経済的な制約が10年前20年前よりも、はるかに少なくなっていることに気づくはずです。

1)図書館、博物館、美術館などの公共施設の充実

 まずは、図書館に行けば、古今東西の名著を無料で読むことができます。大企業に勤めながら、毎朝の早朝通勤時間に図書館で借りた本を毎日読んでは書評をネット配信した達人もいます。要職にありながら数多くの著書は出版して、大学の先生にまでなった松山しんのすけさんです。

 また、博物館や美術館に数千円の年会費を払って友の会員になれば、百年前なら王侯貴族しか見られなかった世界の至宝や国宝に毎日でも触れて、感性を磨くこともできます。ただ、そのありがたさを知らない人や、実践している人が少ないだけなのです。

2)インターネットで居ながらにして情報収集

 さらに、今や世界でも一番安いと言われるインターネット環境を活用しない手はありません。それこそ、世界中の新聞や雑誌の情報はもちろんのこと、専門家や有識者のメールマガジンやブログをほとんど無料で読むことができます。

 それどころか、マスメディアの発行人や、先生と呼ばれるような人に、直接メールをしたりコメントをしたりすることまで許されているのです。私も経験がありますが、まともな意見を礼儀正しく伝えれば、思いがけず返信をいただけることや、交遊が始まることも少なくないのです。

3)学会や勉強会で低コストで一流の人材と交流

 わざわざ大学やビジネススクールに通わずとも、自分が関心のあるテーマの学会や勉強会を探すことは難しくありません。そこに行けば、様々な大学や企業から集まった前向きで優れた先駆者の方々と直接交流して、学び合うことができるのです。

 もし10年前に経営情報学会に入れていただかなかったら、ネットで知り合った方々が主宰する様々な勉強会に参加していなかったら、今の私は無いはずです。せいぜい、年1〜数万円のコストしかかかりませんから、大学に通う百分の一のコストです。月1〜数回の会合なら時間的な負担にもならないでしょう。
 

 こうして、自己投資や研鑽の成果が現れたら、転職や起業をしたくなる人もいるでしょう。そんな時も、昔では考えられなかったような、省マネーの経済的工夫ができることに注目です。

1)安価で便利な外部サービスを活用する

 例えば、インターネットのアフィリエイト・ドロップシッピングなどの便利なサービスを使えば、今の仕事を続けながらお手軽な副業や起業もできます。在宅で就業時間外に、社員も雇わず、在庫も仕入れず、即ちお金をかけずにひとりで商売できる仕組みが用意されているのです。

 また、もう少し本格的に仕事を始めるにしても、インターネットの電子商店・ブログ・メルマガなどの情報発信・広告宣伝・営業サービスや、宅急便などの物流サービス、クレジットや代引きなどの決済サービスを活用できます。昔のようにヒト、モノ、カネを使わなくとも、素早く効果的に起業して、経営できるのです。

2)夫婦で稼げるならば、片方で固定収入を得る。

 昔に比べて、夫婦とも高学歴で高収入の仕事についているケースも増えているはずです。また、大家族の子だくさんで、育児や家事に忙殺されることもないでしょう。

 ならば、夫婦のうち安定的に高収入が得られそうな方が、家計を支える固定収入を得て、もう一人が大胆な転職や起業をすることもできます。そうすれば、転職や起業にも、ある程度安心できて大胆に挑めるはずです。またつとめを続けながら家計を支える方も、伴侶の挑戦を支援すれば、組織勤めだけでは得られない満足が得られるはずです。

3)住宅に対する考え方を変える

 勤め先の信用で住宅ローンを組んで家を持つと、あとあと大変なので、あえて避ける若い人が増えています。定年時の退職金でローンを返済するまで、会社の言いなりになることを嫌っているわけです。銀行に勤めている友人でさえ、あえて有利な社内金融制度を使わないと言っているほどです。

 例えば、家はローンを組んで買わずに賃貸で済ますと考えただけで、人生の選択肢もお金の使いみちも変わってきます。さらに少子化で、家持ちの一人っ子同士で結婚すれば、ローンを組むどころか、家を一つ売っても良いケースまであるでしょう。 


 つまり、うまく知恵を使えば、自己投資にも転職・起業にも、昔ほどお金が必要ないのです。

 とは言え、転職や起業など「夢を追うこと」を真剣に考えている人なら、今も昔も若いうちの積立が欠かせません。生活や自己投資のコストを抑えて、その分コツコツと積み立てて「夢の原資」を貯めておく必要があるでしょう。

 ここでも、現代はただ積立貯金をするだけではなく、10年後20年後に伸びそうな企業数社の株式を、毎月少しずつ積み立てる「るいとう」を活用することもできます。有望な企業を選び投資する勉強と、日々の細かい株価の動きを忘れる心の訓練は、きっと、金融資産と知的精神的資産を同時に殖してくれることになるでしょう。

 もしも、こんなに恵まれた中でも「経済的な理由で行動できない」というなら、それは「新しい現実」を知らない勉強不足、わかっていてもできない勇気不足としか言いようがないのです。



Posted by 久米 信行 at 18:03 | 第三章キャリア編 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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